四阿山・根子岳(菅平牧場→根子岳→四阿山→菅平牧場)

2024年01月07日(日) [日帰り]

• GPS: 05:55
• 距離: 11.9km
• 登り: 1,080m
• 下り: 1,078m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:32
• 休憩: 0:23
• 合計: 5:55

8:11 菅平牧場冬季駐車場
8:28 8:28 菅平牧場駐車場
8:48 8:48 東屋
9:51 9:59 根子岳
10:07 10:07 鬼遊びの庭
10:28 10:29 大スキマ
12:10 12:11 四阿山・根子岳分岐
12:21 12:32 四阿山
12:39 12:39 四阿山・根子岳分岐
12:45 12:46 長池分岐
13:00 13:00 中四阿
13:18 13:18 小四阿
13:48 13:49 中四阿道登山口
13:54 13:54 菅平牧場登山口
14:06 菅平牧場冬季駐車場

天候

曇り時々晴れ/風あり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

菅平牧場冬季駐車場(200円)に駐車

コース状況／危険箇所等

菅平牧場冬季駐車場→菅平牧場登山口：車道歩き。薄い積雪あり。
菅平牧場登山口→根子岳：踏み跡があれば問題ないが、無いところで膝上まで沈む。
根子岳→大スキマ：先行者の踏み跡が途中で消失。道迷いに注意。
大スキマ→四阿山・根子岳分岐：膝上股下まで埋まりながら進む。急斜面は特に進みにくい。最も時間と体力を消費する。
四阿山・根子岳分岐→四阿山：登山者が多いらしく、道は踏み固まってとても歩きやすい。
四阿山→中四阿登山口：とても歩きやすい。標柱も豊富で道も明瞭だが、行き先表示名が変遷するので、「菅平」「ダボス牧場」「牧場管理事務所」がほぼ同義と認識しておく必要がある。
中四阿登山口→菅平牧場冬季駐車場：車道歩き。薄い積雪あり。

その他周辺情報

菅平のスキー場周辺に温泉や飲食店、コンビニあり。
信州側なら上田市街・須坂市街、群馬側なら嬬恋村なので、菅平を過ぎても温泉は豊富にある。

写真

1/7 8:08

朝起きれず冬季駐車場に到着できたのが8時前。
準備を整えて遅めの出発。

1/7 8:08

しばらくは車道歩きです。少し雪がちらつく。

1/7 8:50

足の埋まる箇所が少しだけあったものの、ほとんど歩きやすい道。

1/7 9:07

今日はまだ誰も歩いていないのかな。

1/7 9:09

霧氷に青空が映える。

1/7 9:29

風があるので、雪が舞う。

1/7 9:39

踏み跡が無くなり、頂上への登りで膝上まで埋まる。

1/7 9:49

終始埋まるわけでもなく、ほとんど岩に薄く雪が被さっているだけの箇所もあり。

1/7 9:52

無事に根子岳に登頂！
体感上は短い気がしたけれど、意外と時間かかってる。

1/7 9:53

菅平高原にかかっていた雲海が晴れてきた。

1/7 9:53

そして四阿山へ。山頂方面は雲がかかっていて見えない。

1/7 10:00

左右が急斜面で狭い道。
先行者の踏み跡がありがたいです。

1/7 10:09

本当に進むべきなのか少し迷う空模様。

1/7 10:24

すっかり踏み跡の無くなった根子岳と四阿山の鞍部、大スキマ。
雲が晴れて山頂が見えた。

1/7 10:25

膝上股下までしっかり埋まるので、全然進みません。

1/7 10:49

クリスマスツリーみたいな木がたくさんある。

1/7 11:02

こうして写真で見ると緩く見えてしまうれど、なかなかの急斜面で全然進まない。
地図を見る限り、方向は間違っていないはずなんだけれど、本当に道合っているのか…
そして手指が冷えてきた。

1/7 12:08

1時間半くらい雪に埋まりながら進み、急斜面の木々を分け入って稜線に出たら、しっかりした踏み跡が。
なんて歩きやすい道なんだ…

1/7 12:10

さっきまでの辛い登りはいったいなんだったんだって思っちゃうくらい歩きやすい。

1/7 12:23

四阿山の登山道と合流してからは苦しまずに登頂。

1/7 12:33

帰り道。
すっかり曇ってきてしまった。

1/7 12:39

ここにもクリスマスツリー。

1/7 12:40

遠くに榛名山と浅間山、そして嬬恋村。

1/7 12:43

向こうは上田市あたり。

1/7 12:45

菅平方面へ。

1/7 12:46

目の前は菅平高原。足元は雪が薄くて刃が当たる。

1/7 12:46

須坂市・長野市方面が少しだけ見える。

1/7 12:54

全然雪が無いところもある。

1/7 13:07

案内表示で「菅平」「牧場管理事務所」「ダボス牧場」と名前が変遷するのだけれど、ほぼ同義。
できたら標記を統一してほしい。

1/7 13:22

積雪薄目の笹の道。

1/7 13:38

小さい沢を渡る。

1/7 13:44

牧場らしくなってきた。

1/7 13:48

終点な気がする。

1/7 13:49

登山道はここで終わり。
根子岳→四阿山はしんどかったけれど、無事に帰ってこれた。

1/7 13:50

根子岳登山口へ。

1/7 13:55

駐車場への最後の下り。もうアイゼンは外してもいいかも。

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 ゲイター 靴 ザック 12本爪アイゼン 行動食 飲料 予備電池 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ストック スノーバスケット

備考

根子岳→根子岳・四阿山分岐の区間はワカンがあればよかったかも。

感想

K.TAIRA

この三連休は上州の雪山狙いです。
前日は赤城山へ行き、今日は上州武尊山・谷川岳・草津白根山も考えていたのですが、天気予報や他の人の山行記録を見た結果、四阿山に登ることにしました。
せっかくなら根子岳も一緒に登りたいので、目指すは菅平です。

登山用品店で店員さんから「雪の吹き溜まりみたいなところ」と聞いていたものの、この日は雪のあるところ・無いところの差が大きいように思いました。
登山者も多いので、四阿山の山頂へ向かう道はとても歩きやすく、ワカンも12本爪アイゼンも必要ないように思えました。

…問題は、大スキマ→四阿山・根子岳分岐の区間です。
なかなか進まず、時間と体力だけが失われていく。少なくとも数日前に歩いている人がいるはずなのに、踏み跡は見当たらないし、自分の後にも誰もいない。
地図上では道は間違っていないはずなのだけれど、正しい方向に進んでいるのか自信も無くなってきます。そして動いているはずなのに体も熱くならず、指先は少しずつ冷えてくるという、なかなか精神も削られる道です。
四阿山往復、根子岳往復の人には会っても、周回する人には会わなかったのもわかる気がしました。

もっとも、この日より積もっているとき、ここより雪深い道はいくらだってあるはずですが、正直しんどかったし、そこまで長い区間でなくて本当によかったと思いました。

周回される方は、それなりの準備と覚悟をお勧めします。