針ノ木岳
- GPS
- 08:29
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,434m
- 下り
- 1,418m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
今週も天気が良いようだ。景色と滑りの両方楽しめそうな針ノ木岳へ行ってみることにした。
家を出ると北アルプスの山々がバッチリ見え心が弾む。6時前に扇沢に着く、スキーをかついでいる方が多くいるが殆どが立山へ向うようだ。
スキーを背負い夏道を進み、作業道から雪渓へ入る。雪は繋がっているようだが、そのままスキーを背負ったまま進む。最後の堰堤を超えたところでシール登行を開始する。
2日位前に雪が降ったようで、山が白くなりとても綺麗。ただ、気温が上がるにつれ、シールに雪がべっとり張り付き歩きづらい。
マヤクボ沢出会いに着き休憩する。それにしても暑い。水を2L持ってきているが早くも半分消費してしまったので、雪をペットボトルに詰め込む。先行者は皆、峠へ向ったようだ。マヤクボ沢を詰めている人はまだいない。シールに雪が張り付くので、ここからまたスキーを背負いマヤクボ沢を直登することにした。
新雪が20cm程積っているところ歩いて行く。段々疲れてきたので岩場で休憩する。しばし休憩してから進むが直にヘロヘロになってしまう。後続の方が追いつき、先頭ありがとうと言ってくれたのであとはお願いしますと伝えまた休憩。
やっと山頂下の肩へたどり着いた。ここにスキーをデポし、ストックからピケッルに持ち替えて山頂へ向う。今日一番の急な所を越えると針ノ木岳山頂に着いた。山頂からの360度の大展望を楽しむ。山頂で昨年槍ヶ岳に登ったときにタクシーをご一緒した山梨のSさんにお会いしお互い驚く。
山頂でのんびりした後、肩へ降るが急なところを後ろ向きで、一歩一歩アイゼンで蹴りこみ足場を確保しながら慎重に降った。
マヤクボ沢をいよいよ滑るが、体力を登りで使い果たした上に、緩んだ新雪が重く数ターンするたびに息が切れるので休憩しながら降る。テレマークターンは雪渓のザラメの状態のいいところだけしかできず、あとはしょぼいアルペンターンで降った。
今日はつくづく自分の体力の無さとスキーがへたくそなことを思い知った一日だった。
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