美ヶ原(三城→王ヶ頭・美しの塔・山本小屋・王ヶ鼻→二人の小径→三城)

2024年01月08日(月) [日帰り]

• GPS: 05:57
• 距離: 14.1km
• 登り: 790m
• 下り: 787m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:30
• 休憩: 0:27
• 合計: 5:57

距離 14.1km 登り 790m 下り 802m

6:06 三城いこいの広場
6:15 6:16 ダテ河原登山口
7:08 7:09 美岳荘
7:51 7:58 美ヶ原
8:03 8:04 王ヶ頭ホテル
8:28 8:29 塩くれ場
8:37 8:38 美しの塔
8:45 8:50 山本小屋
8:56 美しの塔
9:02 9:04 塩くれ場
9:34 王ヶ頭ホテル
9:37 9:44 美ヶ原
10:00 王ヶ鼻
11:56 11:57 ダテ河原登山口
12:03 三城いこいの広場

天候

【天気と風】曇り時々晴れ/風あり
【気温】三城-9℃(6:00頃)/山本小屋-10℃(9:00頃)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三城いこいの広場駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

ダテ河原登山口→王ヶ頭：薄い積雪に隠れた石が多い。滑らないよう注意。
王ヶ頭・王ヶ鼻⇔美しの塔・山本小屋：それほど雪は深くなく、ツボ足で十分歩ける。除雪車輛に注意。
王ヶ鼻→二人の小径：積雪は薄く、道が狭い。
二人の小径→標柱(王ヶ鼻1.7km・石切場2.5km・王ヶ頭0.7km)：通らない方がいいです。とても細いトラバース道に薄い積雪が乗っているだけで、石が隠れていると滑りやすいです。
標柱(王ヶ鼻1.7km・石切場2.5km・王ヶ頭0.7km)→ダテ河原登山口：歩きやすいです。

その他周辺情報

【温泉】扉温泉・浅間温泉・美ヶ原温泉など多数
【食事】山賊焼「河昌」など

写真

1/8 6:14

夜明け前に出発。前夜からの雪がまだ少し降っている。
初めから雪があるので、念のため12本爪アイゼンを着用。

1/8 6:15

ダテ河原登山口

1/8 6:31

雪が薄くて刃が当たる。道に石が多いらしい。

1/8 6:42

最初の分岐でアイゼンを外した。中間着も一枚脱いだ。

1/8 6:56

分岐の標柱は細かく設置されている。

1/8 6:57

本格的な雪道ではなく、石の多い夏道に新雪が乗っているだけという感じ。
石の上に乗ってしまうと滑りやすいが、その石が見えにくい。

1/8 7:08

現役で使われている建物に見えるけれど、避難小屋などではなさそう。

1/8 7:11

ところどころ道がわかりにくい。

1/8 7:38

距離自体は短い。

1/8 7:50

だんだん晴れてきて、王ヶ頭が見えてきた。

1/8 7:55

王ヶ頭ホテルの側面

1/8 7:58

無事に美ヶ原・王ヶ頭に登頂。

1/8 8:05

いつか泊まってみたい王ヶ頭ホテル。
宿泊者はスノーシューをレンタルできるらしい。

1/8 8:05

計画していなかったけれど、天気がいいから美しの塔まで行ってみよう。

1/8 8:17

曇ったり晴れたり。
風が顔に当たると痛い。

1/8 8:28

まっすぐ行けば今回駐車した三城いこいの広場へ。
せっかくならこっちから登って来ればよかったかな。

1/8 8:29

ここは牧場。

1/8 8:30

この広い高原に遮るものは何もない。

1/8 8:37

美しの塔と、奥に王ヶ頭ホテル。

1/8 8:46

もうちょっと奥まで進んでみる。

1/8 8:48

山本小屋。
地図では見たことあったけれど、ようやく距離感がわかった。
こちらでもスノーシューのレンタルをしているらしく、多くの人が歩いていた。

1/8 9:47

王ヶ頭まで戻ってきて、このまま王ヶ鼻へ。

1/8 9:50

王ヶ頭は電波塔がよく目立つよなぁ。

1/8 9:53

美ヶ原自然保護センターへ降りる車道から分岐して、王ヶ鼻へ。

1/8 10:01

ここから車も通れない歩道へ。

1/8 10:04

王ヶ鼻へ到着。
眺めはこちらの方がいいけれど、今日は何も見えない。
…まだ登山に興味を持つ前、ここでのんびりしていたら下から登ってくる人がいて驚いたのを思い出す。

1/8 10:08

ちょっとだけ見えた松本市街

1/8 10:19

なかなか急な下りな気がするので12本爪アイゼンを念のため装着する。

1/8 10:20

下り始めてあっという間に踏み跡が無くなった。
さっきまでの踏み跡は、ホテル宿泊者が少しだけ進んでみて引き返したということだろうか。

1/8 10:27

なかなか細い道です。

1/8 10:32

「二人の小径」と呼ばれる地点。
そしてここからが緊張感ある道だった…

1/8 10:40

急斜面に作られた細い夏道の上に、薄い新雪が乗っているだけ。
見えないけれど、石が多めなので安心して足を置けない。

1/8 10:42

迷いはしないけれど、いかんせん狭い。
アイゼンが硬い石に当たるストレスが多く、途中で外しました。

1/8 10:44

遥か向こうに富士山と南アルプス。
おそらく鳳凰三山に甲斐駒、白峰三山、仙丈ヶ岳。

1/8 10:55

途中で踏み跡があって、誰か歩いたんだなと思いきや…

1/8 10:57

すぐに踏み跡がなくなったので、さっきのはおそらく動物。

1/8 11:20

「二人の小径」からこの標柱までが今回の核心部だった…

1/8 11:24

少し道幅が広がり、歩きやすい道になってきた。

1/8 11:29

頂上付近でしか人に会わなかったけれど、今日は誰も下から登っていないのかな。

1/8 11:37

かなり平和な道になってきたので一安心。

1/8 11:39

雪の森歩き。

1/8 11:44

そして往路で通った分岐に到達。
ここまで来ればあと少し。

1/8 11:45

ちゃんと自分の他にも歩いている人がいる模様。

1/8 11:56

無事にダテ河原登山口まで帰ってきた。

1/8 11:57

Googleマップで調べてもヒットしなかった三城荘。
しっかり建物に名前が書いてある。

1/8 11:57

ちゃんと実在した三城荘前バス停。

1/8 11:58

標高差600m近くあるはずだけれど、王ヶ頭が意外に近くに見える。

1/8 12:02

登山口から駐車場まで、ちょっと距離がある。

1/8 12:06

無事に帰ってこられた！

1/8 12:07

百曲がりコースの登山口が目の前だった。
次回来たらこっちを通りたい。

1/8 13:26

下山メシは松本名物・山賊焼。
もも肉がとてもジューシーで美味しいです。

1/8 13:38

駐車スペースは店の前に数台分あります。

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 ゲイター マフラー バラクラバ 靴 ザック 12本爪アイゼン 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス カメラ ストック スノーバスケット

備考

12本爪アイゼンよりチェーンスパイクの方がいいかも

感想

K.TAIRA

三連休は上州の雪山巡りで最終日は草津白根山を考えていたものの、予報によると前日夜からの雪が昼過ぎまで降り続けるらしく、別の山を目指すことにしました。
代わりに選んだのは美ヶ原です。

まだ登山に興味を持つ前、美ヶ原自然保護センターから歩いたことがあるのですが、登山では初めてです。
このとき王ヶ鼻でのんびりしていたら、下から登ってくる人を見て驚いたのをよく覚えています。

肝心の天気は回復が遅れ、王ヶ鼻からの眺望こそ遮られてしまいましたが、王ヶ頭・美しの塔周辺の雪道歩きは十分楽しむことができました。
ぜひ再び訪れたい山の一つです。

ただ、二人の小径からのトラバースはなかなか緊張感のある道で、こればかりは他人にお勧めできません。
急斜面の上に作られた道は狭く、薄い雪の下には石が隠れていて滑りやすいし、掴まれる木もあったり無かったり。それなりに危険度は高そうに見えます。
下から登る道は他にもあるので、わざわざこちらは歩かなくてもよいでしょう。

そもそも安全に美ヶ原を楽しむだけなら、王ヶ頭ホテルに宿泊して送迎バスに乗るとか、山本小屋や自然保護センターまで車で向かうという方法もあるのですが、車道だと遠かったり、冬季通行止めで手段が減ったりと、こちらもちょっとハードルがある気がします。

実は松本駅付近からも王ヶ頭は見えるし、この近さを実感できるのも登山で目指す醍醐味の一つと感じます。
ここへ次に来るときも、ぜひ登山を選びたいと思います。