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Yamareco

記録ID: 646080
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積雪期ピークハント/縦走
剱・立山

中山 クズバ山 西大谷山

2015年05月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
9.0km
登り
1,357m
下り
1,341m

コースタイム

日帰り
山行
8:15
休憩
1:05
合計
9:20
6:10
80
7:30
7:40
170
10:30
10:50
50
11:40
20
西大谷の途中
12:00
12:15
165
15:00
15:20
10
15:30
0
15:30
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中山登山口の駐車場
立山川にかかる馬場島橋 すぐ近く(馬場島荘へ行く一本道の途中)
2,3台しか停まっていません。万が一満車だったとしても馬場島荘近辺に駐車場が沢山あります。
コース状況/
危険箇所等
中山は少しだけ雪が残っているものの平らなところだったりするのでアイゼンなしでいけます。

クズバ山への道は標高を上げると斜度のある残雪のあるエリアがあるのでアイゼンがあった方がよいです。トレランの方は引き返していました。破線ルートですが想像していたより道は明瞭で藪もありませんでした。

 クズバから先は全くの別世界。雪が無い状態では極めて困難です。藪の密度と高さがすごいです。人の背丈より高いので視界がききません。藪があるだけならまだしも、急で狭い(崖)になっている上、足元が笹で滑りまくります。なだらか、もしくは下りならいいのですが、登りは一層厳しいです。


 全般的に雪解けが早いようです。しかしブナクラ谷等(当レコのルートではありません)、沢に残る雪は例年より多いとのこと。
  

県道333号
早月川にかかる いおり橋
県道333号
早月川にかかる いおり橋
立山川にかかる 馬場島橋
立山川にかかる 馬場島橋
中山登山口

東小糸谷の橋(三箇所)は冬季は撤去するとのこと
中山登山口

東小糸谷の橋(三箇所)は冬季は撤去するとのこと
イワウチワ
立派な杉です。
早月尾根を思い出します。
立派な杉です。
早月尾根を思い出します。
中山山頂に到着
中山山頂からの眺めです。
早月尾根を縦に低めのアングルから眺めることができます。
2
中山山頂からの眺めです。
早月尾根を縦に低めのアングルから眺めることができます。
クズバ山です(山頂手前のピーク)。短い距離ですが早月尾根を超えると思われる斜度の登りがあり、なかなか侮れない山です。
クズバ山です(山頂手前のピーク)。短い距離ですが早月尾根を超えると思われる斜度の登りがあり、なかなか侮れない山です。
富山市内
早月尾根
奥に池ノ平山、マッチ箱が見えます。
北方稜線は見るだけでゾクゾクです。
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早月尾根
奥に池ノ平山、マッチ箱が見えます。
北方稜線は見るだけでゾクゾクです。
ブナクラ谷、ブナクラ峠 右に赤谷山
ブナクラ谷、ブナクラ峠 右に赤谷山
ずーっとこんなのだったら楽なんだけどな 笑
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ずーっとこんなのだったら楽なんだけどな 笑
手前左から大猫、猫又、釜谷
1
手前左から大猫、猫又、釜谷
剱岳
これを見るために今日来ました。
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剱岳
これを見るために今日来ました。
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
こういうのに乗ると落ちます。
こういうのに乗ると落ちます。
イワウチワ
キジムシロ
あっけなくクズバ山 山頂に到達 斜度はキツイけど距離が短いのです。
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あっけなくクズバ山 山頂に到達 斜度はキツイけど距離が短いのです。
早月小屋とマッチ箱
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早月小屋とマッチ箱
これぐらいなら楽
これぐらいなら楽
藪がはんぱないです。
藪がはんぱないです。
右奥に奥大日岳
先の雪が残っているところで心がポキっと折れました。
右奥に奥大日岳
先の雪が残っているところで心がポキっと折れました。
西大谷山を諦めて、あらためてクズバ山、山頂にて
小さなピークに遮るもののほとんどない360°の展望は圧巻です。近所なら何度も登りたいです。
西大谷山を諦めて、あらためてクズバ山、山頂にて
小さなピークに遮るもののほとんどない360°の展望は圧巻です。近所なら何度も登りたいです。
キクザキイチゲ
クズバ山より西大谷山を望む
クズバ山より西大谷山を望む
 ベテランの登山者
 ベテランの登山者
サンカヨウ
東小糸谷 
3回の渡渉のうちで、一番上流側
東小糸谷 
3回の渡渉のうちで、一番上流側
ニリンソウ
東小糸谷はお花が多いですね。
ニリンソウ
東小糸谷はお花が多いですね。
ニリンソウ

真ん中の渡渉ポイント
泥んこになったアイゼンを洗いました。

真ん中の渡渉ポイント
泥んこになったアイゼンを洗いました。

一番下流の渡渉ポイント

一番下流の渡渉ポイント
清流すぎる
右にクズバ 奥に西大谷
右にクズバ 奥に西大谷
早月尾根は左
クズバは右
早月尾根は左
クズバは右
さわやかです。バイクツーリングでキャンプ、夫婦でテント、皆さん楽しそうです。私もおにぎりを食べて帰ります。
さわやかです。バイクツーリングでキャンプ、夫婦でテント、皆さん楽しそうです。私もおにぎりを食べて帰ります。
剱岳 またねー。
剱岳 またねー。
携帯の電波がバリバリ入ると思ったら馬場島の駐車場にアンテナがあるんですね。
携帯の電波がバリバリ入ると思ったら馬場島の駐車場にアンテナがあるんですね。
翌日、長野県大町市にある山岳博物館より撮影
爺ヶ岳&鹿島槍ヶ岳
ここからは見えないですが、奥にある剱岳も雲の中かなー。
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翌日、長野県大町市にある山岳博物館より撮影
爺ヶ岳&鹿島槍ヶ岳
ここからは見えないですが、奥にある剱岳も雲の中かなー。
とにかく展望が素晴らしい。ソファーもあって居心地がよいです。
とにかく展望が素晴らしい。ソファーもあって居心地がよいです。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 雨具 予備靴ひも ザック アイゼン ピッケル 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め 携帯 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ テントマット ヘルメット

感想

 去年、早月尾根で出会った方に教えてもらった中山、クズバ、西大谷山(は断念)へ行ってきました。剱岳登頂時(真っ白で何も見えず)よりはマシですが、今回も青空は無しです。しかし、剱岳を目の前に拝むことができて満足です。ちょっと残念だったのは西大谷山へ行けなかったことです。やはり、雪が残っているときじゃないとダメですね。想像以上の藪でした。密度、背の高さ、傾斜、足元が笹で滑りまくり。途中で、まだ余力はあるものの心が折れました。冬のラッセルは好きなのですが、どうも藪こぎは苦手なようです。わざわざ富山まで来て、この距離と標高差ではちょっと物足りないような気もしないでもないですが、早い時間に下山できたので富山市内に寄って帰ることにしました。

 下りで使った東小糸谷はニリンソウが群生していてキレイです。

 クズバ山の山頂はちいさなピークで、遮るものがほとんどなく360°の展望は圧巻です。ここから眺めていると、色々と行きたいルートが頭に浮かびます。

 今回も富山のベテランの方とお話をすることができて、またまたおすすめの所を教えてもらえまいた。残雪期に大ブナクラ谷からつめて大猫、猫又を狙うルート、クズバ、西大谷に登った後、沢伝いにスキーで下るルート、私にはまだ無理ですが赤谷尾根、北方稜線、剱岳というかっこいいルートです。

 剱岳にもう一度、こんどこそは晴れた日に登りたいです!

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コメント

ついに♪
行ってきたんですね~(*^▽^*)

ほんと、すごい藪。笑笑
もう少し早い時期だと歩きやすいですかね??

初見のバリエーションをさくっと♪
さすがです^^

景色は感動ものでしたか?
2015/5/26 0:14
Re: ついに♪
バリエーション部分はほーんの一瞬なのでヒミツです。笑
もっと雪があれば全然違うと思います。なので、来年また行きたいと思ってます。
ここに限らず今年は雪解けが早いみたいですね。
長野側から見る剱岳とは違った姿が見れて感動です!
2015/5/26 9:28
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