大峰山系の原登 大所山(百合ヶ岳)1346m
- GPS
- 08:55
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,252m
- 下り
- 1,248m
コースタイム
- 山行
- 8:41
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 8:55
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
登山口から稜線まで、植林帯をひたすら登りました。途中、「岩清水の岩場」でコケの間から清水がしたたり落ちており、乾いたのどを潤すことができました。
稜線に取り付くと、新緑のブナが光に映えて美しく、下草のないきれいな尾根道が奥駈道方面に続いています。
CLも未踏査のこのコースですが、この様子では「原登」に付き物の藪漕ぎなどないのではないかと、ルンルン気分で稜線を登って行きました。
シャクナゲの群生地では名残の花を眺め、地面に咲いているギンリョウソウは這いつくばって写真に収めました。
突然、稜線に断崖が現れ行く手を阻まれました。
ものすごい岩場です。この岩稜は登れないのでは?と一瞬危惧しましたが、よく観察してみると残置のトラロープがありました。このロープを利用して難所を通過し、大峰奥駈道に合流することができました。
合流点から500m南下した今宿跡で奥駈道と分かれ、再び踏み跡程度の支尾根に分け入り、尾根沿いに出発点を目指します。
地形図、コンパス、GPSを駆使し、1304ピークに到達しました。
ここから残置トラロープのある急激な下りです。しかも左右が切れ落ちたナイフリッジ。群生しているシャクナゲの根をつかみながら慎重に下山しました(この間は藪漕ぎ)。
最後は、急峻な植林地のつづら折りの作業道を下り、芳香を放つコガクウツギの密集地の間を抜けて、出発点に戻ることができました。(HA)
<コース状況>大所山までは「登山道順」の道標があるが、それより先はテープの目印のみ。危険個所には残置ロープがある。携行したロープは使用せず。
<特記事項>ヒヤリハットなし。進行方向ミスで引き返し1か所。
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