鹿俣山〜獅子ヶ鼻山(断念)〜尼ヶ禿山
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 897m
- 下り
- 897m
コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:30
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
残雪の具合によっては武尊山手前まで行けるかと考えて、鹿俣山〜獅子ヶ鼻を目指しました。
前夜の台風6号の影響は無く(それでも山の中では、新芽が所々で散らばっており、風の名残はありましたね)一過の快晴は狙い通り。他に駐車の無いセンターハウスをスタート、林道をちょっと下って沢沿いにブナ平へ向かいます。歩くうちに日差しが林を新緑に染め、まさに光の中を歩くようでした。
あちこちで遅い木々の芽吹きが始まっています(ムシクイやホウノキ、トチノ木等は見所でした)
暫く歩くとフキノトウが満開のスキー場ゲレンデに出、麓の景色を見ながら歩道を登っていくと上のリフト乗り場に到着、ここからいよいよ登山道です。
雪の量も徐々に増え、そのうちに雪上ハイクに突入、高度を上げたと思うと鹿俣山頂上、ここから本日の目的である獅子ヶ鼻へ向います。
さてどこから攻めれば良いのか、地図上には登山道はありませんが、尾根を進めば良いのでは。ここから一旦笹薮の尾根に突入し30m程で雪上に、そのうち尾根の左側斜面の残雪が良い感じで歩けました。右手に西岳〜剣ヶ峰の尾根と正面に獅子ヶ鼻山とその右に武尊山を望み、このまま行ければとわくわくしながら進むうちに、屏風のような岩の壁でストップ。尾根は細くひどい茂みで踏破はまず無理、岩塊の東斜面だけ残雪が切れてひどい薮で、どう考えても私の能力を超えていました。今回はここで断念しました。(チャンスが有れば来年に?)
鹿俣山へ戻って休憩。谷川方面はきれいに展望が開け、天気も良かったので主峰から峰々があっちもこっちもずら〜と全面に見渡せました。(もちろん浅間山、草津白根山、巻機山、至仏山等々も)
時間はまだたっぷり有るしどうしようか思案の結果、武尊山を玉原湖の対岸から眺めてみよう考え、尼ヶ禿山へGO。
そうと決まれば出発。ブナ平から玉原越までの明るいブナ林の中は新緑の香りとともに、目覚めた生命の息吹が感じられファンタジーの世界でした〈この時群馬県最高気温32℃・・・どひゃ〜5月ですぜ〜)
センターハウス分岐を過ぎて木道を進み、湿原への分岐も右手に、三角点を通過すると明るい雑木林となり植生が変わった感じがしました。
(どなたか木の芽を摘んでいましたが、よく見るとコシアブラでした。かなり巨木なのにびっくりしました。)
サクサク歩いて行くうちに玉原越から林道へ抜け、鹿俣山への登りとなりました。
斜度は緩やかで里山歩き程度なので、疲れた体でも登りを楽しむ事が出来ました。
ご褒美は頂上からの圧巻の武尊山の眺めでした。青い山肌に雪が白くシルエットを残した西岳から剣ヶ峰、武尊山への稜線に、朝歩いた鹿俣山〜獅子ヶ鼻の山並がつながります。
残雪を利用しての春山登山には半月遅かったかな?(但し帰ってから他の人のレコを拝見しましたら、獅子ヶ鼻山頂上から先に危険箇所が有ったようでした)
玉原湖岸から帰る途中“ブナ林の湧き水”で休憩。豊かな水のほとばしりを見ていると、この自然の中で命の水の循環が確かにある事を感じぜらるを得ませんでした。
感謝。
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