旭岳 夏道尾根コース
- GPS
- 05:13
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 708m
- 下り
- 1,193m
コースタイム
天候 | 終日快晴。噴煙によるガスも少なかった。 標高1800m以降は局地的に北風が強い所あり。 ピークもやや風強いが不快なほどではなかった。 天気概況:はじめは気圧の谷だが、次第に高気圧圏内。 海の波は1m。 上空5000m付近(500hPa)に-30℃の寒気入っていたが次第に抜けていく。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
9時ロープウェイ始発だが、並んでいる人が多いと8:55くらいにロープウェイが出発する。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【ルート状況】 ■旭岳ロープウェイ姿見駅〜旭岳石室 無数のしっかりしたトレースがあり、ラッセル無しで進める。 トレース外すと20〜30cmくらいのラッセル。 途中でガケ尾根(旭岳北尾根)方面に向かうものもあるので、夏道尾根方面へ行きたい場合は注意。 姿見の池を経由して石室へ向かう方が緩やかに登れる。 視界が無いときなど、直線で石室へ向かおうとすると微地形による段差が多いのでちょっと大変。 ■旭岳石室〜旭岳ピーク 標高1800mくらいまではモフモフの雪で岩が隠れておりスキーで登れる。 その先は岩混じりで氷化層も出てくるので、標高1870mでスキーからアイゼンストックに替えて登る。 スキーで登れないことは無いが、凍っているところや岩になんとかエッジを効かせて登っていくことになる。 標高点2065くらいからスキーの人はシートラ(スキーを背負って登る)、ツボ足(登山靴や兼用靴)でステップを切りながら登る人が多かった。 スキーだと登るのが大変だがアイゼンやスノーシューなら比較的楽にピークまで登れる。 南斜面の方が緩く吹き溜まっているのでそちらからトラバース気味にスキーで登る人もいるが、雪崩リスクが大きく、東に行くほど急斜面を登る羽目になるので尾根上付近を登っていくほうがよい。 ピークの標識は雪で埋まってはいないが、樹氷のように氷で覆われていた。 ■旭岳ピーク〜下山 標高1800mくらいまでは氷化層や岩が出ているのでスキーで滑ると、滑走面が傷つくだろう。 南斜面に少し入れば雪の層もあるので比較的スキーで滑りやすいだろうが、視界が無いと迷いやすいので注意。 姿見駅からのスキーコースは中級コースを選択。 途中、標高1410mくらいで登り返しが発生するのでカニ歩きかスキーを脱いで登る必要あり。 それでも、標高差500m、全長4kmの針葉樹林帯をスキーで滑るのは楽しい(*^^*) ■その他 8時半前に旭岳ロープウェイ駐車場に到着。車は10台ほどしか停まっておらずまだまだ余裕があった。 9時ロープウェイ始発だが、並んでいる人が多いと8:55くらいにロープウェイが出発する。 14時半に下山して日帰り温泉で湧駒荘へ。 昼ごはん兼晩御飯は旭川駅前のイオンのグランファームビュッフェへ。120分食べ放題2,000 円未満なのはすごい! 下山時間がランチタイムが外れて微妙な時間で、お正月時で開いているお店が分からないけど、たくさん食べたかったのでよかったです。 |
その他周辺情報 | 14時半に下山して日帰り温泉で湧駒荘へ。 昼ごはん兼晩御飯は旭川駅前のイオンのグランファームビュッフェへ。120分食べ放題2,000 円未満なのはすごい! 下山時間がランチタイムが外れて微妙な時間で、お正月時で開いているお店が分からないけど、たくさん食べたかったのでよかったです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
靴
ザック
アイゼン
ビーコン
スコップ
ゾンデ
行動食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ヘルメット
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感想
2024年初登山は北海道最高峰 旭岳へ!快晴の中、最高のピークに立てました(*^^*)
この日は高気圧圏内で寒気も抜けていく予報なので、これは晴れる!と思って旭岳ロープウェイへ向かいました。
ロープウェイ駐車場に着くとすでに青空でピークが映えている!噴煙によるガスも少ない!
これは勝ったなと思いました(笑)
姿見駅に着くと続々へピークへ向かう人が!
私達も負けじと進みますが、滅多にないこの絶景を撮るのに必死に(笑)
だいぶ写真を撮りました。
姿見の池経由で石室へ向かうトレースを辿っていきます。
途中でガケ尾根方面へ向かうトレースもあるので視界ないときは進む方向は要注意です。
地獄谷の噴煙は変わらずモクモクしていますが、今回はあまり雲にならないようですぐに消えていました。気温が高かったり、湿度が低いと雲になりづらいのかな?
石室から夏道尾根を登ってピークを目指していく。
標高1800mくらいまでは雪の層だが、そこからさきは氷化層と岩も混じってくる。
スキーの滑走面が傷つきそうなので、雪の多い南斜面を行くほうが楽だけど、最後の登りが急になるので尾根上を進む。
標高1870mくらいでアイゼンストックに替えて登っていく。
雪も締まってきてだんだんシールが効きづらくなるので早めに足元は替えた方が楽です。
その先はところどころ局地風に見舞われながらピークへ進んでいく。
南の方を見るとトムラウシや十勝連峰の絶景が広がっていてすでに最高!
ニセ金庫岩から最後を登り切るとピーク到着!
標識は氷の塊に埋まっていました。
さすがに無風ではないですが、登ってくるときの局地風に比べるとそこまでの風。
それでも、360度の絶景!
東大雪(裏大雪)から御鉢平、高根ヶ原、トムラウシ、十勝連峰、夕張山地まで遠くまで見渡せました。
下りのスキーも長距離コースをゆったり楽しめました✨
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