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Yamareco

記録ID: 633048
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

残雪期鳳凰三山

2015年05月02日(土) ~ 2015年05月03日(日)
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天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
いつものように特急は使わず各停で韮崎に向かう。韮崎から期間限定登山バス(1700円)を使い青木鉱泉にいきそこから、ドンドコ沢ルートを使い鳳凰小屋にむかった。
コース状況/
危険箇所等
◇青木鉱泉〜鳳凰小屋
 沢沿いを行った。残雪は2100メートル位までなしだった。
 このドンドコ沢コースは基本的に、沢沿いを進む為各所で滝(南精進ノ滝、鳳凰ノ滝、白糸ノ滝、五色ノ滝)を登山道脇にある小道入り傍観し登山道に戻るパターンなので、滝を見ながら歩けるので急登で肉体的にはとてもきついが、精神的には楽しめるコースだった。

景色を眺めながら休憩や間食も多々入れ、超超スローペースでいっていたが、鳳凰の滝分岐点を過ぎた辺りで地図で確認したところもう14時30分過ぎだというにまだ半分も到達してなようだったので、失った時間を取り戻すように間食も休憩もせず飛ばしに飛ばした。
このコースは整備が行き届いていないのでヘッドライトだと心もとなく、日没前に何とか鳳凰小屋まで到着したかったので飛ばしに飛ばした。かなり心拍数もあがりしんどかった。

こうなる前にもっと早い段階でペースあげるべきだったと後悔し猛反省した。

登山道は赤テープやペンキがありはっきり登山道と判断がつく場所と全くそうではない場所があり、そうではない場所で何度か道迷いをしてその都度携帯のGPSを便りに藪こぎし道の修正を余儀なくした。
(まだまだ登山者が少なく整備が行き届いていないこの時期のドンドコ沢コースは、
赤テープやペンキはありますが、樹林帯で見失いやすく、迷いやすい地形です。
 地図とGPSが無いのであれば、迷う恐れがあります。)

何とか小屋一歩手間でバスで一緒だったので他のメンバーたちに追いつく事が出来5時位には、鳳凰小屋に到着した。

残雪は標高2100メートル手前から出てきたのだが、リュックから雪靴を出し更にアイゼンを付けるのが面倒だったので結局最後の鳳凰小屋まで夏靴で登り通した。
代償に夏靴と靴下がぐっしょり濡れてしまった。
(残雪を見たらトラバース箇所や急登り箇所もありったりするので、ここは冬靴とアイゼンを履いた方が難儀しないと思う。)

その日は鳳凰小屋にテント泊し
翌朝三山のピークを踏み鳳凰小屋に戻るイメージで最初に地蔵岳に向かった。
◇鳳凰小屋〜地蔵岳
 残雪の急登だった。雪はくさっていたのだが朝型だったので、しまっていてそれほど苦労しなかった。苦労といえば、途中から残雪がなくなりいきなり砂地にはいりずるずると足がすべり苦労した。 (ここでもアイゼンは装着しなかった。)
◇地蔵岳〜観音岳
多少のアップダウンはするが基本稜線歩きだった。ほとんどが砂地でところどころ残雪があったがアイゼンを使うまでなかった。
◇観音岳〜薬師岳
 気持ちの良い稜線歩き。残雪はなく砂地だった。八ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、白根三山と、とても展望もよく歩いていて退屈することはなかった。

◇稜線近道〜鳳凰小屋
 しばらくは樹林帯の急登下り。残雪は朝早くはおそらく凍結していて大変だとと思うが、僕のとおった時間帯の11時ごろは、ほどよく溶けてアイゼンをつけるほどではなかった。
小屋近くまで降り、きた道をふりかえるとかなりの急登だった。
(このルートは、足場もわるいので不慣れであればお勧めはしません。)


鳳凰小屋からは前日通ったドンドコ沢は使わずに御座石コースで下山した。

◇御座石コース(鳳凰小屋〜御座石温泉)
雪は鳳凰小屋から燕頭山山頂の手間途中まであった。
歩幅程度しかない雪のトラバース道が多数あり木の橋が古くなっていたりと少し怖かったが、アイゼンなしで行った。凍結箇所もいくつかあったのであった着けたほうが安心かもです。
最後の45分くらいは、治山工事のためロープが張られ整備がしっかり行き届いている道で、そこを通って御座石温泉まで下山した。
GW後半戦初日と言うことで劇コミの車内、
けちって特急を使わなかった事を死ぬほど後悔した。
2015年05月02日 07:15撮影 by  C1440W, GE
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5/2 7:15
GW後半戦初日と言うことで劇コミの車内、
けちって特急を使わなかった事を死ぬほど後悔した。
登山バス
2015年05月02日 09:47撮影 by  C1440W, GE
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5/2 9:47
登山バス
青木鉱泉
2015年05月02日 10:56撮影 by  C1440W, GE
5/2 10:56
青木鉱泉
沢沿いを進む
2015年05月02日 12:04撮影 by  C1440W, GE
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沢沿いを進む
南精進ノ滝
2015年05月02日 13:54撮影 by  C1440W, GE
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5/2 13:54
南精進ノ滝
2015年05月02日 13:55撮影 by  C1440W, GE
5/2 13:55
登山道は荒れていて、何度か思いっきりみち迷いし、藪こぎして登山道に戻る。
2015年05月02日 14:59撮影 by  C1440W, GE
5/2 14:59
登山道は荒れていて、何度か思いっきりみち迷いし、藪こぎして登山道に戻る。
2015年05月02日 15:13撮影 by  C1440W, GE
5/2 15:13
五色ノ滝
2015年05月02日 15:45撮影 by  C1440W, GE
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五色ノ滝
2015年05月02日 16:17撮影 by  C1440W, GE
5/2 16:17
2100メートル位から残雪が現れる
2015年05月02日 16:30撮影 by  C1440W, GE
5/2 16:30
2100メートル位から残雪が現れる
鳳凰小屋到着。テントを張る
2015年05月02日 18:08撮影 by  C1440W, GE
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5/2 18:08
鳳凰小屋到着。テントを張る
夜飯
2015年05月02日 18:40撮影 by  C1440W, GE
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5/2 18:40
夜飯
アルファ米の五目ごはん。これが今まで食べたアルファ米シリーズの中では旨かった。
2015年05月02日 18:50撮影 by  C1440W, GE
5/2 18:50
アルファ米の五目ごはん。これが今まで食べたアルファ米シリーズの中では旨かった。
2015年05月03日 04:37撮影 by  C1440W, GE
5/3 4:37
朝飯中
2015年05月03日 04:56撮影 by  C1440W, GE
5/3 4:56
朝飯中
鳳凰小屋〜地蔵岳間は急斜面
2015年05月03日 06:31撮影 by  C1440W, GE
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鳳凰小屋〜地蔵岳間は急斜面
砂地になる
2015年05月03日 06:41撮影 by  C1440W, GE
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砂地になる
オベリスク
2015年05月03日 07:00撮影 by  C1440W, GE
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オベリスク
2015年05月03日 07:19撮影 by  C1440W, GE
5/3 7:19
2015年05月03日 07:38撮影 by  C1440W, GE
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5/3 7:38
観音岳方面
2015年05月03日 07:56撮影 by  C1440W, GE
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5/3 7:56
観音岳方面
ふりかえるとオベリスク
2015年05月03日 08:16撮影 by  C1440W, GE
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5/3 8:16
ふりかえるとオベリスク
観音岳
2015年05月03日 08:56撮影 by  C1440W, GE
5/3 8:56
観音岳
白根三山
2015年05月03日 09:10撮影 by  C1440W, GE
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5/3 9:10
白根三山
薬師岳
2015年05月03日 09:28撮影 by  C1440W, GE
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薬師岳
富士山
2015年05月03日 09:34撮影 by  C1440W, GE
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5/3 9:34
富士山
仙丈ヶ岳
2015年05月03日 09:54撮影 by  C1440W, GE
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仙丈ヶ岳
鳳凰小屋ヘのショート道
2015年05月03日 11:07撮影 by  C1440W, GE
5/3 11:07
鳳凰小屋ヘのショート道
鳳凰小屋テント場到着
2015年05月03日 11:19撮影 by  C1440W, GE
5/3 11:19
鳳凰小屋テント場到着
下山する
2015年05月03日 12:58撮影 by  C1440W, GE
5/3 12:58
下山する
2015年05月03日 13:05撮影 by  C1440W, GE
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2015年05月03日 13:14撮影 by  C1440W, GE
5/3 13:14
燕頭山
2015年05月03日 14:31撮影 by  C1440W, GE
5/3 14:31
燕頭山
旭岳
2015年05月03日 14:51撮影 by  C1440W, GE
5/3 14:51
旭岳
下界は
すっかり春であった
2015年05月03日 16:33撮影 by  C1440W, GE
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下界は
すっかり春であった
温泉到着
2015年05月03日 16:34撮影 by  C1440W, GE
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温泉到着
韮崎駅前
2015年05月03日 18:37撮影 by  C1440W, GE
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韮崎駅前
撮影機器:

感想

テントをいれたバックパックはパンパンでとても重く最後はかなりバテてしまいなん度も休憩した、最終のバスにひょっとしたら間に合わないかも思ったのだが、ひとまず間に合い大事に至らなかった。
人様に胸をはって言えるような山岳歴は未だなしだが、僕なりに過去何回か記憶に残るしんどかった経験がいくつかあって今回もそれに同等もしくは近かった。
テント泊をされる方はほとんどの方は鳳凰小屋からみて一番端の薬師岳にいかずパスするパターンが多いのだがこの苦しみを思うと納得である。

まあテント泊経験値が低い僕には、いい経験になった。

つぎは、カヌーでとある湖を縦断しようかと思っています。
とその前にテントもってタクラマカン砂漠トレーニングで九十九里浜徒歩縦断をやるかもです。

こうご期待下さい。
ではまたー🎵

感想はブログにて
URL: http://blogs.yahoo.co.jp/junjisugoizo/13990686.html

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