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Yamareco

記録ID: 7256010
全員に公開
ハイキング
大峰山脈

奈良•川上村 琵琶滝+中の滝、大所山(百合ヶ岳) 周回

2024年09月19日(木) [日帰り]
 - 拍手
oyacco その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:56
距離
8.8km
登り
1,288m
下り
1,292m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:34
休憩
1:21
合計
7:55
7:48
7:48
18
8:06
8:19
120
10:18
10:30
22
10:52
11:04
105
12:49
12:50
15
13:04
13:36
18
13:54
14:05
78
15:24
15:26
1
15:27
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
百合ヶ岳登山口前🅿

169号線から林道に入り、その終点です 道幅の狭い悪路ですが普通車で往復出来ました 広くてヘリポートにでも使えそうな🅿です
コース状況/
危険箇所等
琵琶滝までは特に問題なく行けそうですが、滝展望台、東屋手前に一箇所高さ5m程度のロープ(鎖)場が有るのが難点です

中の滝へはその東屋から山腹をトラバースし、細い山道を辿ることになります テープは有りますが、道がやや不明瞭な箇所が所々に出てきます その都度方向を確認するのをお勧めします

百合ヶ岳への分岐(琵琶滝道出合、標高783m)からコブの尾根分岐下の標高1,200mの間は多分誰もが「ちゃうチャウ」とは言わない急登です  それを過ぎると斜度は段々と落ち着いて来ます コブの尾根分岐からはブナの林間散策を百合ヶ岳の少し先まで楽しめます

尼ノエ分岐から登山口迄はカラ谷の杉の植林地帯につけられた九十九折の穏やかな勾配の道ですが、ちょっと飽きてしまいます  そんな標高1050m辺り、登山道から10m程外れた山側に清水が滴り落ちている苔の岩壁、「水場」が有ります 飲んでみました 澄み切った美味しい冷たい水です 500ml入れるには少し時間が掛りますが

標高900m程度迄下りてくると植林が少なくなり、下草、イラクサの類が繁茂し道を覆い隠しています 足元には注意です
「パール二上山」
中秋の名月の翌日の満月とその月の入、
まさに雄岳山頂へ沈み込もうと

ダイヤモンド富士とは言えませんが、ラッキーな時刻に巡り会えました
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「パール二上山」
中秋の名月の翌日の満月とその月の入、
まさに雄岳山頂へ沈み込もうと

ダイヤモンド富士とは言えませんが、ラッキーな時刻に巡り会えました
モルゲンロート

青垣から音羽三山にかけてのモルゲンロート、わずか数分間のロマンてす
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モルゲンロート

青垣から音羽三山にかけてのモルゲンロート、わずか数分間のロマンてす
林道沿いの山の中腹に在る旧家らしき立派なお屋敷
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林道沿いの山の中腹に在る旧家らしき立派なお屋敷
は〜い、気を付けて楽しませていただきます

あれっ、よく見ると
ここは 駐車禁止 なんですか
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は〜い、気を付けて楽しませていただきます

あれっ、よく見ると
ここは 駐車禁止 なんですか
正面右手の階段から琵琶滝へスタートです
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正面右手の階段から琵琶滝へスタートです
近くでよく見ると
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近くでよく見ると
歩きやすそうな雰囲気
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歩きやすそうな雰囲気
小滝がしばしば現れます
沢遊びもできるのではと思われる程、雰囲気はいい
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小滝がしばしば現れます
沢遊びもできるのではと思われる程、雰囲気はいい
琵琶滝からの戻り、この分岐からこの急登を登り返して行きます、ヤレヤレ
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琵琶滝からの戻り、この分岐からこの急登を登り返して行きます、ヤレヤレ
いい道です
桟道も設けられています
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いい道です
桟道も設けられています
良いですね、小滝
琵琶滝への期待をふくらませる小滝群てす
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良いですね、小滝
琵琶滝への期待をふくらませる小滝群てす
なかなかいい音を奏でてくれます
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なかなかいい音を奏でてくれます
前の滝の上部てす
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前の滝の上部てす
ゆったりした流れです
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ゆったりした流れです
この沢を歩けると楽しめますね
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この沢を歩けると楽しめますね
しっかりと揺れる吊橋、
かずら橋ではないので安心ですが
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しっかりと揺れる吊橋、
かずら橋ではないので安心ですが
小滝こたきコタキ
何度も幾度も現れます
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小滝こたきコタキ
何度も幾度も現れます
ナガレヒキガエル
70cmの苔の崖を登っています
背骨真っ直ぐ足と手を踏ん張って、垂直の壁をを登れるんや、驚き
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ナガレヒキガエル
70cmの苔の崖を登っています
背骨真っ直ぐ足と手を踏ん張って、垂直の壁をを登れるんや、驚き
登ったぜ、ゲコゲコ
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登ったぜ、ゲコゲコ
琵琶の滝、上部側面から
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琵琶の滝、上部側面から
下部、側面から
琵琶滝の落口少し手前から、
向正面がリアル落口
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琵琶滝の落口少し手前から、
向正面がリアル落口
落口
怖くて覗き込めません
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落口
怖くて覗き込めません
小滝と滝壺
落口近くにある祠、
浅い洞窟の下でいい場所です
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落口近くにある祠、
浅い洞窟の下でいい場所です
見栄えのいいブナです
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見栄えのいいブナです
高さ35m 中の滝、
やっと到着
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高さ35m 中の滝、
やっと到着
末広がりの幾条ものナメ滝に、途中から変わります
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末広がりの幾条ものナメ滝に、途中から変わります
写す場所を移動して、落口を狙ってみました
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写す場所を移動して、落口を狙ってみました
色づき始めた枯れ葉、滝下の水溜りに集まって綺麗な 初秋の色合い
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色づき始めた枯れ葉、滝下の水溜りに集まって綺麗な 初秋の色合い
岩壁の割れ目まで登り
横見の滝
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岩壁の割れ目まで登り
横見の滝
アケボノソウが数株滝下の草付きに綺麗でした
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アケボノソウが数株滝下の草付きに綺麗でした
虫のように見える黒い影は雄しべ
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虫のように見える黒い影は雄しべ
琵琶滝辺りまで下山してきました
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琵琶滝辺りまで下山してきました
東屋をでて少し下の沢に近い所から、わずかな木々の隙間から撮影してみました
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東屋をでて少し下の沢に近い所から、わずかな木々の隙間から撮影してみました
大岩の中心に根を張った木、多分杉の木、細いけど背は高い どこから水分栄養を獲得しているのか、いつも不思議  根を張ることの出来る土と空間があの岩の中に有るんでしょぅか 
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大岩の中心に根を張った木、多分杉の木、細いけど背は高い どこから水分栄養を獲得しているのか、いつも不思議  根を張ることの出来る土と空間があの岩の中に有るんでしょぅか 
何故か、風呂椅子のような木造工作物が置かれてました お猿の風呂椅子かな
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何故か、風呂椅子のような木造工作物が置かれてました お猿の風呂椅子かな
ほんとに味わい深い小滝が多い
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ほんとに味わい深い小滝が多い
アレッ珍しい花が、と思ってよく見ると白いツリフネソウ
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アレッ珍しい花が、と思ってよく見ると白いツリフネソウ
同じ茎に、ピンクと白のハイブリッドツリフネソウも
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同じ茎に、ピンクと白のハイブリッドツリフネソウも
コレですね
琵琶下流滝、8mとか
清楚ないい滝です
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琵琶下流滝、8mとか
清楚ないい滝です
百合ヶ岳への急登をやってます
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百合ヶ岳への急登をやってます
約1180m付近 標高差400mの急登を這い上がり、尼ノエが見えました

あと標高差100mちょっとで広い尾根際に届きそうです
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約1180m付近 標高差400mの急登を這い上がり、尼ノエが見えました

あと標高差100mちょっとで広い尾根際に届きそうです
植林地帯を抜けるとホッとします
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植林地帯を抜けるとホッとします
シャクナゲが多いです
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シャクナゲが多いです
女郎ヶ岩、約5m程度でしょうか この根っことロープでよじ登ります
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女郎ヶ岩、約5m程度でしょうか この根っことロープでよじ登ります
岩側の斜め横になった細い木を足掛かりに行きます  最後の登りが90度で、靴を上げきれないので、靴の代わりに岩に膝を載せてガシガシと2歩上がりました、ちょっと痛いがな
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岩側の斜め横になった細い木を足掛かりに行きます  最後の登りが90度で、靴を上げきれないので、靴の代わりに岩に膝を載せてガシガシと2歩上がりました、ちょっと痛いがな
五葉松のやうに見える分厚い落葉、柔らかくて滑り易い 所々に穴が空いています
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五葉松のやうに見える分厚い落葉、柔らかくて滑り易い 所々に穴が空いています
こんな感じで
入り組んだ根っこの上に、落ち葉が上手く年々歳々降り積もっていったんでしょうね
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こんな感じで
入り組んだ根っこの上に、落ち葉が上手く年々歳々降り積もっていったんでしょうね
シャクナゲも有り、花の季節は良いでしょうね
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シャクナゲも有り、花の季節は良いでしょうね
楽しい木々の組合せも趣が有ります
斜度も落ち着いて来ています
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楽しい木々の組合せも趣が有ります
斜度も落ち着いて来ています
広々尾根、もうすぐコブの尾根分岐
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広々尾根、もうすぐコブの尾根分岐
ブナ林に変わって来ました 吹く風が爽やかです
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ブナ林に変わって来ました 吹く風が爽やかです
標識は有りませんが、この辺りがコブの尾根分岐でしょう
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標識は有りませんが、この辺りがコブの尾根分岐でしょう
大台ケ原方面なのか

やっと登り切ったユッタリ尾根筋からの眺め
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大台ケ原方面なのか

やっと登り切ったユッタリ尾根筋からの眺め
山上ヶ岳方面なのか よく分かりませんが、いい眺めです
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山上ヶ岳方面なのか よく分かりませんが、いい眺めです
ブナ林の回廊です
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ブナ林の回廊です
この緑の風の中にいるのは、気持ちがいい
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この緑の風の中にいるのは、気持ちがいい
このブナの まだら 模様
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このブナの まだら 模様
ぶち 模様 
大所山山頂、広々しています

眺望は余り良くありませんが、明るくてのんびりします
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大所山山頂、広々しています

眺望は余り良くありませんが、明るくてのんびりします
赤茶けた滑車が掛けられています
昔、何かの運搬に利用されていたんでしょうね
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赤茶けた滑車が掛けられています
昔、何かの運搬に利用されていたんでしょうね
ラッパタケとか
ここから尼ノエ分岐に行きます
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ここから尼ノエ分岐に行きます
小岩の展望台、眺めは良し
向こうに見えるのは白髭岳とか

ここから約1時間半、杉木立の中を登山口迄歩きます
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小岩の展望台、眺めは良し
向こうに見えるのは白髭岳とか

ここから約1時間半、杉木立の中を登山口迄歩きます
大台ケ原方面なのか
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大台ケ原方面なのか
山上ヶ岳方面なのか
分かりません
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山上ヶ岳方面なのか
分かりません
この尾根を登ってきたんやろか
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この尾根を登ってきたんやろか
5mm程度の小さなお花です
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5mm程度の小さなお花です
ゲンノショウコかな、でも花が小さい でもゲンノショウコかな、葉っぱもそれらしいから
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ゲンノショウコかな、でも花が小さい でもゲンノショウコかな、葉っぱもそれらしいから
このイラクサのような植物が、植林がまばらになった山腹を覆いつくして、山道が見えません  かき分けかき分け進んていきます
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このイラクサのような植物が、植林がまばらになった山腹を覆いつくして、山道が見えません  かき分けかき分け進んていきます
こんなふうになっています

朝露が降りたここを登ると、もう膝から上もびしょびしょになるでしょうね
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こんなふうになっています

朝露が降りたここを登ると、もう膝から上もびしょびしょになるでしょうね
やっと降りてきました
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やっと降りてきました
帰りの林道沿いには
宗像神社の鳥居を見つけお詣りに
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帰りの林道沿いには
宗像神社の鳥居を見つけお詣りに
神社への趣ある苔むした階段
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神社への趣ある苔むした階段
白木造りの立派拝殿が設けられています
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白木造りの立派拝殿が設けられています

感想







今日は琵琶滝と中の滝、二本の滝と大所山を遊ぼうと巡ってみました

琵琶の滝、高さもありいい滝ですが東屋展望台からの眺めは木の幹枝葉越しに、そして少し離れ過ぎていて…… 時間に余裕が有れば沢近く迄下って、障害物なく見上げてみたいもんです ただ落口まで登って行くと、澄んだ多量の水が丸くなった大石の間を縫ってそこから一気に流れ落ちるのを見れるので、お勧めです

中の滝、この滝は申し分ありません 
高さもあり末広がりに岩壁を何条もに分かれ飛沫を上げるナメ滝となって滑り落ち、最後はまた1つに収束して軽やかに小さな滝壺に落ちて行きます

滝の上段辺りに岩壁をくり抜いたように見える洞窟があり、そこから所謂「裏見の滝」を楽しめそうです  今回は危険を回避し奥深く進入せず、「横見の滝」になってしまいました  大所山(百合ヶ岳)周回がなければ、あと1時間でも2時間でも飽きず眺め過ごせる瀑布独り占めのゆったり時間もよかったかも知れません

百合ヶ岳方面、琵琶滝出合/分岐からコブ尾根分岐迄はかなり急、 これでもかと 迫ってくる坂の壁の迫力はなかなかです  黙々とただひたすら歩みを進めるだけ

尾根筋に這い上がってからの清々しい百合ヶ岳ブナ林の回廊散策と緑の風に少し吹かれながらのランチタイムはいい一時でした 

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