すり減った靴底では滑る岩殿山でエゾハルゼミの聲

2015年05月10日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.4km
• 登り: 525m
• 下り: 531m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:25
• 休憩: 1:40
• 合計: 4:05

9:10 大月駅
9:30 9:35 丸山
9:50 10:30 岩殿山
11:25 12:20 稚児落し
13:15 13:15 大月駅
13:15 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：
高尾08:20（JR中央本線）
大月08:45

復路：
大月13:45（JR中央本線）
高尾14:21

写真

5/10 9:14

岩殿山の向こうには百蔵山。

5/10 9:33

標高444mの丸山公園でもうこの景観。

5/10 9:52

岩殿山山頂手前の広場からの景観。

5/10 9:52

左から、御正体山

5/10 9:52

杓子山

5/10 9:52

富士山

5/10 9:52

高川山

5/10 9:52

三ッ峠

5/10 9:52

鶴ヶ鳥屋山（その裏には本社ヶ丸）

5/10 9:52

滝子山

5/10 9:59

アンテナがあるところが標高634mの山頂。

5/10 10:00

この辺りからは小金沢連嶺の白谷丸、黒岳、小金沢山がよく見える。

5/10 10:39

鎖場

5/10 10:43

陽射しの強い稚児落としまでの尾根道。

5/10 10:44

富士山を見ながら歩く。

5/10 11:27

稚児落としまで来ると高川山に富士山が隠れてくる。

5/10 11:28

迫力のある稚児落とし。

5/10 13:11

大月駅と岩殿山、百蔵山、扇山。

5/10 13:14

富士急に停まる京王5000系

大月に行った時には買ってくる「厚焼木乃実煎餅」。硬さと山椒の風味がおいしい。

撮影機器：

PowerShot S120 CANON

感想

e351spAz

友人に誘われて岩殿山へ。
岩殿山は6年ぶりだが、岩殿山よりもっと面白い山があるんじゃないかと思い提案してみると、今回は初心者もいるので岩殿山がいいとのこと。
初心者がいるなら大菩薩なんかもいいんじゃないかなと話したが、アクセスからみても岩殿山がベストとのことで、そんなもんかなぁと納得。

昨日は天気が悪かったが、今日は朝から快晴。
大月駅前は富士山ブームからかちょっと観光化されてきた感じだ。
岩殿山登山口付近から振り返ると、もう富士山が大きく見えている。
昨日の雲が富士山付近にはまだ残っていたが、途中ふれあいの館のある丸山まで来ると、その雲も取れ始めていた。
岩殿山は記憶通り山頂までは階段続き。
これじゃ公園だなぁと思いつつ登る。
山頂手前の広場で、大月近辺の御正体山、杓子山、高川山、鶴ヶ鳥山（とその裏には来週行く予定の本社ヶ丸）、滝子山を眺めつつ、こんないい天気ならもっと高い別の山に行った方が楽しかったんじゃぁなかろうかと思う。
岩殿山の山頂はアンテナがある「烽火台」でここが634mなのだが、山頂手前の眺めのいい広場のところで「634m」の標識がないと話している人がいた。
奥のアンテナのところですよと教えようかと思ったが、余計なお節介かもしれないのでやめておいた。

今日は岩殿山なんて公園の延長でしょと靴底のすり減ったローカットのハイキングシューズで来たのだが、岩殿山の礫岩が風化すると中から玉砂利のような円礫が出てくるのでこれで滑りやすく、やはり靴底のパターンがしっかりした靴でなくては駄目だなと思う。
このローカットのハイキングシューズも丁度2年前に買ったのだが、そろそろ買い替え時だ。
鎖場も久しぶりに来てみると意外とスリリングなところもあり楽しい。
参加した「初心者」の人たちも、スリリングな鎖場や爽快な稚児落としで楽しんでいたようなので友人の選択は間違っていなかったのだろう。

稚児落としまでの尾根道ではエゾハルゼミのような声が聞こえる。
北関東辺りでは聞いたことがあるが、この近辺では初めて聞いた。
最初はこんないい天気ならもっと高い山の方が…とか思っていたが、久しぶりの岩殿山、小規模ながらなかなか侮れない、楽しい山だった。