高ボッチ山:霧氷の雪山歩き、北アルプスの眺望は帰りに少しだけ。
- GPS
- 05:40
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 655m
- 下り
- 654m
コースタイム
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 5:36
天候 | 雲の中、のち晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新雪 20~30 cm。柔らかいので、アイゼン不要。スノーシューとチェーンスパイクは持って行ったが、使わなかった。牧場や山頂付近のノートレースの箇所は、スノーシューが良いかも。 朝は、前日の少人数のトレースあり。しかし、風の強い所はトレースなし。帰路は、今日10数人歩いたので立派なトレースになっていた。 |
写真
感想
先月末、霧ヶ峰からは快晴の北アルプスが眺められた。もう少し近くで見たいと、高ボッチ山を選んでみた。高ボッチ山は、無雪期は山頂付近までドライブコースになっていて、北アルプスの展望台である。積雪期12月~4月は、下から登ることになるが、ブリーズベイ塩尻からが、登り易そうだ。
中央高速から南アルプスや八ヶ岳はきれいに晴れていたので、好天を期待したのだが、長野自動車道に入ると、山には雲が架かっている。ブリーズベイ塩尻かたおかはコロナ以来休業中なので、駐車場は使える。建物の左から山道に入る。直ぐに、樹林帯の雪の上を歩くことになる。25、26日は雪だったので、新雪は20~30cmで、昨日のものらしい降りてきたトレースがある。樹林の中を、一旦林道に出たりしながら登って行くと、樹々の枝に霧氷が着いてくるようになった。やはりずっと雲が架かっていたらしい。樹林帯が終わると、周囲が開けてきて、牧柵に出て休憩する。この辺は晴れていれば、眺望が良いのだろうが、今朝は時々明るくなったり、ホワイトアウトになったりである。強風でトレースも見えにくくなっているので、GPSを見ながら登る。
しばらく雪原を登ると、牧場の建物が見えてくるので、そちらに向かう。牧場を通って、入口の脇を越えて道路に出る。そのままトレースのある道を直進し、広い道路に出たら左へ少し進み、右手に、両側に柵のある、山頂への道に入る。なぜかトレースがほぼ無い雪道を山頂へ到着する。高ボッチ山頂は時折陽が差すようになり、風も弱いが、標識や柵にはえびのしっぽがビッシリついている。諏訪湖、南アルプス、八ヶ岳は見えるが、西の方向は雲の中である。これから晴れてくるかと、しばらく待ったが、変化はないので、牧場までは、違う道で降りてみる。自然保護センターの隣に、草競馬場とあったが、今は柵と雪原だった。道に戻ろうとしたら、案外雪が深く、電波塔の周りを一周することになった。広い道を牧場の建物まで戻る。この辺りから、10数人の方と出会う。
牧場から、雪原を下って行くと、北アルプス方面の雲が切れて、穂高岳から槍ヶ岳、常念岳の稜線が見え始めた。山頂での眺望はなかったが、なんとかきれいな雪山を見ることができた。高ボッチ山頂方面も晴れてきたようだ。今、あるいはこれから山頂に行く人は、良く見えるかな。天候は十分に考慮したつもりだったが、移動性高気圧ではなく、北からの高気圧の張り出しで寒気を伴うために、天候の回復が遅れて山では雲が架かってしまったのだと思う。
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