生駒龍参り&枚岡神社の節分祭と梅林
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- GPS
- 08:46
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 1,073m
- 下り
- 987m
コースタイム
- 山行
- 6:18
- 休憩
- 2:28
- 合計
- 8:46
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
・阪奈道の陸橋を渡ってから採石場まではトラックが多く、巻き上げる粉塵が凄い。 buffで鼻口を覆っても 喉がイガイガした。 |
その他周辺情報 | お手洗い ・御机神社 男女別個室は1個 ・饒速日山から少し下った所 ・生駒山頂遊園地の冬季閉鎖中はケーブル山頂駅のみ使える ・森のレストハウス なるかわ園地休憩所 神津嶽休憩所 ・枚岡神社 自販機 ・四条畷駅 セブンイレブン ・阪奈陸橋登り口 ・パノラマ展望台 など ※生駒遊園地内は欠品多し ※次回の為の覚書 皆様温泉 JR四條畷 宮方温泉 JR住道 |
写真
感想
生駒には龍の伝説がある🐉
『奈良時代、日照りが続き村人たちが困り果てていたところ、有名なお坊さまの行基が通りがかり「雨降らせたまえ」と祈願しました。すると龍が現れ、大粒の雨が降り注ぎました。雨があがると、里人は頭と胴と尾の三つにちぎれた龍を見つけました。人々は頭の落ちたところを龍光寺、胴体の落ちたところを龍間寺(りゅうけんじ)、尾のところに龍尾寺(りゅうびじ)を建て、龍を弔いました』
これ金剛山にも同じような伝説があるんだよね。
『金剛山の南麓には、昔大龍がすんでいて、村を荒らしまわった。或日、一人の修験者が龍を退治したが その時に身が三つに切れて地上におちた。龍の祟りをおそれて、龍の頭の落ちた所に龍頭寺、胸の落ちたところに龍胸寺、尾の落ちた所に龍尾寺と、三つのお寺を建立して、龍を厚くとむらった』
今は寺のあとかたもなく龍頭塚、龍胴塚、龍尾塚と三つの塚が残るのみ。
でも私は金剛山の伝説より 龍が”いいもん”の生駒の伝説のほうがええな。
今回はその尾が落ちたという龍尾寺から飯盛山へ。阪奈陸橋から生駒の縦走ルートに一部乗っかって 龍光寺、光龍寺、そして龍神窟がある神感寺を経て枚岡神社へ。。
意気揚々と四条畷駅から龍尾寺を目指して歩き始めるも Google先生が寝ぼけたのかご乱心😱
行き止まりだったり袋小路だったり・・・
少し余分に歩いたが 街中の平坦な道やったしウォーミングアップということで(笑)
龍尾寺にお参りしてからほんの少し引きかえして橋を渡り御机神社へ。本堂右奥の獣ゲートを通り、ここからが山歩きのStart。
ここから飯盛山まで この日一番の急坂の階段が延々と続く。
めっちゃしんどいんですけど 整備がすごく行き届いてて文句をいったら罰が当たる。
飯盛山城址の展望台をおそうじされている方もいはったし
金剛山みたいに地元の方に愛されている里山なんですね。
地獄の階段から稜線に上がれば 冬枯れの木々の間から大阪平野が見渡せて 時々は青空も広がり気持ちいい。
思ったよりも寒くもなく暑くもなく太陽がじりじり照り付けることもなく まさに縦走日和。
阪奈陸橋を渡った所から龍の胴が落ちたという龍眼寺へとお手洗いを兼ねて寄りたかったけれど どうやら阪奈道の脇を少し歩かないダメみたい。
ヤマレコやヤマップでは歩いている人がいるんだけど これって人は歩いてよいの?
自動車専用道路ではなくて?
けど、歩いて良いと言われても車がビュンビュン走ってて怖いし 最終目標は枚岡神社なので さっさと諦め先を目指ことにする。
ロングコースの時は一人なら お昼ご飯代わりに行動食を食べながら歩くけど 今回は同行者が有りなので ランチタイムは短めに2回に分けて。
とあるブログで広い芝生の写真が載ってて 「池の横かな。ここで食べよう」と勝手に決めていたが なんとゴルフ場。
入ったら怒られるやつやん(笑)
燈籠ゲートのところにベンチがあったので そこで1回目のお昼ご飯。
そのすぐ先の饒速日山(にぎはやひやま)はルートから少しそれる。
赤テープ類もなく 話に夢中になってたこともあり、通り過ぎてから慌てて引き返すのはいつものパターンやね
龍光寺はなんなく行けたが 光龍院は遊園地冬季閉鎖の通行止め?でちょっとウロウロ💦
屋根を突き抜ける巨大な杉?が凄かった。
そして本日の龍巡りのラストは龍神窟が有名?な神感寺。
4体の龍のお姿はなかなかの迫力でした。
枚岡神社は節分祭で大賑わい。
おぜんさいの時間まで梅を見て🌸コーヒーを飲んでゆったりと時間を潰して
つきたてお餅入りのおぜんざいでほっこりしました。
*** 今回の山行のお勉強 ***
※飯盛城跡
飯盛山の山頂に四條畷市と大東市にまたがって存在する中世の、南北約700メートル・東西約400メートルを測り、西日本有数の山城です。城内には、多くの曲輪(くるわ)や堀切(ほりきり)・土橋(どばし)といった場所が良好な状態で残っている。国の史跡に指定されている。
この山城は石垣が多くの曲輪で用いられていることが特徴。これらの石垣は石材をほぼ垂直に積み上げており、なかには数段にわたって築いているものもある。石垣を多用した城としては織田信長が築いた安土城に先駆ける貴重なもの。飯盛城はもっとも初期に石垣を使い始めた城で、後の時代の城のように石垣の上に直接建物が乗るのではなく、石垣は城を作るために盛った土の押さえであった可能性があり、城の威容を示すためのものだったのではないかと考えられている。
※八大龍王とは?
八大龍王とは、昔から雨乞いの神様として祀られ、日本各地に八大竜王に関しての神社や祠がある
・龍尾寺
ご本尊は聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)。
寺宝として龍の尾と伝わる長さ1m余りのものが現存し、御開帳するのは、辰年の、三が日と4月から5月、10月から12月の間。つまり今年は龍に会える貴重な年🐉
・龍間寺
戦後廃寺とされたため、同じ龍間の称迎寺境内に旧龍間寺の本尊が祀られた観音堂が移転されている。
・龍光寺
八大龍王の総本山で、龍の頭が落ちた所に立てられたお寺。
1200年前に弘法大師が勅を受け高野山を開創のおり 河内の國額田の郷に立ち寄られた際、八大龍王の霊感を受けとられたのがここ(かなりざっくり)
御本尊である八大龍王尊は平成24年に当山後鎮座1200年を迎え今も昔も「いこまの八大さん」として親しまれているとのこと。
中は撮影禁止です
・光龍寺
龍が巻き付いた鳥居やご神体、本堂の屋根を突き抜ける杉が圧巻。
・神感寺
八代龍王という神を感じる寺で神感寺。八代龍王の総社らしいが 総本山と総社の違いはなんやねん??
※枚岡梅林
枚岡梅林の梅は、ウメ輪紋ウイルスの影響により一度全て伐採され、昨年春にようやく植え替えが完了。今年から開花した梅が公開されている。植え替えたばかりで木は幼いが、どの梅も綺麗に開花中。
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