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Yamareco

記録ID: 651254
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

会津駒ヶ岳

2015年05月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
よしやん その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:12
距離
8.8km
登り
1,071m
下り
1,050m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:51
休憩
0:20
合計
5:11
7:54
8:04
72
9:16
9:17
20
9:37
9:45
16
10:01
10:01
72
11:13
11:14
48
12:02
会津駒ヶ岳登山口
天候 曇りのち雨のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
野岩鉄道 会津高原尾瀬口駅より檜枝岐村までバス
路線バス時刻表(PDF版) - 会津バス
https://www.aizubus.com/rosen/jikokuhyou
コース状況/
危険箇所等
水場 1600mより上は山頂まで残雪あり
その他周辺情報 【前泊地】
せせらぎの宿 尾瀬野
【温泉】
燧の湯を利用
近隣にはこれ以外にも駒の湯とアルザ尾瀬の里がありますが、どちらも休館になっていました。以下のリンクを参照ください。
温泉 « 尾瀬檜枝岐温泉観光案内所
http://www.oze-info.jp/spa/
入山!
2015年05月31日 06:50撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/31 6:50
入山!
2015年05月31日 07:03撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/31 7:03
2015年05月31日 07:16撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/31 7:16
2015年05月31日 07:19撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/31 7:19
残雪現る
2015年05月31日 08:08撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
5/31 8:08
残雪現る
ガスもかかってきました
2015年05月31日 08:14撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
5/31 8:14
ガスもかかってきました
視界15mくらいか。駒の小屋まではロープが目印です。
2015年05月31日 09:10撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
5/31 9:10
視界15mくらいか。駒の小屋まではロープが目印です。
山頂着
2015年05月31日 09:45撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
5/31 9:45
山頂着
展望なし
2015年05月31日 09:45撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/31 9:45
展望なし
ややむなしい
2015年05月31日 09:45撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/31 9:45
ややむなしい
駒の小屋に戻る。まだガスがかかっている。
2015年05月31日 10:02撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/31 10:02
駒の小屋に戻る。まだガスがかかっている。
40分もしたら晴れてきました。
2015年05月31日 10:46撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
5/31 10:46
40分もしたら晴れてきました。
青空です。
2015年05月31日 10:51撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
1
5/31 10:51
青空です。
残雪の中の新緑がきれいです。
2015年05月31日 10:53撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/31 10:53
残雪の中の新緑がきれいです。
2015年05月31日 10:57撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/31 10:57
2015年05月31日 11:04撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
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5/31 11:04
水場まで戻りました。
2015年05月31日 11:13撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/31 11:13
水場まで戻りました。
下山!
2015年05月31日 12:02撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/31 12:02
下山!
轟々と流れる雪解け水。
2015年05月31日 12:15撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/31 12:15
轟々と流れる雪解け水。
燧の湯で汗を流す。
2015年05月31日 14:37撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/31 14:37
燧の湯で汗を流す。
おまけ。桧枝岐歌舞伎の舞台と石段。(前日)
2015年05月30日 15:07撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/30 15:07
おまけ。桧枝岐歌舞伎の舞台と石段。(前日)
おまけ2。ミニ尾瀬公園の水芭蕉。(前日)
2015年05月30日 16:37撮影 by  DMC-LF1, Panasonic
5/30 16:37
おまけ2。ミニ尾瀬公園の水芭蕉。(前日)

感想

燧ヶ岳と至仏山に登った一昨年の夏以来気になっていた会津駒ケ岳に檜枝岐村から登りました。

地下鉄半蔵門線から東武線に乗り入れ、東武動物公園駅で一回乗り換えただけで野岩鉄道会津高原尾瀬口駅に昼過ぎに到着。そこから前泊地の檜枝岐村 会津駒ケ岳登山口までは1時間10分のバスの旅。

村役場のそばで自転車を借りて、村の見学へ。村内での宿泊者はレンタル料無料でした。

まず檜枝岐歌舞伎の舞台を見学し、急斜面に作られている石段の見事さに驚きました。また隣接する「歌舞伎伝承館 千葉之家」では元座長の星さんの話を伺うことが出来ました。この土地の人はまったく東北の訛りがないことにも驚きです。600人ほどの人口の村で270年以上もの間、歌舞伎が続けられているという情熱はどこから来るものなのでしょうか?

さらに自転車で10分ほどの「ミニ尾瀬公園」に足を伸ばします。ミズバショウは若干盛りを過ぎた感じでしたが、たくさん咲いていましたし、オサバグサやキヌガサソウのような珍しい花を見ることが出来ました。園内には尾瀬写真美術館もあり、白籏史朗さんの尾瀬の写真を大きなパネルで見ることができます。

夜には宿泊地「尾瀬野」で山菜料理や「裁ちそば」を食し、山行前に檜枝岐の文化を堪能してしまいました。

山行日。朝の天候はあまり良くありませんでした。「てんきとくらす」の予報でも午前中は登山不適のC判定でしたが、大きく崩れることはなく徐々に回復するとのことでした。

6時50分ごろから登山開始。雨は降ったりやんだり。このコースは登り始めが最も急のようです。

1時間ちょっとで標高1600mの水場に到着。この先は山頂までずーっと残雪があると下山してきた人に聞きましたので、ここでアイゼンを装着するとともに、雨装備もしました。

駒の小屋まではほぼ真っすぐの尾根道でアップダウンもなく淡々と登っていきます。トレースもしっかりしていますし、小屋の手前からはロープが張ってありました。だいぶ視界が悪くなり風も強まってきてはいましたが、身の危険を感じるほどではありませんでした。

小屋からは20分ほどで山頂に到着。眺望はゼロでしたので、早々に下山しました。

実際のところ、下山は少し苦戦しました。登ってきた道を忠実に戻ればよいとはいうものの、視界が悪いため目印のテープなども発見しにくく、また傾斜もさほどきつくないため逆に雪道はどこからでも下っていけそうでした。もし間違った方向に降りてしまったら遭難してしまいます。実際間違った方向に行きかけましたが、GPSで場所を確認し、本来のルートに戻ることができました。

40分ほどすると天気は急速に好転し、近隣の山々を望めるほどになりました。新緑と残雪のコントラストを楽しみながら下山。下山後は宿泊した「尾瀬野」さんの車で燧の湯に送っていただき、バスの時刻まで温泉を堪能しました。

帰宅後、Webを見ていたところ「会津駒ヶ岳で遭難の女性死亡」の記事が。どうやら同じ日のおそらく同じくらいの時間帯に登山をされていた方のようです。「山頂から南東側に1キロ離れた雪渓の下で倒れているのが見つかり」とありましたのでガスで視界を失い、道に迷い滑落したのではないかと推察します。

かの深田久弥も日本百名山会津駒ケ岳の記述で「下山に際していい気持ちで残雪の上を駆け下っていくうちに、登山道に移る接続点を見失ってしまった。」「下の沢だったら絶対下れません。」と記しています。一見穏やかな山ですが、山には常に危険が潜んでいることを忘れてはならないと思いました。今回の山行も、眺望はともかく、安全のためにもう1時間ほど出発を遅らせる判断もあったかもしれない、そうであったならば全く別の印象の山行になったかもしれない、と自戒しました。

亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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