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記録ID: 65277
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

常念岳(一之沢)往復

2010年05月22日(土) [日帰り]
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コースタイム

10:17一之沢P-10:30登山口(0km,H1260)10:38-10:48山の神(0.5km,H1480)-10:54古池-11:18大滝(2.1km,H1610)
-14:00常念乗越(5.6km,2460)15:00-15:53常念岳(H2857)16:08
-16:53常念乗越-18:09大滝-18:27古池-18:33山の神-18:41登山口-18:50一之沢P
天候 曇り ときどき晴れ ガス多し
過去天気図(気象庁) 2010年05月の天気図
コース状況/
危険箇所等
大滝まで雪もなく問題なしでした。
その後、夏道が胸突八丁となる部分が雪渓となっており、傾斜もあるうえ沢近辺の雪の解け具合などによりコースがわかりにくく、自分の目で見て状況に応じて判断する必要も少しありました。(原則、赤紐がいたるところにあり、行ったらまずいところにはロープが張られていますのでご安心ください。しばらく赤紐を無視して進んでいくとトレースもなくなり行き止まりまたは 復帰が面倒 となります)

常念乗越から常念岳はアイゼンも要らないほど雪がない状況で偽ピークから上のみ雪がありました。ガチガチのアイスバーンではなくステップもはっきりあるので歩きやすかったです。
この時間では降りる方がほとんどでした
2010年05月22日 10:17撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
5/22 10:17
この時間では降りる方がほとんどでした
登山口です。無料トイレと小屋があります。無料飲料水も夏ぐらいまであります。
2010年05月22日 10:38撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
5/22 10:38
登山口です。無料トイレと小屋があります。無料飲料水も夏ぐらいまであります。
山の神で安全を祈願しました。
2010年05月22日 10:46撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
5/22 10:46
山の神で安全を祈願しました。
登山道の様子 
2010年05月22日 10:48撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
5/22 10:48
登山道の様子 
古池 去年ここで魚影を見ました
2010年05月22日 10:54撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
5/22 10:54
古池 去年ここで魚影を見ました
少し痛んだ橋
2010年05月22日 11:04撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
5/22 11:04
少し痛んだ橋
汚い雪 左に迂回できます
2010年05月22日 11:09撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
5/22 11:09
汚い雪 左に迂回できます
2010年05月22日 11:16撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
5/22 11:16
大滝ベンチです
2010年05月22日 11:18撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
5/22 11:18
大滝ベンチです
階段 これからに期待します。
2010年05月22日 11:39撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
5/22 11:39
階段 これからに期待します。
帽子の忘れ物 ドラマ最近のトリックで悲劇の登場人物がかぶっていたような
2010年05月22日 11:48撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
5/22 11:48
帽子の忘れ物 ドラマ最近のトリックで悲劇の登場人物がかぶっていたような
少し歩きにくいです
2010年05月22日 12:20撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
5/22 12:20
少し歩きにくいです
木も障害になるし、雪も日々解けています。
2010年05月22日 12:20撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
5/22 12:20
木も障害になるし、雪も日々解けています。
木々のかけらや汚れやら で汚い雪
2010年05月22日 12:34撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
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5/22 12:34
木々のかけらや汚れやら で汚い雪
標高が上がるときれいな雪になるところもあります。
2010年05月22日 12:58撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
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5/22 12:58
標高が上がるときれいな雪になるところもあります。
右の穴は水が流れてます。接近注意
2010年05月22日 13:04撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
5/22 13:04
右の穴は水が流れてます。接近注意
赤紐が続くのですが、なかなかたどりつけない
2010年05月22日 13:04撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
5/22 13:04
赤紐が続くのですが、なかなかたどりつけない
下る方は慎重に降りていきました。急勾配です。
2010年05月22日 13:29撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
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5/22 13:29
下る方は慎重に降りていきました。急勾配です。
乗越でもう少し
2010年05月22日 13:38撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
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5/22 13:38
乗越でもう少し
振り返ると
2010年05月22日 13:39撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
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振り返ると
雪の造型
2010年05月22日 13:56撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
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5/22 13:56
雪の造型
乗越です
2010年05月22日 14:00撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
5/22 14:00
乗越です
最強DOCOMOのアンテナです。家より電波良し
2010年05月22日 14:00撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
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5/22 14:00
最強DOCOMOのアンテナです。家より電波良し
常念小屋 約半年振り
2010年05月22日 14:00撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
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5/22 14:00
常念小屋 約半年振り
人懐っこい山鳩?かわいらしさに負けました
2010年05月22日 14:48撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
5/22 14:48
人懐っこい山鳩?かわいらしさに負けました
槍ヶ岳の雄姿
2010年05月22日 15:28撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
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5/22 15:28
槍ヶ岳の雄姿
カラスっぽい鳥。雷鳥には会えませんでした
2010年05月22日 15:39撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
5/22 15:39
カラスっぽい鳥。雷鳥には会えませんでした
ステップがはっきりありました
2010年05月22日 15:46撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
5/22 15:46
ステップがはっきりありました
前常念方面と右下の雪庇
2010年05月22日 15:52撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
5/22 15:52
前常念方面と右下の雪庇
常念岳頂上です。小屋や乗越から1時間くらいかかります。意外と標高差もあるんですね
2010年05月22日 15:53撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
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5/22 15:53
常念岳頂上です。小屋や乗越から1時間くらいかかります。意外と標高差もあるんですね
アーチ状の雪は解けて落下してしまったようです
2010年05月22日 16:46撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
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5/22 16:46
アーチ状の雪は解けて落下してしまったようです
乗越を下り雪渓の1シーン 踏み外すと、、、、
2010年05月22日 17:32撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
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5/22 17:32
乗越を下り雪渓の1シーン 踏み外すと、、、、
2010年05月22日 18:09撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
5/22 18:09
登山口を後にして
2010年05月22日 18:43撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
5/22 18:43
登山口を後にして
パーキングから見る常念岳
2010年05月22日 18:50撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
5/22 18:50
パーキングから見る常念岳
行き先看板に立てかけてあるような木を借り去年どうにか登りました。また今年も、この木を使う人がいると思うと楽しくなります
2010年05月22日 18:41撮影 by  COOLPIX P4, NIKON
5/22 18:41
行き先看板に立てかけてあるような木を借り去年どうにか登りました。また今年も、この木を使う人がいると思うと楽しくなります
撮影機器:

感想

初北アルプスとして去年6月にふと登った常念岳はその後、山登りを続けてやるきっかけとなったので、今では特別の感情を持つ山になっていった。今シーズン初めて登るのでどんな姿を見せてくれるのか楽しみにしていた。
いざ当日、天気は晴れの予報だったのに松本平から見る山の景色はガスがあまりにも多くて、テンションが上がらず、グダグダの状態でやはり到着が遅くなってしまった。

登山口につく前の山道でテンらしききれいな動物が前を横切り、野生動物が間近に見れうれしく思った。
遅い時間なので降りてくる人が数人いたが、パーキングも混んでいなかった。
全体的に春山で丸太やはしごの傷みが若干目に付く。去年のきれいな状態を見てきてるので、これからの本格的なシーズンまでに修理を期待したい。

王滝まで雪はなく快適に登れた。その後、笹と倒れた木などを含む汚い雪が現れる。コース取りに迷う場面もあった。残雪期ということでコースが夏とかなり違うようだ。しかも、暖かくなり雪も解けつつあり、ベストコースが変わっていくのだろうと思った。また、アブのような虫郡がもう出現していた。去年悩まされたので今回ははっかを顔にスプレーしたが少し効果があったかもしれない。

夏は胸突八丁を登る代わりに雪渓をそのまま乗越まで登るのだが、急勾配のため時間がかかった。出発時間が遅いためすれ違いは降りてくる人ばかりでペースがわからないがすごく時間がかかり体力も使った。降りる人も、考えながら止まり降りて止まりを繰り返したりがおおかった。まれにリズミカルに滑りながら下る人もいたが..。乗越のほうで奇声が上がったと思ったらグリセードで降りた人だった。楽しそうだ。途中でシリセードと思しき跡もあったからやってみようと思った

常念小屋で遅い飯にしたら山鳩が寄ってきてえさをねだってきた。ずいぶん人なれしているようで椅子だけでなくテーブルにも乗ってくる。インスタントラーメンの細かい切れ端をあげたが、消して手からは食べてくれなかった。テントはこの時点で2幕のみ。意外と少ない。常念小屋の従業員の女性の雪下ろしの元気で楽しそうな声が響いていた。

常念岳は上のほうで積雪があるがステップがはっきりありアイゼンなしで登った。
景色はガスがあるものの、去年登って気がついたのとように、安曇野松本方面だけが天気が悪く、西方面の槍ヶ岳方面は比較的明るい。
槍ヶ岳を見るたび、ルパン契ぅ侫 璽好肇轡蝓璽困離Εライナの銀狐の時計台を思い出してしまう。形がそっくりなので、インスパイヤされたのかと思ってしまう。

常念岳から降りはじめて、気になるのは時間のことだった、日没が18:50だったので間に合うかどうかだ。もう下る人は自分のみだろう。そんな心境の中で、シリセードを乗越の少し下でちょっとやってみた。止めるつもりが止まらず楽しいようなまずいような。傾斜によっては本当に止まらず少しあせったが止まることができた。素手だったので手を少しすりむきしびれたくらいで良かった。適度な傾斜が大体わかった。もし他人がいたら滑落したと思われたに違いない。シリセードの威力はすさまじく苦労した雪渓も短時間で降りることができた。

どうにか登山口に日没前にたどり着き、走ってパーキングに行った。夕闇がもうそこまで迫っていた

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コメント

またまたゆっくりで
gonta8251さん お疲れ様

また重役出勤のようで・・(^^)

登山の時の鳥は癒されます 近くだとなおさらですね

雪の様子で行きたいなぁと思っていましたがそろそろ良いようですね 天気と休みが合えばですが・・
2010/5/23 15:21
そろそろ
isakiさん
常念岳も登るにはいいかもしれません。まだ、人も少ないですし。 
残念ながら、今週は日曜から天気が崩れてしまいそうですね

最近、平日疲れが残ってしまい土日朝はうだうだするようになってしまいました。山登りの体にまだなってないのか結構疲れてしまいますね。

拝見すると、鳥の知識はisakiさんに遠く及びません。機会があったら教えてください。
もう少し知っていたら、山行もより豊かになるんでしょうが、、、、
2010/5/23 23:37
プロフィール画像
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