武甲山 〜新緑と彩雲の山行〜

2015年05月05日(火) [日帰り]

• GPS: 05:56
• 距離: 10.6km
• 登り: 1,202m
• 下り: 1,202m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:18
• 休憩: 0:39
• 合計: 5:57

7:39 スタート地点
8:14 8:15 橋立林道終点
9:14 長者屋敷の頭
9:52 9:53 シラジクボとの分岐
10:01 10:22 武甲山
10:44 10:53 シラジクボとの分岐
11:14 11:15 シラジクボ
11:55 12:01 長者屋敷の頭
13:07 橋立林道終点
13:36 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

岩から染み出る清水。
橋立からの林道は綺麗な景色が多いです。

新緑と滝

林道わきに立っている祠。静謐。

登山道に入ります。

目つきが鋭い秩父市熊

雰囲気のある木の橋を渡って対岸へ。ここから九十九折の急登が始まります。

急登を超えると、のどかな稜線。

カントリーロード♪

避難所とか書いてありますが、ここに避難したくないです。

林道から2時間ほどで山頂に着きました。綺麗なトイレがあります。
水に余裕があったら、水洗トイレの水として協力できるようです。

御岳神社にお詣り。無事に登らせていただけたことを感謝しました。

神社前の石碑。駿河大納言忠長の名前があります。
なんで武甲山の山頂に？
ふとシグルイという漫画を思い出しました。この岩の傾き、なんとなく「無明逆流れ」のお姿。

山頂の展望台から。秩父の街が一望。

山頂は肌寒かったです。山頂の温度計で13度くらい。

こちらは第2展望台。二子山などが見えますね。

山頂から降りてきた「シラジクボとの分岐」のところで、彩雲が出ていました。
しばらくベンチに座って観賞しました。10分も持たずに消えてしまったと思います。

帰りは破線コースをとるので、とりあえず小持山方面へくだります。カラマツの森がきれいです。

シラジクボで破線コースへ入ります。

清々しい小道を通り、武甲山の山腹を横断していきます。

破線ルートのビューポイント。両神山がよく見えました。

途中の分岐点は通行止めになっていました。相当に荒れ気味です。

炭焼きの蔵でしょうか？貯蔵庫でしょうか？中で何か光ってるような。

水場に到着しました。有難いです。顔を洗いました。
このすぐ先で橋立方面の登山ルートに合流します。

長い九十九折を下り、登山口が近づいた辺りにある谷川。
秩父らしい渓流です。しばし休憩。

麓から。
武甲山、残り続けてほしい山です。

感想

TK36138

秩父はとても好きな街で何度も行っているのですが、これまで何故か武甲山に登ったことがありませんでした。今回、ようやく登ることが出来ました。

ルートは橋立鍾乳洞からの林道を通って登山道に入るコースを選択しました。車で登山口まで行けるようでしたが、途中の林道も景色が素晴らしそうだったので、林道の脇に車を停めて、そこから歩いていきました。

それなりに急登もありますが、危険な個所はないです。登山道ももっと混んでいるのかと思っていましたが、それほどでもなく静かな山行を満喫できました。
山頂は御岳神社を中心に広々としており、公園と言った感じです。ただ微風があり、ちょっと肌寒かったです。日の当たるベンチで食事をし、すぐに下山しました。

シラジクボとの分岐をわずかに下ったところで空を見上げると、なんと彩雲が出ています。すぐにシラジクボの分岐にあるベンチに戻り、一服しながら彩雲を眺めました。10分も持たずに消えてしまいましたが、縁起の良いものを見たと思い有難い気持ちで下山します。

シラジクボで、右に曲がり破線コースに入りました。このコースは長者屋敷の頭で橋立行きのコースに合流するので、はっきり言えば遠回りですが、武甲山の破線コースを体験しておきたいと思ったので、そちらに向かいました。
結果としてそれほど危険な場所はありませんが、一般道ではないので道幅は狭いです。また、何カ所か崩落気味の箇所もあります。途中の水場は晴天続きのためか水量は多くありませんがきれいな水が出ていました。

そのままゆったり下山をし、登山口付近の谷川のほとりで一休みしました。
まさに秩父、といった感じの谷川です。大きな苔むした岩の間を豊富な水が勢いよく流れていきます。ずっと見ていても飽きそうもない景色です。

秩父市内に戻り、食事をした店の駐車場から武甲山を見ました。
当たり前のようにそこにあります。
これからもずっと、秩父のシンボルとして残り続けてほしいと思いました。