檜尾岳(千畳敷IN、檜尾尾根OUT)

2024年01月27日(土) ~ 2024年01月28日(日)

• GPS: 11:11
• 距離: 9.3km
• 登り: 512m
• 下り: 1,969m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:20
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:20

9:35 スタート地点
15:55 宿泊地

2日目

• 山行: 4:40
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:40

7:40 宿泊地
12:20 ゴール地点

コースタイムがうまく記録されていなかった。
スタート、終了の概略時刻のみ記入。
う〜ん、なぜか修正がきかない。

天候

27日ー晴天、28日ー晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

交通機関を使用するため、どうしてもスタートが遅くなるが、歩き始めの標高が2,600m超なのは魅力。
木曽駒ケ岳ロープウェイ
https://www.chuo-alps.com/

コース状況／危険箇所等

稜線はテカテカとモナカが入り乱れ、いつズボンとはまるかわからず歩きづらい状況であった。
檜尾尾根中盤から上はラッセルあり。

その他周辺情報

こまくさの湯
http://www.komakusanoyu.com/
明治亭　中央アルプス登山口店
https://meijitei-chuoalps-tozanguchiten.gorp.jp/
檜尾小屋使用料金、1泊1人1,000円

写真

1/27 9:19

ロープウェイであっという間に標高2,612m。
本日はピーカン。
本日は楽ちん山行の予定。

1/27 9:37

極楽平へは三ノ沢岳に向かう人達のトレースが、、、。ありがたく使わせていただきました。
サギダルに向かうトレースもあり。ホテル泊りの方かな？

1/27 10:42

極楽平に到着。看板の向こうには三ノ沢岳。
風は結構強いですね。

1/27 10:42

ロープウェイ駅

1/27 10:42

宝剣岳方面

1/27 10:46

ワカンからアイゼンに装備換えして、島田娘に向け出発。

1/27 10:59

あっさりと島田娘に到着。南アルプスまできれいに見えます。

1/27 10:59

富士山アップ

1/27 11:14

かっこいい三ノ沢岳。この後も常に右手に見えていました。

1/27 10:59

進行方向。本日の全行程が見えます。檜尾小屋があんなに近い。お気楽山行すぎたかな？などとこの時は思っていました。

1/27 11:18

すこし下って、振り返っての島田娘。

1/27 11:28

基本テカテカでアイゼンがよくきくんだけど、時たまズッボと抜けるもので歩きづらい。

1/27 11:47

振り返り。

1/27 11:54

濁沢大峰への登り。テント泊装備が重たい。

1/27 12:34

濁沢大峰からの眺望。

1/27 12:47

基本、右を巻いて行く。

1/27 12:55

振り返って。

1/27 13:01

チェーンは雪の中。

1/27 13:13

尾根筋か右巻きか迷ったところが2ヶ所。正解は2ヶ所とも尾根筋だった。

1/27 13:16

ギャップが1ヶ所。ギョッとしたが左手から簡単に抜けられた。

1/27 13:23

この辺り、尾根筋。

1/27 13:23

振り返って。

1/27 13:34

この岩と岩の間をザックをズリズリさせながら強引に通過。もっといいルートどりがあったのかなあ？

1/27 13:55

危険地帯終了。振り返って。
ルーファイが楽しかった。

1/27 13:58

相変わらずテカテカ、時にズボッなもので慎重に下る。ズボッの際に1回転倒。頭が下になると重荷だと動きがとれない。

1/27 14:19

鞍部からの檜尾岳への登り。休憩中に後続の若者が先行。

1/27 14:51

振り返って濁沢大峰。宝剣側から見た印象とは全然違いますねえ。

1/27 15:00

先行した若者は連れが後方にいるのでゆっくり歩いているようなのだが、全然追いつけない。ボッカ力の低下を痛感。

1/27 15:12

やはり、人が入ると写真に迫力がでる。
この辺り強風。

1/27 15:15

檜尾岳頂上ロックオン。

1/27 15:27

と、思ったら、まだ先があった。

1/27 15:32

今度こそ頂上。なかなかの強風でした。

1/27 15:31

熊沢岳方面。なかなかの迫力。険しそうな稜線。かっこいい。

1/27 15:32

宝剣方面。この距離でこんなに時間が掛かるとわ思わなかった。ラッセルがあったわけじゃないのに、コースタイムの2倍。

1/27 15:32

檜尾小屋がかわいい。

1/27 15:41

若者のトレースは頂上から直に降りるのではなく、勾配を殺してトラバース。急勾配の法面もあるがストック1本で通過している。御見それいたしました。

1/27 15:48

夕刻の斜光が差して雪面が美しい。

1/27 15:49

振り返って檜尾岳。やはり、バランスの悪い自分には直上・直下降がいいかな。

1/27 16:59

小屋から宝剣岳方面。

1/27 16:59

南アルプスのジャイアントたち。

1/27 16:59

空木岳

1/27 17:06

熊沢岳に夕日が沈む。

1/28 6:41

今夜は満月。

1/28 6:41

小屋の扉は雪で開きません、二重扉（窓？）から出入りできます。ナイスアイデア。
今夜は私が2階、若門達2人が1階、計3人の宿泊でした。

1/28 7:03

翌朝、南アルプス（富士山辺りか？）からご来光。

1/28 7:04

昨日に比べると雲は多いですが、風のない気持ちのいい朝です。

1/28 7:04

空木岳

1/28 7:04

熊沢岳

1/28 7:04

宝剣方面

1/28 7:42

お世話になった檜尾小屋。かわいい。トイレは扉を除雪すれば使用できました。ペーパーもあり。1泊1人1,000円。

1/28 7:49

綺麗な、なだらかな尾根。

1/28 7:59

ペロッと舐めたくなります。

1/28 7:59

昨日のルートが一望できます。

1/28 8:14

プチナイフリッジ。

1/28 8:44

それなりにラッセル。若者のパワーに助けられました。

1/28 10:35

必ず撮ってしまうツイストの木。勝手に命名。

1/28 11:56

この距離でも逃げない。かれは何を考えているのか？

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

感想

shunnmio

　岳人ならば麓から歩け！と、言われそうですが、檜尾尾根は2年前の1月に日帰りでチャレンジしたもののラッセルがひどく登頂ならず、3週連続でしつこくアタックして、やっと頂上に立てた因縁のルートであり、4たび登る気にはとてもなりませんでした。　しかし中央アルプスの稜線を歩きたい気持ちがどんどん膨らんできて、檜尾尾根を下りに使う今回の山行ルートを思いついた次第です。
　しかし、「あまりにもお気楽山行かなあ」などと思っていた自分の考えは木っ端微塵。　中央アルプスの稜線はそんなに甘くはありませんでした。　テン泊装備の重さと、テカテカ時にズボッの雪面、自分のボッカ力の低下、無雪期のコースタイムの2倍を掛けてやっと歩きとおせました。これ以上長いルートだと苦行になっていたと思います。
　初日は、風は強いもののピーカンのぬけるような青空、新雪のきらきらした山肌を眺めながらの稜線歩き。　2日目は、雲はあるものの風のない暖かな尾根歩きを楽しめました。
　檜尾尾根の下りは結構ラッセルがあり、私はラッセルをしてくれている若者に付いて行くのもままならず、体力の低下を痛感しました。　最後、私は檜尾橋のバス停に時間ギリギリで間に合ったのですが、かの若者はタイミングが悪く乗れませんでした。　最後にラッセルのお礼も言えず心残りです。　この場を借りてお礼申し上げます。　あなたがいなければ1時間後の次のバスに乗るのも難しかった。　ありがとうございました。