松尾山・嵐山・烏ヶ岳・沓掛山 新年早々後半は鉄塔巡りで大苦戦
- GPS
- 06:52
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 835m
- 下り
- 764m
コースタイム
天候 | 曇りときどき晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
JR西日本 山陰線馬堀駅乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●前半の松尾山・嵐山・烏ヶ岳までと、林道を経由して沓掛山までと、沓掛山から唐櫃越えのP412までは、特に問題ありません。案内表示も適宜ありますので、安心して歩くことができます。 ●唐櫃越えのP412の手前からの下り P412の手前から分岐しています。若狭幹線里側190の鉄塔から東側の谷に下りていくルートは、巡視路として整備されていますので問題ありません。 若狭幹線里側190の鉄塔の手前から、大黒部幹線678の鉄塔までは、巡視路ではないようです。分岐からしばらくは道らしきものがありますが、すぐになくなります。地形図で送電線が折れ曲がっているところに鉄塔があり、そこに向けて緩やかな尾根となっています。ところが、緩やかな尾根方向には、倒木や木々が生い茂っていて進むことができません。仕方がなく、南の方に迂回して、道なきところをGPSを頼りにトラバースすることになりました。 大黒部幹線678の鉄塔から、北側の谷に下りていく道があるのではと考えていましたが、見当たりませんでした。代わりに、南側に向けて巡視路がありました。ところが、谷に向けて下りていくところが、谷側に傾いた幅の狭い道の上に落ち葉が積もり、滑落しそうになりました。足で落ち葉を払いながらなんとか下りていきましたが、危険です。最後の鉄塔からは、プラ階段もあり、安心して下りて行くことができました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
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感想
今年の山始めは、地元の京都西山を巡ってきました。
とりあえず、松尾山・嵐山・烏ヶ岳を巡り、ここで最初の選択。このまま尾根を進み続けて、ロータリーまで行き、林道で戻ってくるか保津峡に下りていくかの選択もありましたが、林道の17号橋に下りて沓掛山を目指しました。
沓掛山では、2つめの選択。唐櫃越えで桂に引き返すか、先に進むんで亀岡を目指すか。食事をゆっくりしても時間があったので、亀岡を目指すことにしました。
林道を進み続けて、3つめの選択。唐櫃越えを進み続けるか、鉄塔巡りをするか。ここは当然のように鉄塔巡りをすることに。
P412の手前から唐櫃越えを離れ、若狭幹線里側190の鉄塔までは順調で、ここから東側の谷に下りていけることは、以前に確認済みでした。これでは面白くないと思い、少し引き返して、大黒部幹線678の鉄塔を目指したのが大苦戦の始まりでした。地形図で送電線が折れ曲がっているところに鉄塔があるはずですし、そこまで緩やかな尾根が繋がっているので、たいしたことはないと思ったのが間違いでした。詳細はコース状況の欄に記載しておきますが、新年早々やらかしてしまった感がありました。
おかげで、よく知った前半と、迷走しつつの探索の後半と、メリハリのある1日となりました。
雲間から射し込む陽光あたたかな沓掛山のお昼。龍の三笠は抹茶味。
本来なら一昨日ここに来ていた。その日は夜中から降っていた雨が
朝になっても上がりきらず、降ったりやんだり晴れても降ったりで、
待ちぼうけのまま昼を過ぎてしまい、本日がようやくの登り初めと
なった。
朝、松尾山からモンキーパークの職業お猿さんたちに表敬。時折展
望の開けた場所に出て、愛宕山、比叡山、京都の街などを眺めやる。
沓掛山に向かえばやがて、焼倒木の匂い。三叉に分かれた大きめの
枝様の木が、獣除けの鉄柵を倒して横たわっている。それを、初め
て目にしたときから勝手に「焼倒木」と呼んで名所認定しているだ
けだが。
さて、ちょっと長めの山頂休憩にキリをつけ、この後どうするか。
上桂へ向けて戻る? それとも馬堀の方へ進んでいく? どちらに
下るのも時間的に大差ないなら、踵を返す理由はない。
こうして、馬堀へ下りた成り行きで鉄塔巡りになだれ込んだ。
地図を見ると、ある一系列の送電線のラインが、二本の直線によっ
て描かれている。つまりは折れ曲がっている。その特異点にはきっ
と鉄塔があるはずだ。道があるのかないのかわからないところを
30分ほどガサガサと進むうち、木々の向こうで物思いにふけるよう
な姿。鉄塔ではないか。その名も大黒部線。
計算によって軌道を割り出したという海王星の発見のごとき心地ぞ。
ここまで足を伸ばしてよかったと思う。
草木の棘、傾きを枯葉で隠した斜面など、一通りの洗礼を受けなが
ら明けた山行きの一年、甲辰。
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