乾徳山 雪纏う鎖場と岩の鋭鋒へ

2024年01月05日(金) [日帰り]

• GPS: 07:03
• 距離: 11.1km
• 登り: 1,295m
• 下り: 1,284m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:10
• 休憩: 0:43
• 合計: 6:53

距離 11.1km 登り 1,295m 下り 1,298m

6:56 乾徳山登山口バス停
7:29 乾徳山登山口（オソバ沢ルート）
7:58 8:00 銀晶水
8:47 8:53 錦晶水
8:59 9:04 国師ヶ原
9:07 高原ヒュッテ
9:13 役小角像
9:36 9:37 月見岩
9:40 9:41 扇平
10:17 10:25 髭剃岩
10:51 11:06 乾徳山
11:09 11:10 水ノタル
12:13 高原ヒュッテ
13:01 13:02 道満山
13:33 13:36 徳和峠
13:48 乾徳山登山口バス停
13:49 ゴール地点

2日前の雪がどんな状態か不安でしたが、チェンスパなしで歩くことができました

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

とても綺麗に整備された徳和駐車場を利用（無料・トイレ・ポストあり）

コース状況／危険箇所等

登山口から高原ヒュッテのある国師ヶ平へと登る
この先は5cm程度の雪がある。問題の岩場は、凍り付いたり、雪が積もったりという程ではなかったので、チェンスパは未使用。
下山路は石の上に薄っすら雪が積もっていて、とても滑りやすく危険。
前日に通過した方々の足跡を頼りに、足を置く場所を慎重に選んで下山した

写真

早朝、登山口に移動していると色付いた富士山が見えた

乾徳山の徳和駐車場に到着
新しい駐車場は広々。トイレも完備。
但し、さすがにこの時期登る物好きは少ない。

道沿いの橋手前の駐車場・バス停
こちらに数台駐車していた

乾徳神社に新年のご挨拶と安全を祈願
震災で被災された方々への想いを込めて参拝

林道をしばらく歩くと登山口に到着
ここから山頂を目指します

暫くは薄暗い登山道を進む

植林された木々の間に登山道が続いている

銀晶水
ここは水が流れていませんでした

明るい樹林帯
暑くなってきたので、上着を脱ぎます

駒止通過

こちらは錦晶水
雪があるのに、コンコンと流れています
このすぐ上に高原ヒュッテがあるので、宿泊するには好都合な場所です
少しだけ頂いて先に進みます

辺りは薄っすらと雪に覆われています

国師ヶ原の交差点付近にある高原ヒュッテ
避難小屋です

中はストーブまであって、綺麗です

ただ、残念ながらトイレは冬期使用禁止

国師ヶ原の交差点から乾徳山の山頂を目指します

役小角（えんのおずめ）
この後次々と説明板が出てきます

南アルプスが青空を背景に白い姿を見せてくれました

安定の富士山ショット

月見岩の分岐を通過

手洗石に溜まった水は凍り付いていました

さて、いよいよ鎖場が登場
薄っすらと雪が着いていますが、凍り付いて邪魔することはないので、チェンスパやアイゼンなしで登ります

また鎖場

真っ二つに割れた「髭剃り岩」

なんと、その隙間の先にはお月様が見えるではないですか

次々と現れる岩場を慎重に突破する

岩の隙間を通過して小さな橋を渡る

その先は梯子で下りる

次の難所は「カミナリ岩」

日陰は凍り付いているが、ルート上には雪が無いので助かった

巨大な一枚岩
雪が付いていたら撤退したかも

胎内
狭いけど通り抜けられるようだ

昨年も登頂した甲斐駒ヶ岳

ラスボス登場
手前には迂回路があります

「鳳岩」
とにかく、足場がない厳しい鎖場

ここは、冥途の土産ではなく、思い出作りにチャレンジします

鎖にしがみつきながら、途中で下をパチリ
キッツイルートでした

誰もいない山頂を独り占め

山頂と富士山ショット

山頂を丸っと撮影

ここから、下山路を下ります
ここからが、結構大変なルート

日陰の鎖場が続く

稜線から下る分岐点

この道は薄っすら積もった雪で岩肌が見えないので、どこで滑ってしまうかわからない難しいルートが続きます
前日通過された方々のレポでも、ここが苦労された場所
幸いにも、トレースがあったので、足を置ける場所がわかりやすかったです

一気に高原ヒュッテを通過し、道満尾根コースで下ります
途中には展望スポットがありました

良く見えます

無事、登山口まで下りてきました
この後は道路を駐車場へと歩きます

徳和駐車場周辺の住宅は昔ながらの作りのお宅が多く残っていました

道路のフェンスを開閉して通過

感想

teru202

二百名山　乾徳山（けんとくさん）です。
山頂部は鎖場と岩場が続く難路として有名な山ですが、2日前に降雪があったようなので、どんな状況なのか心配でした。しかし、この状態でも登頂した方々のレポがあったので、最悪撤退覚悟でアタックします。

山中で出逢ったのはわずか2名だけ。幸いにも前日通過された方のトレースがあったので、足を置く場所がわかりやすかったです。結局、岩は凍り付いていなかったので、チェンスパは使いませんでした。
当日は快晴、無風の絶好のコンディション。南アルプスや富士山もしっかり見えました、
山梨百名山2座目をゲットして、翌日の登山口へと向かいます👋

1分ショート動画です




本編動画ようやく完成しました