記録ID: 6496792
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アルパインクライミング
札幌近郊
小樽赤岩 スカイリッジ
2024年02月24日(土) [日帰り]

天候 | 早朝は雪強し。まもなく止む。晴れ時々雪。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
|鷦崗(7:00)−(7:15)赤岩峠−(9:00)スカイリッジ(14:00)ー赤黄のガレ下降−赤岩峠−駐車場(15:00) 19日前後の異常昇温で入山を見送っていたスカイリッジだが、ここ数日いいかんじに冷え込んだので入山することにする。ただ22日からの2日間で計50cmほどの降雪があったため、雪崩には細心の注意を払い、積雪が不安定なら引き返しも視野に入れる。 赤岩峠からは廃道となった遊歩道をできる限り辿り、不明瞭になったところからは適当に下る。この下降で周辺の積雪安定性がある程度測れると読んでいたが、案外悪くなさそうだ。波打ち際を進み、青く屹立した岩は海側を歩けた。山側のルンゼ状も通過可能。蒼氷をまとった蒼氷ルンゼを眺めながら波打ち際を進むと赤黄のガレに着く。余程視界が悪くないかぎりそれとわかる。ガレの左岸灌木帯をスキーで詰め、スカイリッジ末端と同コンタくらいになったところで登攀装備に換装。ガレを一人ずつ渡り、スカイリッジに取り付く。以下全て関口リード。 1P:下はイボイボ×2で支点構築。スカイリッジの西側から取り付き、凹角を直上。斜度増し、激ボロくなってきたあたりで左のリッジに乗り、岩頭に出る。立木でビレイ。中間は岩角、トライカム。 2P:最初の段差は左から巻き、次の段差が越えられなさそうだったため、右手の深いルンゼから巻く。A0してクライムダウン。最後はスリング抜き、ハーケン&カラビナ残置(すみません)。終了点は立木。 3P:2〜3mほどの段差手前で直登か巻くか迷ったので、とりあえずその手前の岩角でピッチを切る。山谷の3P前半部に相当。 4P:結局根性入れて直上し、細いリッジのクライムダウンののち太くなった雪稜を太い木まで。中間は岩角、ブッシュなど。山谷の3P後半部に相当。 5P:雪稜を50mいっぱい。中間は立木。岩露出し、バランシーな箇所もあった。終了点は立木とアックス。 マンモス岩基部まで確保無しでよじ登り、ザイルをしまう。下降は予定通り赤黄のガレを使う。ただ雪崩プレッシャーはないわけではないため、左岸きわきわを進む。あとは来た道。下山スキーは水を得た魚のよう。ようやく赤岩シリーズを終えられましたとさ。 |
その他周辺情報 | 丸亀製麺 |
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