飛騨 位山と川上岳

2024年02月24日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 25.2km
• 登り: 1,429m
• 下り: 1,430m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:25
• 休憩: 1:10
• 合計: 9:35

7:40 モンデウス飛騨位山スノーパーク
7:45 7:45 位山登山口
8:15 8:20 リフトトップ
9:30 9:35 位山
11:05 11:15 登山道脇
12:00 12:05 大イチイ分岐
12:30 12:45 川上岳
13:05 13:05 大イチイ分岐
14:10 14:20 登山道脇
15:20 15:30 位山
15:40 15:40 天の岩戸
16:00 16:05 ダナ平林道終点
16:35 16:40 道路脇
17:15 モンデウス飛騨位山スノーパーク

17:45 臥龍の郷 18:45
翌日に帰宅したのですが中央道は雪で阿鼻叫喚に・・・早く帰るべきでしたね。。

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道の駅モンデウス飛騨位山からです。
道の駅モンデウス飛騨位山、と言うか飛騨高山は関東方面からだと長野道松本ICを降りてから平湯温泉経由で約2時間。関東勢にはちょっと遠いエリア感があります。
道の駅モンデウス飛騨位山はスキー場を兼ねているというとてつもない道の駅です。駐車場は広大過ぎてもはや何がなんやらという状態。おそらく1000台を超える規模を収容可能です。しかし雪不足に苦しんでいる現状ちょっとスキー場は閑散としていて駐車場が埋まる様子は全くありませんでした。
道の駅なのでトイレや自販機等の設備も充実しています。トイレには暖房を入れてくれており、おもてなし感バツグンです！

コース状況／危険箇所等

全体的に雪は明らかに少なめです。
今回歩いたコースは今の時期は3区間に分類出来そうです。それぞれ以下に説明します。

■ スキー場上部から位山まで
特に問題のある箇所は無いと思います。他登山者の方もたくさん見かける区間でした。
今のところほぼ凍結も無く、チェーンスパイク程度を持参しておけば安心です。

■ 位山と川上岳間
激しく凍結した斜面をトラバースするような箇所などがあり、位山までの装備と同じだと微妙です。
またうっすらと古いトレースが見える箇所もあれどほぼほぼノートレース、この日は人っ子ひとりいませんでしたし、そもそもちょっと長いので十分な備えで突っ込みましょう。

■ 巨石群登山道、ダナ平林道
正真正銘ノートレースで、こちらはしばらく人が入っている気配も無かったです。
とは言え難しい箇所があるわけではないので、位山までの装備と同じでも問題ないと思います。なおダナ平林道終点から道の駅までは約6km。未舗装路混じりの道路で、冬でなければ車で通行可能な区間です。

その他周辺情報

臥龍の郷へ立ち寄りました。モンデウス飛騨位山からは車で約10分、5:30~23:00というかなり頼もしい営業時間です。
何しろ身体が冷え切っていたところだったので、熱めの内湯が染み渡りましたね！露天風呂はちょっと温かったかも。と言うか外が寒すぎた！

写真

2/24 7:40

今日は超広大な道の駅を出発です。空色でテンション下がる

2/24 7:47

ゲレンデ横から登山道へ。案の定寂しい雪量です・・

2/24 8:17

まずはリフトトップに上がってきました

2/24 8:20

ここは本来相当展望が良さそうです・・・また来ます！

2/24 8:51

リフトトップから登山道へ。中はちょっと面倒な雪量に

2/24 9:16

登山道には岩がゴロゴロ

2/24 9:19

白い・・

2/24 9:29

山頂部に上がってきたようです。特に見えるものはなく

2/24 9:31

位山に到着しました。とりあえず一服して思案

2/24 9:40

迷ったのですが、川上岳へ向かってみます。
微妙な雪量で悩みましたが、せっかく担いでいたスノーシューを装備

2/24 10:16

天空遊歩道はちょっとよく分からない・・・

2/24 11:29

見えないし寒いしで何度も「もう帰ろうかな・・・」という考えが頭をよぎっていました

2/24 11:49

いやこれ晴れるんじゃないか

2/24 12:16

突き抜けました！帰らないで本当に良かったなと感動した瞬間

2/24 12:18

何やらただ事ではない山が姿を現そうとしている

2/24 12:27

もう少し！

2/24 12:29

川上岳、到着です。「かおれだけ」。この読みは知らないと無理。
山頂は感無量の大展望でした！

2/24 12:29

御嶽山の方面

2/24 12:30

御嶽山はとんでもない迫力です！かなり近くに見える

2/24 12:30

こちらは乗鞍。御嶽山に負けない迫力

2/24 12:30

槍穂高の方面。笠ヶ岳の存在感もすごい。
左の方のキレイな峰はこれは黒部五郎岳

2/24 12:34

黒部五郎岳のさらに左方に立山連峰。真ん中のあたりが薬師岳、左に剱岳

2/24 12:30

こちらは両白山地。見事な白山展望

2/24 12:30

西南の方面。真ん中に小さく見えているのがあれは伊吹山かなと眺めていました

2/24 12:35

色々楽しいスポットですがやはり主役は御嶽山なのかなと思いました。いやほんとすごい迫力でした

2/24 12:36

帰ります！
長い復路ですが、天気が変わったのでやる気は十分

2/24 12:48

川上岳上部の方は樹氷がキレイです。大物はいませんが・・・

2/24 12:51

別の意味の大物はたくさんおります！

2/24 13:12

ところどころ氷の斜面です。前回から投入している新スノーシューの性能では問題なし

2/24 13:42

白い葉

2/24 14:15

川上岳、素晴らしかった！

2/24 14:41

今度はよく分かる天空遊歩道

2/24 14:41

何かが頭だけ出ている

2/24 14:45

白山の方面も見晴らしが良い

2/24 14:56

天空遊歩道、復路は堪能出来ました！

2/24 15:20

戻ってきました。疲れたー

2/24 15:22

二度目の位山山頂でまた一服します。朝より雪がゴチャゴチャになっていますね

2/24 15:33

こちらは乗鞍岳眺望スポット

2/24 15:33

確かにすごい眺望になっています！

2/24 15:34

こちらは御嶽山

2/24 15:34

こちらもかなり立派でした。位山の山頂部は見どころが多いです

2/24 15:39

下山はダナ平林道の方へ

2/24 15:42

予想に反してこちらは全く人の気配が無かった

2/24 15:46

こちらは巨石群登山道という名の通り、多数の巨石を見かけます

2/24 15:52

もうちょっと雪が増えると話が違うかも

2/24 16:02

降りてきました。ダナ平林道終点です

2/24 16:04

ここも北アルプス方面の展望が良いです

2/24 16:06

あとはこの林道を歩いて戻るのみ。長いですが概ね下りなのが救い

2/24 16:57

下りなのは救いでしたが、、冷えます！

2/24 17:16

夕暮れの超広大な道の駅に戻ってきました。御嶽山が迎えてくれました！

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-870 Tough オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー フリース ジャケット ズボン タイツ 靴下 グローブ 防寒着 日よけ帽子 毛帽子 ネックウォーマー スノーゴーグル 靴 チェーンスパイク スノーシュー ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ サングラス

感想

moono

山と高原地図の御嶽山に付属の「位山三山」。前々から気になっていた地図でした。
とは言えこのエリア。冬に都合良く好天に恵まれるとは思えないのでまぁしばらく機会は無いかな、そもそもちょっと遠いし、また大型連休で西への遠征道中で立ち寄る感じかな、なんて考えていたのですが何やら今度の三連休の中日の天気が良さそう！ということで高山へのドライブがてら訪問してみた次第でした。

今回まずはアクセスの良さそうな位山を、と考えていたのですがなかなかコース選択が悩ましかったです。これ位山だけを歩いてくるのはちょっと短い、でも川上岳を加えるとちょっと長い、という小盛りと大盛りしか無いみたいな状態に感じていて・・・いやまぁ大盛りを頼んで無理なら残せばいいやという好ましくない選択をしたわけなのですが、、でも頼んで本当に良かったです！
けっこう怪しげな天気でスタートして「こりゃ微妙だなぁ・・・」なんて諦めていたのですが、なかなか感動的なタイミングで晴れ上がっていく・・・あれは山で好きな光景の一つですね。見えてきた大展望は流石の立地のもので、北アルプスに白山と大興奮だったのですが、今回の個人的MVPは御嶽山になりそうです。なかなか辛い時間帯になりそうな天空遊歩道の復路も好天のおかげで乗り切れましたし・・・いやほんとに楽しかった！
残すは船山ですね。そちらも相当楽しそうなのでまた好天を狙って訪問したいと思います。