記録ID: 6387687
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無雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒
盛夏の岩手山。路線バスとテント泊。
2018年08月12日(日) ~
2018年08月13日(月)
岩手県
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 2,085m
- 下り
- 2,076m
コースタイム
2日目
- 山行
- 6:17
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 7:30
10:00
ゴール地点
8月半ば山頂部はコマクサが咲き残っていた。他にイワブクロ、ハクサンシャジン、ミネウスユキソウ、イワウメ、ヤマハハコなどが咲いていた。ちょうど夏から秋の花に移る時期であった。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
相の沢キャンプ場から馬返しキャンプの間は緩やかだが、ほとんど人と会わない。馬返しキャンプ場でテント泊し、岩手山頂上を往復。柳沢コースは標高差1400メートルの急な登り。新コースの方が登りやすい印象。 |
その他周辺情報 | 有名な小岩井農場はコロナ禍前でたくさんの観光客でにぎわっていた。当初網張温泉にいくことを考えていたが、バス便が少なくあきらめた。その後、花巻駅まで行って鉛温泉に行って汗を流した。どちらも宮沢賢治ゆかりの温泉。 |
感想
岩手と言えば、大谷投手や佐々木投手など野球県だろうか。私は宮沢賢治である。子供の頃から銀河鉄道の夜や風の又三郎などを繰り返し読んだ。宮沢賢治の愛した念願の岩手山へ向かった。
相の沢キャンプ場前にバス停があり、そこから馬返しキャンプ場へ徒歩で向かった。まさに宮沢賢治の童話や詩のような風景の中を進んだ。ブナやシラビソがささやきかけてくるような道のりだった。
キャンプ場は無人で無料であった。水は豊富に涌き出ていた。深夜から早朝にかけて多くの人が登って行った。私も多くの人が行き交いするのであまり眠れず夜明け前から登り出した。
確か休憩を入れて往復6時間だったと記憶している。7合目あたりで夜が明けた。盛岡の街が小さくみえた。8合目の山小屋でトイレを借りて水ももらった。多くの人が宿泊していた。お鉢まわりはせずに山頂を往復した。コマクサが咲き残っていた。奥羽山脈は火山が多いためコマクサが咲く山が多い。
帰りに賢治がしばしば訪れた網張温泉に行こうか迷った。しかしバス便が少ないため、あきらめて昼前に盛岡に戻った。
花巻の鉛温泉も賢治がよく訪れた温泉である。こちらは入浴できた。ただし、東北に多い混浴であった。若い女性が浴槽に入ってきたとき、隣にいた男性があわてて外に出ていった。私もあとを追うように出ていった。
花巻に来たのはこれが初めてだった。宮沢賢治に影響を与えた岩手山を自分の足で踏んで、作品の背景を少し理解できたような気がした。
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