天塩岳
- GPS
- 07:39
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,163m
- 下り
- 1,173m
コースタイム
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 7:39
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
天気予報では今日の夜から爆弾低気圧の影響で大荒れになるが,日中は穏やかなはず。午前中勝負とみて早朝から行動を開始する。数年前から狙っていた『天塩岳』に挑戦だ。
林道入り口近くには除雪地帯なく,浮島トンネルを出たところの駐車帯に車を止めて,スキーを担いで国道歩きでスタートした。気温は0度くらい,晴れ無風。
5時50分に駐車帯から歩きはじめて約1.4kmを15分,
6時5分,林道入り口からスキーを着けて山に入る。林道には数日前のもの?かスキートレースがついていた。
6時40分,砂防ダム堰堤の所で,かろうじて残っていたスノーブリッジで沢を渡り
7時,夏道の登山口となる一の沢・ニノ沢出合い着。入山ポストあり,記載する。冬にも何人か入山の記入あり。
この先は林道が不明となり,663に向かって歩く。左の尾根に取り付くのだが,傾斜が急で適当なところがない。
7時15分,クトーを装着して急傾斜の尾根に取り付いた。途中,振り返るとチトカニウシが見え,夏道尾根の上には白い前天塩も覗く。
気温が上がってきて汗たらたら。斜面の上の方になると日が当たって気温も上がってきたせいか,雪面が緩んできてやっと登りやすくなった。山中気温は5〜10度。ずっと無風が続いた。空は真っ青。これ以上はないという好天である。
9時,標高差600mの急斜面を登りきり,ようやく広い稜線の上に出た。周囲の視界が一気に拓け,眼前には真っ白な天塩岳が輝く。遠くはチトカニウシ,北大雪スキー場跡〜天狗岳,ニセイカ,表大雪も見える。
9時20分頃には1236ポコの北を通過。。平坦な稜線を行くと前方に登りの斜面となるが,雪が緩んでいるのでシュカブラの雪面も軟らかくなっており,シールだけで楽勝で登れた。結局,アイゼンの必要はなく
10時35分,天塩岳の山頂に到着。さえぎるもののない周囲360度の眺望である。帰りのルートは一の沢の大斜面を滑って,そのまま一の沢沿いに尾根取り付き地点まで戻ることにした。
11時15分,若干の緊張感を持って下りの滑降開始。一の沢大斜面の上部に到着し,雪庇のない所からそろそろとドロップする。上部はかなりの急傾斜であり,大きく斜滑降して標高を落とす。雪は適度なザラメで問題なし。途中からは気持ちよくターンを切って,どもまでも続く一の沢を下って行った。さすがに下の方になると雪が重たくなってきたが,足を捕まれるほどのストップ雪でもなく,標高差950mくらいを滑って
11時50分,尾根取り付き地点に着いた。小休止の後
12時20分,シールは着けないままスキーで戻る。10分で登山ポスト(下山の記入をした)。ここからはノンシール・ヒールフリーとして歩く。
12時30分,砂防ダム堰堤でスノーブリッジを渡り,雪の緩んだ林道を歩き続け
13時10分,ようやく林道入り口に着いた。ここからはスキーを担いで国道をとぼとぼ歩き
13時30分,駐車地点に無事到着。
天候にも雪にも恵まれて,いい一日でした。
行動時間: 7時間40分 (登り 4時間45分)
移動距離: 18km
累積標高: 1200m
※ 国道歩行の片道1.4km,15〜20分を含む
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