槍ケ岳〈上高地から一泊ピストン〉

2015年06月01日(月) ~ 2015年06月02日(火)

• GPS: 32:00
• 距離: 35.4km
• 登り: 1,695m
• 下り: 1,674m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:590
• 休憩: 0:60
• 合計: 0:00

7:10 河童橋
8:10 明神館
9:00 徳沢ロッヂ
9:00 9:10 徳澤園
10:10 10:30 横尾 (横尾山荘)
12:00 12:30 槍沢ロッヂ
16:30 殺生ヒュッテ
18:00 槍ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 0:400
• 休憩: 0:240
• 合計: 0:00

4:00 槍ヶ岳山荘
4:30 5:30 槍ヶ岳
6:00 8:10 槍ケ岳山荘（朝飯）
10:00 10:10 ババ平
10:30 10:40 槍沢ロッジ
12:00 横尾
12:50 13:20 徳沢
14:00 明神
14:40 河童橋

この季節のアルプスは、登山客が少なく心静かに山登りが楽しめます。
何と言っても槍の穂先が独り占め出来て、のんびりと360度アルプスが堪能できます。
聞いた話ですがシーズンの夏山時期は、槍の穂先まで渋滞が出来て祠の前での写真は人だらけらしいですよ。

ちなみに、当日の槍ケ岳山荘の宿泊客は、我々二人を含め五人の宿泊客だった為、個室で誰に気兼ねなくゆったり過ごせました。

この季節のアルプス、オススメです。^o^

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

沢渡から上高地行（アルピコ交通沢渡車庫前→始発6：18）

コース状況／危険箇所等

ババ平の先から雪渓でアイゼンが必要ですがピッケルは不要でした。
荷が重かった僕たちは、ババ平から槍ケ岳山荘まで5時間かかりました。

写真

6/1 7:17

上高地からの奥穂方面は、雲が有るものの上々の天気！

6/1 7:21

7：10　さあ！河童橋から槍に向けて出発(^O^)／

6/1 9:06

梓川沿いの林道を延々2時間、徳沢に着きました。

6/1 10:16

歩き始めて3時間、横尾にて小休止。

6/1 11:16

木々の間から槍の穂先が見えました。

6/1 12:43

12：00　槍沢ロッジに到着。ここで昼食！

6/1 13:24

ババ平から見る槍方面

6/1 14:23

大曲辺り、槍はまだまだ見えません。

6/1 15:09

雪渓歩きはキツイ！足跡をトレースしながら一歩づつ

6/1 15:30

荷が重い((+_+))

6/1 15:34

暑い！

6/1 16:26

槍！出現(^O^)／

6/1 16:36

振り向けば、常念も見えて来ました。

6/1 17:58

槍ケ岳小屋は目前！しかし、この急登はマジキツイ(>_<)

6/1 18:28

上高地を出発して、11時間！ようやく槍ケ岳山荘に到着！

6/1 18:48

到着してすぐに晩飯！暖かい味噌汁最高でした。

6/1 18:50

お疲れさまでした〜乾杯(^O^)／

6/1 20:19

消灯前の8時過ぎ、小屋の外に出てみると、月に照らされた山と雪渓が幻想的でした。

6/1 20:24

黒部五郎岳方面！

6/1 20:25

槍小屋と奥穂

6/1 20:28

そして槍

6/2 4:08

おはようございます。早朝4：00これから槍の穂先で日の出を見ます。

6/3 20:17

槍の穂先は断崖絶壁、ヘルメットを装着して慎重に！

6/2 4:18

辺りは薄っすら明るくなってきました。

6/2 4:25

頂上への架け橋？！

6/2 4:26

あこがれの槍の穂先にあと一歩！

6/3 20:19

怖くて、下は振向けません(>_<)

6/2 4:43

3180m槍ケ岳！登頂成功！やりました〜

6/2 4:53

4：30の日の出もばっちり！

6/2 4:59

大天井岳から登る太陽！最高の絶景！

6/2 5:00

遠くに富士山も見えました。

6/2 5:00

前穂高・奥穂高・北穂高

6/2 5:01

双六岳と奥に黒部五郎！

6/2 5:01

鷲羽岳山荘が中央に見えます。

6/2 5:08

笠ケ岳の山裾に槍の影が写ります。

6/2 5:09

笠ヶ岳山荘と奥の山は白山？

6/2 5:11

乗鞍岳もよく見えます。

6/2 5:27

頂上でのコーヒーは最高です。

6/2 5:42

360°パノラマを堪能中

6/2 5:42

ここなら何時間でも居られますね〜エ

6/2 5:44

昨日52歳の誕生日を迎えた人には思えないジャンプ力

6/3 20:29

やっぱりカッコイイですね。

6/2 6:09

6：00朝食

6/2 6:53

槍ケ岳山荘の受付カウンター

6/2 7:04

部屋の前の廊下

6/2 7:04

僕たちが泊った部屋、個室を広々と使わせていただきました。

6/2 7:53

槍と小屋

6/2 8:02

二泊の準備をしてきたザックは、17KG程度有ると思いますが、とにかく重い！

6/2 8:14

明日の天気予報は朝から雨、一泊で下山します。

6/2 8:20

下山はスイスイ

6/2 8:40

槍のポーズ

6/2 8:41

登りは槍をバックに写真を撮る余裕が有りませんでした。

6/2 8:43

槍をバックに槍で刺されるシーンを撮ってみました。

6/2 9:32

下山は早い

6/2 10:04

雪渓の下から梓川の源流か？

6/2 11:10

雪解け水の勢いは凄い！

6/2 12:58

我慢できずに徳沢でビール

6/3 20:35

槍小屋で作ってくれた弁当。マジウマ！最高！

6/2 14:47

無事に上高地河童橋に着きました。
最高の山旅に感謝　m(__)m

撮影機器：

NIKON D90 NIKON CORPORATION

感想

itoh-m

今回の槍ケ岳登山は、二人とも睡眠不足のトライでした。

トライ前夜、仕事が片付いたのがPM10:00、家に帰り準備をして仙台をPM11:00に出発。東北道を休憩無しで南下し途中栃木市で相方をピックアップ、栃木を出たのがAM2:00・・・この時点で眠気MAX、運転を交換しながら北関東道〜関越道〜上信越道〜長野道。どちらかは助手席で仮眠できるのですが、過去の登山ばなしに花が咲き仮眠どころか眠気も覚めてしまう始末。そうこうしている間に夜が明けAM5:50沢渡駐車場に到着、上高地行きの始発バスが6:18発でしたので、仮眠もできずにバスに乗り込みました。バスの中でうとうと〜っとしたら上高地に到着。
結局、二人とも一睡もせずに過酷な槍ケ岳3180mにトライする事になりました。
僕はまだ47歳、相方は登山当日が誕生日で52歳。人生の折り返しを過ぎている二人には、とても耐えられない過酷な状態でした。
この老体に症状が表れたのが、槍ケ岳山荘が目前の殺生ヒュッテ付近、先頭を歩く僕が後ろを振り向くと、相方がストックにもたれ寝ているではありませんか？歩き始めて10時間、寝不足と二泊分の荷物で(17キロ程)体力の限界でした、夕暮れも迫り多少の焦りもあったのかもしれません。
「ガンバー！！」「ガンバー！！」最後の急登はお互いに声を掛け合いながら、一歩づつ気力で登り切りました。
登り切った瞬間、どちらともなく堅い握手をしたのは安堵感と達成感、お互い鼓舞しながら登り切った事を讃えあった感じでした。

皆さん過酷な登山の前夜は、充分な睡眠を取りましょう(^_^)

コメント

黒雷鳥

こんにちは
槍沢の雪渓では、写真を撮っていただきありがとうございました。
すれ違う前、遥か彼方で写真を色々撮っていらっしゃると
思ったら、こんなに楽しい写真だったのですね。
あれから、のんびり槍を独り占めして帰ってきました。

itoh-m

こんばんは（*^_^*）
我々が写真を撮っているところを見てたんですか〜ァ
恥ずかしいですね〜。実はUPしている以外に沢山有るのですが・・・
いつも、登山する時にはカメラとレンズと三脚は必需で、重いけど持ち歩いています。のちのち写真を見ながら、その時のことを談笑出来るようにと思っています。

槍を独り占めですか・・・
日本トップクラス山！イヤ！世界にも名だたる山！！
槍の穂先を独り占め、最高の贅沢ですね〜
これからも５ｋｇ以下の荷物で良い山旅をして下さい(^O^)／