金剛山地・近鉄御所駅から大和葛城山
- GPS
- 02:47
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 915m
- 下り
- 125m
コースタイム
- 山行
- 2:22
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 2:47
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
<ゆき> 小杉541━629金沢(サンダーバード6)855京都903━1018橿原神宮前1031━1041尺土1050━1058近鉄御所 <かえり> 山上1400ー1406登山口・葛城ロープウェイ前1456=1511近鉄御所1522━1531尺土1550━1558橿原神宮前1607━1720京都1731━1837長浜1842━1920敦賀1927(しらさぎ13)2023加賀温泉2048━2144金沢2201━2248小杉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
朝は寒さで凍ってたところが、陽射しにより解けてドロドロになっていて、参った~! |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
行動食
非常食
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
タオル
スパッツ
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
サングラス
|
---|
感想
15日前に決行したものの、特急『サンダーバード6号』の遅延のため断念(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6469277.html)した大和葛城山へ、リヴェンジしに行って来た。「リヴェンジ」と言ったものの、そこまでの思いは無く、ホントはもっと近場の山で済ませて『東京マラソン』の中継を観たかった…というのがホンネだけど、冬型の気圧配置で北陸の山は雨または雪のため登山不適。晴れてる地域の山を捜したら、たまたま大和葛城山だったという…(苦笑)。ということで、3月3日の雛祭りの日の朝5時半に、雪舞うなか『キャラメルハウス』(自宅)を出発。ポッポもリンちゃんも成長し、雛人形を出すのを面倒臭がるようになったため、長らく雛壇は飾っていない(苦笑)。15日前と同じように金沢から『サンダーバード6号』に乗車したけど、加賀温泉駅で急失速することも無く、若干の遅延はあったものの無事、京都駅に到着。京都から近鉄線に乗り換え。京都から近鉄線に乗るのは、弟子(妻)と大峰の大天井ヶ岳に行った時(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2818857.html)以来かもしれない。橿原神宮前と尺土での2回の乗り換えを経て、10:58に近鉄御所駅に到着。『キャラメルハウス』を出た時は雪が舞ってたけど、こっちの天気はピーカン。ダウンと長袖シャツ着てたら暑いので、その2枚は電車のなかで脱いだ。
御所駅から葛城山ロープウェイゆきのバスとの時間が合えば、猿目橋まで乗ってそこから歩くつもりだったけど、時間が合わないため駅から歩行開始。駅から南を向いて歩き始め、最初の交叉点で右に折れると、早くもロープウェイの山上駅が目に飛び込んで来た(笑)。最初のうちはクルマの往来が多い県道の歩行だけど、旧道に入ると(帰りに乗ったバスが通った道だけど)クルマがバッタリ来なくなる。櫛羅交叉点を横断し、猿目橋バス停を過ぎると、バスのルートを外れ、川沿いの細い車道を往く。流石、歴史の国の大和だけあって、急坂の道沿いに由緒ありそうな現役の民家が建ってる。ロープウェイ駐車場に出てバスルートと合流するとすぐにロープウェイ登山口駅。7:00の葛城山は気温マイナス5℃と表示されてるけど、これだけ晴れてれば気温は上がってるハズ。登山口駅の真向かいの不動禅寺からさらに先に進むと、北尾根登山道入口となる防獣ゲートがあり、ここで靴を履き替えるため、休憩。近鉄御所駅からここまで43分。ずっと車道歩きだったけど、意外に坂が急ですでに汗タラタラ…。靴を登山靴に履き替えてると、下りの女性ソロのかたがゲートを開けて下りてった。初めてみた登山者だけど、この先多くの登山者の姿をみた。
11:53にゲートをくぐり、登山道に入る。すぐに櫛羅の滝コースと北尾根コースの分岐があり、これに進むと急登が始まる。急登だけあって面白いように高度を稼いでく。花崗岩が洗掘で削られて溝になったような歩きづらい道を往く。展望ベンチでは、谷の向こうのロープウェイ山上駅や、麓の街並みがみえ、絶好の休憩スポットだけど、下りのロープウェイの14:30発の便に乗れないと帰りが厳しいので、ここでは休まずに先を進む。上りっぱなしということもなく、時折緩く下ることもあるけど、それでも10分あたり標高差70 m前後のペースでぐんくまん上る。時間的に下りの登山者と多くすれ違ったけど、子供を連れたファミリー登山の姿もあった。足元が不安定な溝状の道が終わると、今度は霜柱など凍結した土壌が解けてドロドロになった滑り安い道…(汗)。不動禅寺横の登山口から1時間で「目標位置 北尾根サ」まで来ており、頂上までの標高差が100 m台まで詰まって来てたので、休憩は取らずにそのまま進む。すぐに主稜線を通るダイヤモンドトレールと合流。ここからは階段状に整備された道の急登が始まる。一旦登ったぶんだけ下りとなり、なかなか頂上には着かない。次の階段の急坂を上り詰めると電波塔があるから、頂上だ!…と、喜びそうになるけど、頂上はまだ先。キャンプ場を過ぎて、ロープウェイ山上駅からの道を合わせると、白樺食堂の前に出る。白樺食堂から西側の平原に付けられたドロドロの道を100 mほど往くと、大和葛城山の頂上に13:20に到着。
白樺食堂の周辺では多くの登山の姿をみたけど、頂上には誰も居ない。それもその筈、冬型の気圧配置でビュンビュン吹き付ける季節風を遮るモノが殆ど無いからだ…。暑さ対策で薄着をしている身には厳し過ぎる風…。大阪湾や大阪の市街地、その向こうの六甲山、雪を頂いた大峰山脈、麓の奈良盆地…展望は素晴らしいんだけど、長居出来るコンディションでは無い…。14:30発の便どころか、その1本前の14:00発の便にも乗れるので、もう少し長居は可能だったけど、15分で退散。ロープウェイ山上駅に向かう。ロープウェイ山上駅への道を往き、13:47に山上駅に到着。14:00発の便に乗車し、2時間ほどかけて獲得した高度をたった6分で吐き出して、ロープウェイ登山口駅に降りた。1本早い便に乗っても、近鉄御所駅に戻るバスが無いので、結局14:30発の便で降りた場合と一緒のバスに乗車。少なくとも2つの便で降りてきた乗客がこのバスに乗るので、満員だ! 猿目橋から先、駅までは往路で歩いた道と全く同じルート。あっという間に近鉄御所駅に到着。往路と逆コースで、尺土と橿原神宮前で乗り換え、京都に戻り、往路とは異なり普通列車乗り継ぎで『キャラメルハウス』に戻った(敦賀─加賀温泉間は自由席特急料金1,200円払って『特急しらさぎ』に乗車)。
春の陽気と冬の寒さが同居する、今の時期らしい山旅。まだ、陽射しに恵まれただけ、よしとしないといけない。絶対にコースを外すことが無いように、登山道の両サイドともトラロープが張られるなど過保護なところもあるけど、それも仕方ないくらいの急坂と足元の不安定さ。今回は下りはロープウェイでラクしたけど、逆コースで歩くのはヤだな(苦笑)。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人