向山連山 丹波市の分水界 18km を踏査（兵庫県）

2015年05月20日(水) [日帰り]

• GPS: 08:46
• 距離: 18.5km
• 登り: 1,401m
• 下り: 1,358m

コースタイム

◆所要時間　8時間50分　●歩行距離　18.5Km　▲総上昇量　1654m

　10:30　Ⓟ船城神社
　10:50　▲天王坂
　12:00　▲愛宕山（あたごやま）△349m〜（昼食）12:25
　13:00　▲城山（しろやま）「�� 石生（いそう）△197.78 m」
　13:20　◎城山登山口
　13:35　◎向山連山観音堂登山口
　14:00　▲二の山（にのやま）「�� △299.98 m」
　15:15　▲向山（むかいやま）「�� △568.84 m」
　16:05　▲藤ノ目北（ふじのめきた）「�� △571.33 m 」
　16:45　▲権現山（ごんげんやま）「�� △541.26 m」
　17:00　▲譲葉山（ゆずるはやま）「△ 594 m」
　18:00　▲奥町（おくまち）「�� △431.46 m」
　18:30　◎瓶割峠
　19:20　Ⓟ長谷池丹波の森

天候

晴れ　のち　曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●乗用車
　・国道175号で春日町に入り、天王の船城（ふなき）神社を目差します。
Ⓟ駐車場　
　・船城神社下の道路脇に駐車スペースがあります。
　・デポ車は、下山地の国領温泉にある長谷大池の「丹波の森」駐車場に置く。

コース状況／危険箇所等

▲山行概要
　・天王坂から混合林が主体で展望も僅かで地形も複雑な分水嶺を、瓶割峠
　　まで時間に追われながら、ミスコースしやすい難コースを細心の注意を
　　払って辿ります。
　・メジャーな向山周辺以外の踏跡は僅かで、尾根も複雑に入り組んだ
　　難コースが続きますが、濃い薮も無く、要所の「分水界」の標識や
　　国土調査の目印でルートの確認ができます。

写真

ルート詳細図(クリック→元サイズ→拡大)

5/20 10:30

船城（ふなき）神社前から天王坂へ出発

5/20 10:48

「りくの森」の前を通過

5/20 10:49

この標識の道を隔てた南の尾根に乗る

5/20 10:50

天王峠の法面に取り付く

5/20 10:52

やがて薄い踏み跡に乗ります

5/20 10:57

高度を上げると視界が開ける

5/21 19:13

分水嶺に出ました

5/20 11:40

立派な標識が現れる

5/20 12:00

愛宕社

5/21 19:17

岩座の展望地でお昼にします

5/20 11:59

愛宕山からの展望

5/21 19:18

山頂直下の奇岩

5/20 12:39

鉄塔を通過

5/20 12:49

尾根道にある横田山古墳

5/21 19:21

要所の立派な道標に従います

5/20 13:00

横田城跡の城山三角点「�言仞検覆い修Α泡�197.78m」

5/20 13:02

城山の説明

5/20 13:02

これから縦走する向山連山の山容

5/20 13:04

中央右寄りに通過してきた愛宕山を望む

5/20 13:04

愛宕山の磐座を遠望

5/20 13:19

この先の高みを越えて一旦下山する

5/21 9:49

峠の地蔵さんに挨拶

5/20 13:21

高みに建つ石生行者堂

5/20 13:38

石生の町を抜けて「向山連山　観音堂登山口」から再び分水界を辿ります

5/20 13:43

フェンスを開けて分水界に乗ります

5/20 14:01

三角点峰直下の滝山古墳

5/20 14:01

滝山古墳の説明

5/20 14:02

二の山の四等三角点「�権�299.98m」

5/20 14:25

縦走尾根にある磐座展望所

5/20 14:25

まだまだ遠い譲葉山のピーク

5/20 14:51

中央に黒井城址が対峙する

5/21 9:53

向山「�係�山△568.84m」で記念写真

5/21 9:54

「ベニドウダン」が満開です

5/20 16:05

藤ノ目北のピーク「�権�671.33m」

5/20 16:43

権現山の三等三角点標石「�窟�541.26m」

5/20 16:53

杉植林の尾根をひたすら進みます

5/20 17:07

譲葉神社の建つ譲葉山に到着

5/20 17:08

林の中の「エビネ」も満開です

5/20 17:15

すぐ先に急な坂が待っていました

5/20 17:43

間伐材が行く手を阻みます

5/20 17:57

奥町の四等三角点「�険�町△431.46m」に立ち寄る

5/21 9:44

ようやく瓶割峠へ下ります

5/20 18:31

峠道に出ました

5/21 9:44

峠直下の「大師堂跡」

5/21 9:43

陽が落ちて「瓶割峠登り口」へ到着

5/20 19:00

傍らに「分水界　雲海の径　瓶割峠」の標柱が建つ

5/21 9:42

丹波の森の標識

5/21 9:42

夕闇せまる長谷大池の「丹波の森」駐車場に全員無事に到着

撮影機器：

COOLPIX S9700 ニコン

感想

yamaya

感想・コメント】
　・入山が遅くなり、日没までに縦走できるか気掛かりでしたが、みんな
　　の頑張りで無事に予定の行程を終えることができました。
　・灌木に囲まれて展望もあまり無く、植生の変化も少ない分水嶺踏査で
　　したが、終わって見れば、充実感に満ちた記憶に残る素晴らしい山行
　　になりました。

❒山行詳細記録
★10:30【船城神社Ⓟ】
　・天王坂には、適当な駐車場がないので、山麓の船城神社前から出発する。
　・峠手前の「リクの森」を通過すると、分水界の標識が現れる。
★10:50【天王坂】
　・峠の法面から強引に急な尾根に取り付き、植林帯を登る。
　・やがて鉄塔や反射板を通過し、展望地を抜ける。
★12:00【愛宕山 △349m】〜（昼食）12:25
　・高みの奥に磐座があり、立派な愛宕神社の前の広場でお昼にする。
　・下山は、磐座を右へ廻り込んで急坂を下り、山腹を辿って分水界に乗るが、
　　ルートが不明瞭で厄介だ。
　・鉄塔を通過し、TVANTの先にある横田古墳を過ぎるとNHKのTV塔がある。
★13:00【城山 �権�197.78 m】
　・四等三角点を確認して、城山展望所の広場に出ると、これから縦走する
　　向山連山が対峙する。
★13:20【城山登山口】
　・城山を一旦下り、高みの石生行者堂を越えると道路脇にある登山口に出る。
★13:35【向山連山観音堂登山口】
　・ここからヒカゲツツジで有名な定番の向山連山を辿るが、やたらと多い
　　標識に閉口する。
★14:00【二の山 �� △299.98 m】
　・展望を楽しみながら歩きやすい尾根を辿る。
★15:15【向山�� △568.84 m】
　・この先の分岐から、ルートが狭く不明瞭になりコース取りが難しくなる。
★16:05【藤ノ目北 �� △571.33 m 】
　・切り開きの三角点峰で一息入れるが、灌木に囲まれ、ここも展望がない。
★16:45【権現山 �権�541.26 m】
　・三角点標石を確認して、先を急ぐ。
★17:00【譲葉山 △594 m（譲葉神社）】
　・杉の植林尾根を忠実に辿り、ようやく広大な敷地跡に建つ譲葉神社に
　　到着する。
　・休憩もそこそこに神社を辞して、すぐ先の急な坂を下る。
★18:00【奥町 �権�431.46 m】
　・主稜線を少し離れた四等三角点に立ち寄り、すぐに復帰するが、
　　この先の地形が複雑でコース取りが実に難しい。
★18:30【瓶割峠】
　・夕暮れが迫り、瓶割峠への下山ルートを懸命に探すが見当たらないので
　　山腹を急降下する。
　・しばらく下ると、灌木の間から乢の大きな標識が見えて、みんなに笑顔が
　　戻る。
　・荒れた峠道に出て、少し下ると、「大師堂跡」が現れ、かつては主要な
　　峠道だったのを実感する。
★19:20【長谷大池　丹波の森Ⓟ】
　・日没後、ようやく奥町集落を抜け、デポ車に到着して薮支度を解き、
　　帰路に就く。