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Yamareco

記録ID: 6370051
全員に公開
雪山ハイキング
東海

曙光の猪臥山

2024年01月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:49
距離
7.4km
登り
496m
下り
480m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:11
休憩
0:35
合計
4:46
7:17
7:52
103
9:36
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
夏厩チェーン着脱場に駐車しました。駐車料無料です。
チェーン着脱場は広く、駐車可能台数は30台以上あります。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所はありません。小規模な渡渉が2箇所ありました。コースは明瞭です。

登山した日は降雪の日の翌日日の出前でした。
十分に踏み固められていない雪がコース上にありました。

チェーンスパイクで彦谷洞林道上は問題ありませんでした。

中ルート登山口標識から上は傾斜がきつく、
チェーンスパイクではグリップ力が弱くずり下がるようになりました。
アイゼンが望ましい状態だったと思います。

中ルート山頂前の三叉路から上部の稜線上は雪が深く
チェーンスパイクでは股下まで埋まることが度々ありました。
他の方たちはスノーシューを装備されておられました。

上記は降雪の翌日かつ日の出前のコース状況です。
当日も後発のハイカーが多数いらっしゃったので
日中には踏み固められ歩き易くなっているのではないかと思います。
その他周辺情報 夏厩チェーン着脱場から山頂までトイレはありません。
早朝4時半に夏厩チェーン着脱場に着きました。先着は5台ほど、ネオンランプが場内を照らしており、日の出前でも明るい環境で登山準備が出来ました。
2024年01月14日 04:11撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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早朝4時半に夏厩チェーン着脱場に着きました。先着は5台ほど、ネオンランプが場内を照らしており、日の出前でも明るい環境で登山準備が出来ました。
ヘッドランプ装備で進みます。彦谷洞林道上の雪はくるぶしより上まで積もっていました。
2024年01月14日 04:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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ヘッドランプ装備で進みます。彦谷洞林道上の雪はくるぶしより上まで積もっていました。
中ルート山頂前分岐下部で東の空が白んできました。御嶽山のシルエットが浮かび上がります。
2024年01月14日 05:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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中ルート山頂前分岐下部で東の空が白んできました。御嶽山のシルエットが浮かび上がります。
中ルート山頂前分岐に着きました。12/30の登山の際に見えていた足元の茶色の標識は雪に埋もれていました。
2024年01月14日 06:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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中ルート山頂前分岐に着きました。12/30の登山の際に見えていた足元の茶色の標識は雪に埋もれていました。
稜線上から急に雪が深くなりました。3日前の下見の先入観で、チェーンスパイクしか持ってこなかったことを悔やみました。でも美しい。
2024年01月14日 06:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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稜線上から急に雪が深くなりました。3日前の下見の先入観で、チェーンスパイクしか持ってこなかったことを悔やみました。でも美しい。
天地は幻想的ですが、リアルの自分は一歩一歩雪の中に沈んでは浮かび、やっとやっとで登ります。
2024年01月14日 06:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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天地は幻想的ですが、リアルの自分は一歩一歩雪の中に沈んでは浮かび、やっとやっとで登ります。
一刻一刻変化していきます。叶うならご来光は山頂で…と焦ります。
2024年01月14日 06:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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一刻一刻変化していきます。叶うならご来光は山頂で…と焦ります。
日の出と反対側、猪臥山神社とビーナスベルトです。淡いピンク色は太陽光、その下の紺色のラインは地球の影だそうです。
2024年01月14日 06:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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日の出と反対側、猪臥山神社とビーナスベルトです。淡いピンク色は太陽光、その下の紺色のラインは地球の影だそうです。
ご来光と猪臥山神社の一本杉です。
2024年01月14日 06:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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ご来光と猪臥山神社の一本杉です。
日の出直後の赤が最も鮮烈でした。
2024年01月14日 06:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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日の出直後の赤が最も鮮烈でした。
滑らかな雪面に朝日が射し、雪の結晶が赤く煌めきます。
2024年01月14日 06:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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滑らかな雪面に朝日が射し、雪の結晶が赤く煌めきます。
風雪紋と曙光。低い光源が鮮やかに陰影を引き立てます。
2024年01月14日 06:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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風雪紋と曙光。低い光源が鮮やかに陰影を引き立てます。
山頂からのモルゲン白山。
2024年01月14日 06:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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山頂からのモルゲン白山。
立山連峰と桜色の雲海。
2024年01月14日 06:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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立山連峰と桜色の雲海。
2024年01月14日 06:41撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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穂高連峰。
2024年01月14日 06:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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穂高連峰。
山ぎは少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。
2024年01月14日 06:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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山ぎは少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。
北アルプスと雲海がモルゲンロートに照らされ幻想的でした。
2024年01月14日 06:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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北アルプスと雲海がモルゲンロートに照らされ幻想的でした。
剱岳、立山
2024年01月14日 06:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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剱岳、立山
紫→赤→桜色→黄金色と世界の色が鮮やかに変っていきます。
2024年01月14日 06:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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紫→赤→桜色→黄金色と世界の色が鮮やかに変っていきます。
だんだん昼の景色へと変わっていきます。
2024年01月14日 06:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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だんだん昼の景色へと変わっていきます。
光のショーは日の出から30分ほどでした。
2024年01月14日 07:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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光のショーは日の出から30分ほどでした。
素晴らしいひとときでしたが、12/30に続き有名な霧氷は見られませんでした。
2024年01月14日 07:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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素晴らしいひとときでしたが、12/30に続き有名な霧氷は見られませんでした。
何度も登られている方からお話を伺うと、普段はもっと風が強く雲海も分厚いとのことでした。
2024年01月14日 07:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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何度も登られている方からお話を伺うと、普段はもっと風が強く雲海も分厚いとのことでした。
無風の上比較的暖かかったおかげで、今回は山頂でゆっくりすることができました。
2024年01月14日 07:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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無風の上比較的暖かかったおかげで、今回は山頂でゆっくりすることができました。
また来ようと猪臥山神社と一本杉を振り返ります。
2024年01月14日 07:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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また来ようと猪臥山神社と一本杉を振り返ります。
樹林帯へ下って行きます。
2024年01月14日 07:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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樹林帯へ下って行きます。
中ルート山頂前の三叉路に戻ってきました。
2024年01月14日 07:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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中ルート山頂前の三叉路に戻ってきました。
三叉路から下の道は枝の上にこんもりと雪が乗っていました。頭上注意です。
2024年01月14日 07:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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三叉路から下の道は枝の上にこんもりと雪が乗っていました。頭上注意です。
林道から登山道への入口分岐点に到着しました。
2024年01月14日 08:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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林道から登山道への入口分岐点に到着しました。
杉の黒と雪の白、空の青のコントラストが良いですね。
2024年01月14日 08:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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杉の黒と雪の白、空の青のコントラストが良いですね。
彦谷洞林道の橋の上から。川の上の石に乗った雪が真ん丸で面白いです。
2024年01月14日 08:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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彦谷洞林道の橋の上から。川の上の石に乗った雪が真ん丸で面白いです。
林道の橋の上から。山頂付近よりも登山口のほうが木々に雪が付着している印象でした。
2024年01月14日 08:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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林道の橋の上から。山頂付近よりも登山口のほうが木々に雪が付着している印象でした。
9:30時点での駐車場です。路駐されている方もいらっしゃいました。大人気でした。
2024年01月14日 09:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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9:30時点での駐車場です。路駐されている方もいらっしゃいました。大人気でした。
ここから先はレコ外になります。下山後は雪の九頭竜湖へと行きました。
2024年01月14日 10:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/14 10:28
ここから先はレコ外になります。下山後は雪の九頭竜湖へと行きました。
湖面に雪山のリフレクションが素晴らしいです。
2024年01月14日 10:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/14 10:37
湖面に雪山のリフレクションが素晴らしいです。
九頭竜湖から永平寺に移動しました。雪解けの中のお参りはより一層清らかな雰囲気がしました。
2024年01月14日 11:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/14 11:38
九頭竜湖から永平寺に移動しました。雪解けの中のお参りはより一層清らかな雰囲気がしました。
被災された皆様のご安全とご健康をお祈りさせて頂きました。
2024年01月14日 11:53撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/14 11:53
被災された皆様のご安全とご健康をお祈りさせて頂きました。
永平寺から越前海岸へ。水仙畑と日本海のコラボが見事でした。
2024年01月14日 14:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/14 14:34
永平寺から越前海岸へ。水仙畑と日本海のコラボが見事でした。
越前海岸からの夕日を見て一日を締めくくりました。良い気分転換になりました。
2024年01月14日 16:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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1/14 16:22
越前海岸からの夕日を見て一日を締めくくりました。良い気分転換になりました。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター マフラー 毛帽子 ザック チェーンスパイク 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ GPS 保険証 携帯 時計 サングラス ストック カメラ

感想

この度の能登半島地震により被災された皆様、ならびにそのご家族様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様のご安全とご健康、被災地の一日も早い復興を心よりお祈りいたします。

12/30に下見を済ませ、1/2に楽しみにしていた猪臥山ご来光登山は思わぬ形で中止となりました。

1/2朝は破断や陥没した道路を避けながら、平時の2倍以上の時間をかけて職場に行きました。やっと辿り着いた職場は設備が倒壊し、燃料や水道のライフラインも断たれ、仕事にどう取り掛かったら良いか戸惑うような状況でした。

職場の仲間たちも、自身が被災しているにも関わらず、正月返上でインフラ再建のため出動してくれました。

昼は職場で被害状況の情報収集、被害の少ない拠点への状況報告、応援要請、必要物資の調達依頼。仕事が終わってからは不足物資の買い出しや断水対応(トイレ)の水汲み等、あっという間に2週間が過ぎていきました。

皆に疲れが見えて来たころ「復興も大切だが、1/14は全員休ませる」と所長が決断してくれました。

体の疲れを取るか、心の疲れを取るか迷いました。気分転換を図る上でも、1/2出来なかった初ナイトハイクを決行することにしました。

快晴の予報通り、山頂で美しい朝日が年始からの心労を洗い流してくれました。

1ヶ月弱が経過し、少しずつ時間が取れるようになりました。遅くなりましたがレコを公開いたします。

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