大千軒岳（知内川・千軒コース）

2015年05月30日(土) [日帰り]

• GPS: 08:19
• 距離: 20.3km
• 登り: 1,383m
• 下り: 1,397m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:32
• 休憩: 0:53
• 合計: 8:25

7:28 大千軒岳 奥二股登山口
8:26 8:50 広い川原
9:30 9:36 金山番所跡
9:56 10:00 千軒銀座
10:30 10:32 休み台
11:22 11:25 千軒平
11:56 12:00 大千軒岳
12:10 12:15 千軒清水
12:36 12:38 千軒平
13:20 13:20 休み台
13:50 13:50 千軒銀座
14:00 14:00 金山番所跡
14:50 14:50 広い川原
15:27 15:30 狭戸
15:53 15:53 大千軒岳 奥二股登山口
15:53 ゴール地点

天候

曇り晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

福島町千軒地区の国道228号沿いに登山口の看板があります。
林道6.5Kmで奥二股登山口と駐車場です。
林道は石を撤去したそうで、登山口まで開通しています。
落石注意箇所が数箇所ありますが、林道は整備されており、車高が高い4WDの車ではなくても、問題なく走行できました。
駐車場にトイレはありませんでした。

コース状況／危険箇所等

登山口にポストあります。
高巻きあり、徒渉あり、道が少し崩落している箇所あります。

その他周辺情報

知内温泉　北海道最古の温泉　お湯熱めですが効きます。

写真

5/30 6:36

29日の夕方仕事終了後移動。運転は大好きなので長距離移動も苦ではない。今夜の宿泊場所はここ道の駅しりうちで車中泊。良い駐車場所をと思いましたが、建設関係の車両がたくさん。新幹線関係の工事でしょうかね。

5/30 6:47

千軒そば屋さんが、登山情報窓口とのこと、登山口へ向かう道中寄ってみました。登山口までの林道開通情報が掲載されていました。整備、どうもありがとうございます。

5/30 6:47

ソバが大好きなので、ぜひ食べてみたかったのですが。

5/30 6:50

この距離ぐらいで、函館方面から向かい右手に登山口へ向かう道路があります。

5/30 6:50

ここで右折します。

5/30 6:50

6.5Km、最初少しだけアスファルトですが、ほぼダート路です。

5/30 6:53

道中、こんな看板もありました。殿様街道、歩いてみたくなりました（笑）

5/30 6:57

林道の分岐は数ヶ所ありましたが、迷うような感じはなく、わかりやすかったです。

5/30 7:00

登山口までに、林道脇にたくさん咲いていました。
お花の山に対する期待で、テンション上がります。

5/30 7:07

林道は落石注意箇所が、数ヶ所ありました。

5/30 7:08

5/30 7:28

登山ポストです。

5/30 7:35

5/30 7:35

5/30 7:35

この橋を越えて行きます。

5/30 7:37

イワカガミ

5/30 7:37

5/30 7:41

落ち葉がたくさんあるので、路面の状態がわかりづらいです。

5/30 7:44

5/30 7:45

5/30 7:45

5/30 7:46

サクラソウ

5/30 7:48

5/30 7:48

水の音が心地良いです。

5/30 7:54

5/30 7:54

5/30 7:54

5/30 7:59

5/30 7:59

マイナスイオンに包まれています。

5/30 8:06

5/30 8:07

登って下ってをかなり繰り返します。

5/30 8:14

5/30 8:15

5/30 8:19

5/30 8:19

5/30 8:20

5/30 8:21

5/30 8:21

登山道が少々ぬかんでるいる箇所は、ちょっとしたお花畑でした。

5/30 8:22

5/30 8:23

なんて素敵な山道なのでしょう。

5/30 8:24

5/30 8:26

5/30 8:26

広い川原に着きました。着いて、下流側を見ています。

5/30 8:29

石づたいに行けそうにも見えましたが、石が滑りそうなのと、深さもありそうです。やや下流側を見ています。

5/30 8:29

徒渉ポイント物色中。丸太橋発見！近づいてみよう。

5/30 8:34

これを渡るのには、私のバランス力ではリスク高いかな・・・
行きで登山靴を濡らしたくないので、持参したサンダルに履き替えて川の中をジャブジャブ歩きました。気持ち良〜い！
でも靴履き替え中に、ブヨに刺されました（涙）
帰りはストックを長くして、渡ってみました。

5/30 8:54

5/30 8:59

5/30 9:03

5/30 9:03

踏み跡にピンクテープもあって、いかにもな道ですが、古い登山道のようです。余計な労力を使わないためにもこの対岸へは渡らずに、岩の赤ペンキマーカーで行く場所です。

5/30 9:03

岩に赤ペンキで印されています。

5/30 9:05

5/30 9:11

5/30 9:13

5/30 9:15

5/30 9:25

ちょっとだけ景色が開けた〜

5/30 9:36

5/30 9:36

金山番所跡。過去に悲しい歴史があった場所のようです。

5/30 9:46

5/30 9:48

5/30 9:48

5/30 9:54

紫が鮮やかです。

沢沿いの高巻きの繰り返しが多くて、距離と時間のわりに標高はあがっていません。480m、あと半分以上はありますね。これから千軒平までの急登に、急登マニアとしては、期待と不安が入り混じります。

5/30 9:58

5/30 9:58

ピンクテープを目印にして行きます。

5/30 10:08

5/30 10:09

5/30 10:10

このロープがある所が登山道です。

5/30 10:13

5/30 10:14

下山時、要注意箇所です。この手前にロープがある箇所の方を下ります。

5/30 10:18

5/30 10:30

5/30 10:37

樹林帯も気持ち良いです。かなり温度もあがってきているようです。

5/30 10:46

山歩きをしていて、景色が開けたり、切り替わるポイントが大好きです。

5/30 10:46

暑い暑い。ごめんなさいの急登続きです！

5/30 10:47

でもこの絶景に癒やされながら、立ち休憩しながら行きます。

5/30 10:59

なんて格好良いのでしょうか。前千軒岳さん？中千軒岳さん？

5/30 10:59

5/30 11:00

5/30 11:11

5/30 11:17

雪渓が、夏のような暑さを、少しやわらげてくれました。

5/30 11:19

ノウゴウイチゴ

5/30 11:20

シラネアオイがあ！！！

5/30 11:20

5/30 11:22

5/30 11:22

シラネアオイが一面に、感動のお花畑です。

5/30 11:22

5/30 11:23

あまりにキレイ過ぎて、言葉にならないです。

5/30 11:24

5/30 11:25

この景色が見たかったのです。

5/30 11:27

お花畑がみごとすぎです。

5/30 11:28

5/30 11:28

ミヤマアズマギクとミヤマキンバイ

5/30 11:28

エゾノハクサンイチゲ

5/30 11:42

エゾノハクサンイチゲの花畑

5/30 11:45

ここは下山時に寄ります。

5/30 11:54

ハクサンチドリ

5/30 11:54

歩いて来た稜線を振り返ります。

5/30 11:55

チシマフウロ

5/30 11:56

山頂到着！

5/30 11:57

一等三角点、GET！

ピンボケちゃった・・・

5/30 11:58

5/30 11:59

北海道で最初に設置された、一等三角点もこの目で見ておきたかったのです。

5/30 11:59

5/30 11:59

5/30 12:11

帰路に命の水補給に、千軒清水へ立ち寄りました。冷たくて美味しかったですよ〜こんな山頂直下にあるから、安心して飲めました。

5/30 12:30

5/30 12:36

下山時もしつこく写真タイム

5/30 12:37

5/30 12:42

尻滑りしたかったなあ〜

5/30 12:49

雪渓上では、登山道をロストしないよう注意が必要です。

5/30 12:49

5/30 12:55

5/30 12:58

滑りやすいです。

5/30 12:59

5/30 12:59

5/30 13:01

崩落しています。

5/30 13:02

5/30 13:02

この辺はたけのこがたくさんのようでした。

5/30 13:06

5/30 13:07

変わっています。

5/30 13:08

ツバメオモト？

5/30 13:11

5/30 13:17

5/30 13:20

マイヅルソウ　

5/30 13:51

またいだり、くぐったりも多数ありました。

5/30 14:55

すごいコブ？ですね。

5/30 15:11

ちょっと崩落箇所。

5/30 15:54

無事に下山できました。
この後、車の下にへびがくっつていて、びっくり仰天しました！

撮影機器：

iPhone 5c Apple

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ストーブ ヤカン カップ

感想

mikuri

昨年富良野岳でみごとなお花畑に感動し、今シーズンはお花の良い時期に山歩きをしてみたいと思っていました。

千軒平からのお花畑はみごとで、歓喜の声をあげながらの山歩きとなりました。
この景色に癒やされて自然と足取りも軽くなります。
一面のシラネアオイを見られて、感動です。
お花の名前は詳しくないので、間違っていたらすみません。

登山口が圈外だったため、GPSの精度があがらない状態で、登山開始してしまいました。そのせいか、記録の跡線がめちゃめちゃなような・・・。
（距離は片道6Kmぐらいなので、精度が悪すぎですね）

登山を始めたばかりの2年前はまったく歩けないところからのスタートで、藻岩山も泣きが入り休み休みの状態でした。
行きたい山、目標の山に向かい、トレーニングを積み、コースタイムどおりに歩けるようになってきました。
下山はコースタイムどおりの3時間を想定していました。
（夏山ガイドでは2時間30分でした。）
下山に想定より1時間多く時間を要した理由を考えておきたい。

登りに千軒平からの急登で、ペースをあげすぎてしまった。
今日はトレーニング目的の登山ではないので、ペース配分を考えるべき。
ザバスのピットインエネルギージェルとアミノバイタルを補給したら、急登で効果が感じられた。

結局こまめな立ち休憩のみで、座って休むことをしなかった。
登りで水分2L、つぶアンパン2つ、クルミ餅1個152c。
下りで水分1L、ナッツ133c
体力的には疲れている自覚はなかったが、下山時も結構登りがあるので、疲労が蓄積していたせいだろうと思いました。

下山時、千軒銀座あたりから、昨年買った登山靴のソールが半分外れてくる。
最初はビニールテープでつけていましたが、途中で剥いで歩いた。
型遅れで安いと思って買ったのですが、善し悪しですね。

日常生活ではあまり働かない五感が、フル稼働している感覚が好きです。
今回は自分のまだ低い登山力を10としたら、9割方使用した感じでした。
体力的に余力があったら、中千軒岳も行こうと思っていましたが、下山時も
結構な登りがある事を考え、やめておきました。

翌日は乙部岳の予定でしたが、今日のやりきった感と＝疲労具合と天候もあり横津岳と駒ヶ岳の登山口確認と観光に切り替えて、ゆっくりと帰宅しました。

コメント

tsuririn

お疲れ様でしたm(__)m
林道開通直後に行かれた様ですね。
私も狙っている山なのですが、雪渓はアイゼンが要る程、有りましたか？

mikuri

Re: お疲れ様でしたm(__)m
tsuririnさん　　
はい、林道開通を心待ちにしておりました
雪渓はアイゼンは必要無かったです。
ガンバレ岩を越えてから千軒平までの間２ヶ所で、１ヶ所目がまっすぐ行くと登山道があるように見えますが、右横を見れば道がありますのでロストしないように気をつけて下さい。
２ヶ所目がやや雪渓多めですが、真正面に登山道が見えますので直登しました。
ロングコースですが、変化もあって、お花もたくさんで素敵なコースでした

waji

初めまして
mikuriさんの記録を読ませて頂き、大千軒岳登ってきました。
大変参考になりました、ありがとうございました。

千軒平のお花畑、すごくきれいでしたがあれでもすでに終盤とのこと。
mikuriさんが訪れた時が最盛期だったようですね。
良いタイミングで登られましたね。

mikuri

Re: 初めまして
waji-bbさん
コメント、ありがとうございます。
私も皆様のレコをいつも参考にさせてもらっていますので、少しはお役にたてたなら嬉しいです。
千軒平のお花畑は、シラネアオイの大群落が素晴らしかったです。
また違う季節にも、歩いてみたい山になりました。