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Yamareco

記録ID: 6330575
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

八方尾根(強風により唐松岳頂上山荘付近で撤退)

2024年01月02日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:18
距離
8.4km
登り
876m
下り
865m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:24
休憩
0:54
合計
5:18
距離 8.4km 登り 876m 下り 875m
9:09
13
9:22
9:23
8
9:31
5
9:36
9:37
6
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16
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65
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54
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24
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14
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7
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9
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10
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0
14:27
八方池山荘駅
天候 晴天・風あり(稜線は爆風)
過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
長野駅まで高速バス→長野駅からレンタカーで八方第3駐車場へ
コース状況/
危険箇所等
八方池山荘→稜線(唐松岳頂上山荘)
・踏み固まっていない箇所は膝くらいまで埋まる
・上部は踏み跡が消失
・雪庇やトラバースに注意
・稜線直前は特に道が狭い

稜線(唐松岳頂上山荘付近)
・黒部峡谷側から爆風が吹き上げる
・一部で雪庇が発達
その他周辺情報 【白馬八方温泉】pH11アルカリ泉
郷の湯・八方の湯など

【飲食・物販】
兎平駅・八方駅や駐車場付近に多数
八方第3駐車場に車を停めてゴンドラ八方駅へ。
2024年01月02日 06:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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八方第3駐車場に車を停めてゴンドラ八方駅へ。
乗車券の販売開始は7時半。
少しだけ安全確認の時間を設けてから始まりました。
八方池山荘前まで全3台の往復。
2024年01月02日 07:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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乗車券の販売開始は7時半。
少しだけ安全確認の時間を設けてから始まりました。
八方池山荘前まで全3台の往復。
ゴンドラで兎平駅まで行き、2台目はリフト。
八方池山荘のお手洗いは使えないので、お手洗いはここが最後。
2024年01月02日 08:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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ゴンドラで兎平駅まで行き、2台目はリフト。
八方池山荘のお手洗いは使えないので、お手洗いはここが最後。
黒菱駅で最後の乗り継ぎ。
2024年01月02日 08:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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黒菱駅で最後の乗り継ぎ。
八方池山荘へ。お手洗いは使えない。
2024年01月02日 08:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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八方池山荘へ。お手洗いは使えない。
ここで装備を整えて出発。
2024年01月02日 09:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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ここで装備を整えて出発。
登っている人は多いけれど、ほとんどがバックカントリー。
登山だけの人は見た感じ10人いるかどうか。
2024年01月02日 09:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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登っている人は多いけれど、ほとんどがバックカントリー。
登山だけの人は見た感じ10人いるかどうか。
しっかり踏み固まっている箇所もあれば、そうではなく埋まるところも。
埋まって膝くらい。
2024年01月02日 09:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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しっかり踏み固まっている箇所もあれば、そうではなく埋まるところも。
埋まって膝くらい。
八方池の第3ケルン。
不帰ノ嶮曲と喫、不帰キレット、天狗の大下り、天狗の頭。
2024年01月02日 09:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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八方池の第3ケルン。
不帰ノ嶮曲と喫、不帰キレット、天狗の大下り、天狗の頭。
八方池と天狗の頭、白馬三山。
2024年01月02日 09:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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八方池と天狗の頭、白馬三山。
登っていく道の景色がいい。
2024年01月02日 09:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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登っていく道の景色がいい。
林は健在。
2024年01月02日 09:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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林は健在。
先行する人は右に逸れていくけれど、自分は直登。
2024年01月02日 10:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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先行する人は右に逸れていくけれど、自分は直登。
丸山ケルン周辺は風で飛んだのか雪が薄い。
2024年01月02日 11:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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丸山ケルン周辺は風で飛んだのか雪が薄い。
振り返れば雲海。
2024年01月02日 11:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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振り返れば雲海。
先行者の踏み跡が無くなってしまった。
風で消えたのか。道が間違っているのか。
2024年01月02日 11:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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1/2 11:16
先行者の踏み跡が無くなってしまった。
風で消えたのか。道が間違っているのか。
トラバース気味に踏み跡が残っている区間もあったけれど、自分は直登。
2024年01月02日 11:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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トラバース気味に踏み跡が残っている区間もあったけれど、自分は直登。
雪煙が激しい。稜線は近い。
2024年01月02日 11:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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雪煙が激しい。稜線は近い。
立山や剱岳が見える。
2024年01月02日 12:04撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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立山や剱岳が見える。
唐松岳山頂がすぐそこに見えるが風で進めない。
2024年01月02日 12:07撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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唐松岳山頂がすぐそこに見えるが風で進めない。
黒部方面から爆風が吹き上がる唐松岳山頂
2024年01月02日 12:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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黒部方面から爆風が吹き上がる唐松岳山頂
志賀高原や浅間山も晴れている様子。
2024年01月02日 14:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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志賀高原や浅間山も晴れている様子。
八方池と不帰キレット
2024年01月02日 14:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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八方池と不帰キレット
八方池・天狗の頭・白馬三山
2024年01月02日 14:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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1/2 14:03
八方池・天狗の頭・白馬三山
鹿島槍ヶ岳と五竜岳
2024年01月02日 14:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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鹿島槍ヶ岳と五竜岳
白馬三山・小蓮華山・白馬乗鞍岳
2024年01月02日 14:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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1/2 14:06
白馬三山・小蓮華山・白馬乗鞍岳
八方ケルンの顔
2024年01月02日 14:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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1/2 14:08
八方ケルンの顔
雲海が晴れてきた。
2024年01月02日 14:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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1/2 14:18
雲海が晴れてきた。
八方池山荘駅まで無事に帰ってきた。
2024年01月02日 14:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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八方池山荘駅まで無事に帰ってきた。
雪崩を目撃することなく下りられたのはよかった。
2024年01月02日 14:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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1/2 14:35
雪崩を目撃することなく下りられたのはよかった。
ラーメン八方美人の醤油ラーメン。
優しい味。
2024年01月02日 15:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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1/2 15:32
ラーメン八方美人の醤油ラーメン。
優しい味。
源泉掛け流しの八方の湯。泉温熱め。
2024年01月02日 15:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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1/2 15:38
源泉掛け流しの八方の湯。泉温熱め。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ ザック 12本爪アイゼン ピッケル ストック 昼ご飯 行動食 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル ヘッドランプ 予備電池 保険証 携帯 時計 サングラス ゴーグル カメラ

感想

八方尾根から唐松岳を目指したものの、稜線に出たら爆風で登頂を断念した記録です。


冬の唐松岳に登ってみたいと思っていたところ、1月2日は晴れ予報。
元日のうちに高速バスで長野駅へ向かって移動を始めたのですが、能登地方で大規模な地震が発生。
北陸に近い白馬周辺も大きく揺れたようで、雪崩のリスクが高まっているとの注意喚起も出ました。

天気予報を見ながら代わりに登れる山を探したのですが、なかなか決められず、とりあえず八方尾根方面に行くだけ行ってみようということで長野駅から移動を始めました。
もし登山口が閉鎖されていたら白馬の山々が見える展望台に行って写真だけ撮って温泉に入って帰ろうという考えです。

白馬八方尾根スキー場に着いてみると、お客さんはしっかりいて、登山者も並んでいる様子。
ゴンドラとリフトも安全確認の時間が少しあったものの、八方池山荘まで動き始めました。
ほとんどが板を履いた人ですが、大勢が上部へ向かって登って行きます。
自分も12本爪アイゼンをつけて唐松岳山頂を目指すことにしました。

登り始めは多くの人がいたはずなのですが、上がるにつれて風に曝されることが多くなり、途中の斜面から滑走していったのか人も段々少なくなっていきました。
そして丸山ケルンに着く頃には踏み跡もほとんど見えなくなってしまいました。風の威力に驚くばかりです。

なるべくトラバースを避けて慎重に進むのですが、稜線に近づくと雪煙が目に見えて多くなっていきました。

辿り着いた稜線は爆風。立山や剱岳の姿は見えるものの、あまり黒部方面を向いていられません。

ここまで来たら山頂はすぐそこだし、風さえ無ければ難なく行けてしまいそう。
風が収まるのを待ちますが、その気配は無し。山頂方面から帰ってくる人の姿も無し。
装備の着脱も難しいし、停滞すれば少しずつ体も冷えてきます。
(それでも風をしっかり凌いでくれたハードシェルの性能には感激しました)

仮にこの状況で山頂を往復できたとしてもあまり嬉しくはないし、何よりここで命を賭けるべきではないよなという気持ちが強くなっていきます。
唐松岳頂上山荘付近で30分ほど待ちましたが、撤退することにしました。

下りの八方尾根も時々強い風が吹きますが、稜線と比べればずっと穏やかです。
空は晴れて鹿島槍ヶ岳や五竜岳、不帰ノ嶮、白馬三山などの堂々たる姿は圧巻だし、雲海に浮かぶ東方面の山々も綺麗です。

山頂を目前にして撤退となったのは悔しいですが、絶景を見ることができたし、雪崩を目撃することもなく安全に下山できたのはよかったです。

ここ数年、登山以外でもたくさん遊びに行かせてもらっている北陸地方周辺。
今年も積極的にお金を使いに行こうと思います。

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