芽室岳（パンケヌーシ分岐まで）

2015年05月17日(日) [日帰り]

• GPS: 04:31
• 距離: 8.3km
• 登り: 1,094m
• 下り: 1,097m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:22
• 休憩: 0:05
• 合計: 4:27

距離 8.3km 登り 1,097m 下り 1,098m

8:43 山小屋芽室岳
11:28 11:31 パンケヌーシ分岐
13:07 13:09 山小屋芽室岳
13:10 ゴール地点

天候

雨→あられ→雪→吹雪（強風・雷あり）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

　STHさんの言われていた「邪悪な芽室岳」に向かいました。が，登山口で雨から霰に変り，標高を上げるとそれが雪っぽくなって風も強まっていった。先行のお一人が下って来たので様子を聞くと分岐まで行ったが強風で視界もなかった。霰が頬に当たり痛くつらかったとのこと。
　まあ，行けるところまでと登って行くと雷が…。
　ここでしばらく待機。温度計は1℃。インナーを重ね着しながら様子をうかがい，その一発以降は静かになったのでと登り始めると4名が雷が聞こえたからと尻滑りをしながら下って来た。去年もこの時期にピークまで行けなかったらしい。
　自分らは目標を分岐までとし，更に歩を進めると6名が雷と荒天のため下って来た。その中の一人が「山は逃げない」と言っていた。皆，アイゼンを装着していた。
　そこから先で吹雪となった急登を登り切って何とか目標のパンケヌーシ分岐に到達。視界の悪い状況写真を撮って，そそくさと下って行った。
　高度を下げると前方の十勝平野方向は晴天。後方は荒天…。登山口に戻ると，まだ車が沢山止まっていた。皆，山小屋に居るよう。そんなに広くなくて満員っぽいので車で少し休憩し，本日の宿（沙流川温泉・ひだか高原荘）へ。

　今回は，ここまで荒天になるとは全く想定外。愛山渓温泉から当麻岳へ，スキーで行こうかと思っていたが、天気が悪そうで，まだ、良いかと判断した芽室岳だった。途中から晴れると信じていたが，雷の音で諦めがついた感じがした。アイゼンは持参したが行程中は使用せず。登山道は低部は結構な笹。むしろ登山口で雨と霰でカッパを着たお陰で笹薮もなんのそのって感じで良かった。中部からは夏道と並行に出来た雪庇の残雪面を歩き，分岐手前の急登はアイゼンがあれば安心だが，夏靴でのキックステップでしのいだ。

写真

5/17 8:40

山小屋芽室岳。室内は狭いがストーブあり。トイレ併設。

5/17 8:41

カッパを着て，登山届をし，。

5/17 8:42

最初の丸太橋渡って

5/17 8:43

いざ，出発！

5/17 8:44

出だしは，雨や霰が降りながらも オオサクラソウ，

5/17 8:44

エンレイソウ，

5/17 8:45

ヤチブキ，

5/17 8:46

エゾエンゴサク 等々の花を見ながら

5/17 8:49

お気楽に樹林帯を抜けて行くと

5/17 8:56

注意看板が見え

5/17 8:59

程なく笹道に突入。

5/17 9:09

雪道と

5/17 9:22

笹道を進み，

5/17 9:27

サイン��

5/17 9:27

ツバメオモト

5/17 9:30

倒木を越えて

5/17 9:39

サイン��

5/17 9:48

笹と雪道を代わる代わる行くと

5/17 9:50

1,000m付近から

5/17 9:52

完全な雪道となった。時折，日差しもあり

5/17 9:59

左手には隣の山が見えてきた。

5/17 10:01

夏道と並行した

5/17 10:09

雪庇の残雪帯を

5/17 10:13

ずっと，

5/17 10:16

ずっと登って行くと，突然に雷が…。

5/17 10:27

しばらく待機してインナーを着込み

5/17 10:36

行けるところまでと

5/17 10:57

ダケカンバ帯を抜け

5/17 11:13

視界の悪くなってきた急登を

5/17 11:19

登り詰めると

5/17 11:28

吹雪のパンケヌーシ分岐に到達。この先は無理と判断し即刻下山決定。

5/17 11:29

既に相方は下り始めているが，

5/17 11:31

自分は少し様子を観察し，一瞬見えた芽室岳方向と思われる面を写して

5/17 11:37

カッパのまま，尻滑りで，どんどん

5/17 11:54

高度を下げていくと正面は晴天。

5/17 11:56

後ろを見ると荒天…。

5/17 12:42

低部まで下りて来ると悪路と

5/17 12:48

笹薮…。

5/17 12:50

文句を言いながら下り，

5/17 13:07

丸太橋を渡って

5/17 13:07

無事に下山。朝の状態とほぼ同じ台数の車が残っていた。

5/17 14:51

宿に向かう途中，明日，ペンケヌーシ岳へ行けないかと，パンケヌーシ林道へ。しっかり閉まっていた。

5/17 18:01

沙流川温泉 ひだか高原荘の晩ごはん。

5/17 18:33

隣りのスキー場。

撮影機器：

Canon EOS M Canon

コメント

STH

荒天の芽室岳，お疲れ様でした
　こんばんわ。
　僕が見た6時くらいの芽室岳は黒い雲をまとっていて，まさに邪悪な感じでした。
　なので，根性なしの僕はソッコーで諦めて，剣山でお茶を濁して，風呂に入ってカレーを食って帰ってきました。
　もはや，ただの観光旅行です･･･(笑)
　お写真を拝見すると，かなり厳しい天気だったようですね。
　邪悪な山に挑む，umasanさんは勇者ですね！

umasan

Re: 荒天の芽室岳，お疲れ様でした
　せっかく来たからと，欲を出して勢いで行ってしまいました。途中の雷で続々と下山してくる方々を目にしながらも登ったことに，反省しながらも分岐まで行けたことに満足しています。また来年の今時期に登ってみたいと思います。

　翌日は，一日違いで晴天の剣山に行って来ました。ここの駐車場で，STHさんのことと思われる，「一時間半で剣に登った人の記録を見て来た」と言っていた方とご一緒しました。
　あの天候では，登るしかないって感じですが，本当に早いですね。