ドピーカンの武奈ヶ岳(^^)
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- GPS
- 03:51
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,115m
- 下り
- 1,112m
コースタイム
- 山行
- 3:15
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 3:50
天候 | 雲一つないブナブルー!空気も澄んでいて遠くまで見通せました(^^)。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
御殿山ルートはトレースしっかりあり、危険個所も迷い個所もありませんでした。 |
写真
感想
日曜日。天気はいいらしい。となれば山でしょ!ということでまたしても武奈ヶ岳。前日にエアコンの室外機がうるさいとの家族の訴えがあり、調整のために小屋根に出る際、子供の落下防止のために付けた柵を越えるのに無理な体制を取ったせいで腰をやらかしました(^^;)。なのでついでに月曜日に付けたトレースの進化を見るのもいいかと、御殿山ルートで行きます。
坊村の駐車場は8時時点でほぼ満車。すげぇ!さすがてんくらAであります。これは人も多そうなので、ワカンはいらんかなとザックから出し、代わりに12本爪を入れてスタート。朝はきりっと冷えてマイナス気温でした。トイレの前からチェーンスパイク装着で出発します。
登山口に取り付くと、前には多くのハイカーさんがいらっしゃいます。そりゃあの車の数ですからそうでしょう。足元もばっちりトレースが付いています。これは今日は歩きやすそうです(^^)。まずは順調に高度を上げていきます。今日は天気がいいので汗をかいても大丈夫そうです。
テラスを越え、急登の第2弾を登りきると稜線へ。ここで日差しが良く入るようになったのでサングラス装着。そのまま休まず登っていきます。予想通り足元もしっかりしているのでワカンはあっても出番はなさそうですね。尾根筋通しに付いていたトレースも、しっかり本来の登山道通りに修正されているようです。
そのまま冬道分岐を越え、冬道を進みます。きれいな1本道になってます。上を見れば武奈ブルー。木に付いた雪の白とのコントラストが素晴らしい(^^)。これは今日は何の心配もなく進めそうですが、とにかく人が多い(^^;)。最近は人と出会うことがほぼない山行をしていたので、逆にちょっと面喰います。
夏道との合流地点手前で団体さんの渋滞発生。これは仕方ないですね。シングルトラックなので待ちましょう。合流地点で撮影会が始まったので、そのタイミングでパスさせていただきます。すまんが道を開けてくださいまし。その先はブナ林。積雪量があまりないので、むしろ雪の壁のようになっていて迷路みたいで面白い。足元も良し。程なく御殿山に到着しました。
ここからは蓬莱山も武奈ヶ岳も今日ははっきり見えました。西南稜も渋滞しているのが見えます(^^;)。一本道になっているみたいです。ということは歩きやすそう(^^)。次はワサビ峠まで下り、ケルンに向けて登り返していきます。アイゼンを履き替えようか迷いましたが、気温が低いせいか団子も付かないのでこのまま進みます。
ケルン手前もしっかり踏まれているので足が沈むこともなく快適に歩けます。あんなに苦労したのに(^^;)。でもスライドのために道を譲ると途端に足がずっぽりはまります。ケルンからは少し風も出てきましたが、大した風ではありませんでした。タイミング良く西南稜も人が少なくなっていたので、今日は優しいラスボスに向かいます。
登りきるとあとはビクトリーロードです。こんにちはと挨拶させていただいた女性から、今日の山頂の眺望は素晴らしいと教えてもらいました。それは楽しみですね(^^)。山頂には東西両方から来られたハイカーさんがいっぱいいらっしゃいました。順番に山頂標識で記念撮影。それから少し場所を釣瓶方向に移して、私も少し眺望を楽しませていただきます。
なんと、白山が目の前にどどんとそびえてる!見えても山頂あたりがひょうたん島みたいにしか見えたことがなかった白山が、裾のほうまで良く見えるじゃないですか。こんなに近かったっけ?よく見ると、その左に見える稜線は北アルプス?確かに今日は素晴らしく見通せます。そして手前に伊吹山がしっかり見えますが、その左奥に見えるのは方向的に御嶽山?こんなに見えるんか!よくよく見るとさらにその左に白い稜線があります。これは中央アルプスの木曽駒から空木への稜線か?伊吹と霊仙の間の奥にも雪をかぶった稜線が見えます。これってもしかしたら南アルプス?ということは日本の稜線が端から端のほうまで見えているの?TJARの415キロが見えているんだとしたら凄すぎる!知らんけど(^^;)。
あ〜、いいカメラが欲しい(^^;)。多分私の写真だと後で見てもよくわからんだろうなぁ。めずらしく山頂で眺望をしばし楽しませていただきました。ちょうど風も背中からだったので、ゆっくり過ごせました。今までで一番の景色でしたのでつい写真も多めに。さて、堪能したのでそろそろ下山しましょうか。
下りは滑るように下山していきます。雪道は膝に優しいですね。結局12本爪は出番がなさそうで、チェーンスパイクで通すことになりそうです。一気に下っていき、最後の下りで、山頂手前で眺望の良さを教えてくださった女性と遭遇。道を譲っていただきましたが、テラスでシェルを脱いでいる間に先に行かれました。追いつくかと思ったら、なんと速い速い!むしろついて行こうとしてオーバースピードになり、大汗かいて登山口直前で足攣り発生(^^;)。ちーん。
あと50mなのに、こんなところで水分補給して休憩して、収まってから下山。地主神社前で地元の方と挨拶をしたところ、そのまま少し会話をさせていただきました。いつも朝からお騒がせして申し訳ないと思っていたのですが、むしろまた天気のいいときに来てくださいとおっしゃってくださいました。ありがとうございます。
いやはや、確かにいい山行でした。道中も山頂も最高の景色でしたし。実際とても気持ちいい一日でした。しかし、しかし・・・。こう言っちゃなんですが、何かもの足らん(^^;)。もうちょっと冒険をしたいな、なーんて。次はどこに行きましょうか。それはともかく今日の山頂は史上最高でした。今日もありがとうございました!
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