和名倉山 (白石山)
- GPS
- 08:43
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 1,366m
- 下り
- 1,366m
コースタイム
三ノ瀬将監峠入口 0522
七ツ石尾根入口 0548
Co1580巻き気味の所 0603-10
Co1780Y字分岐 0636左へ
Co1805十字路 0641中央
牛王院平分岐 0652
山ノ神土 0658-0708
西仙波 0750-58
東仙波 0811
焼小屋ノ頭(Co1990) 0823
八百平(Co1925平坦地) 0852-0902
川又分岐 0912
二瀬分岐 0923
千代蔵ノ休場 0926
和名倉山 0935-46
二瀬分岐 0959
川又分岐 1007
八百平 1016
焼小屋ノ頭 1052-1100
東仙波 1113
山ノ神土 1208
牛王院平分岐 1214
将監峠 1223-34
将監小屋 1237
ムジナの巣 1311
七ツ石尾根分岐 1325
三ノ瀬将監峠入口 1343
三ノ瀬奥駐車場(中川橋下)1355-1410
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
三ノ瀬まで: 朝はおいらん淵からの最短ルートで来たが、帰りは作場平、新犬切峠経由で 落合に出てみた。遠回りだが、こちらのほうが道幅はやや広い。 七ツ石尾根: 入口は簡単に言えば地形図通り。沢を小さな丸木橋で渡った次の尾根が七つ石尾根で、 突端を回り込んでから150m位進むと左に分岐する。標識も実はあるのだが、 分岐して数歩進んだ所にあり、林道からは非常に見づらい。 Co1805の十字路は地形図通りだが、その下にも地形図にないY字分岐があり、 共に標識はない。下のY字分岐で右に進む(地形図を深読みするとその判断もあり)と、 十字路を右折した道に合流して将監峠へ行ってしまうのではないかと想像される。 (同じ場所に駐車して山ノ神土で抜かれた方は、間違って将監峠へ 誘い込まれたといっていました) |
写真
感想
雁坂峠-三条ダルミ間の奥秩父東部の地域は、家から直線距離で
40kmほどしか離れていないのだが、今まで行ったことがなかった。
シャクナゲには少し早いと思ったが、来週の天気が良いとも限らないし、
時期が進めば進むほど、木々が繁ってうるさくなるということもあるので、
決行した。
三ノ瀬奥、中川橋下の駐車スペースに駐めた。
三ノ瀬から将監峠への道は車の通れる林道だが、林道にしてはかなりの急傾斜。
七ツ石尾根の歩道は幅広い道で歩き易い。飛ばして下るのにも好適だろう。
Co1805の十字路辺からは、唐松の疎林主体で明るく気分が良いが、鹿の食害による
立ち枯れも目立つ。
山ノ神土で2度目の休憩。この先も道はしっかりしている。
リンの峰付近からシャクナゲのつぼみが大きくなり、ボツボツ開花も始まっていた。
来週あたり素晴らしいだろう。アセビ(多分)もきれいだった。
これからあと、全般的に、思っていたよりもずっと開けて展望のある道であり、
西仙波から東仙波にかけて岩尾根で爽快感もあるし、焼小屋の頭付近は
カンバの疎らに生える草原(山火事跡?)となっている。吹上の頭付近では、
聖岳-兎岳コルで見られるラジオラリヤ板岩(赤石岳の名の由来となった)と
思われる岩があった。
八百平から北は尾根が広くなる。
山頂手前、千代蔵ノ休場で一旦開けたあとは、倒木の多い密林を数分で山頂。
この密林こそが、私が和名倉山に対して抱いていたイメージだったが、
このルートの場合は、それは山頂周辺のみだったということだ。
いつの間にか曇りがちになっている中、往路を戻る。焼小屋ノ頭で
休憩を入れ、山ノ神土は正午過ぎ。予定では、余裕があれば笠取山方面へ
廻るのもあり得るとしていたが、時間はともかく、体力的には余裕は
あまりなく、基本計画通り将監峠・将監小屋廻りで下ることにした。
将監小屋の水は冷たくてうまかったが、ムジナの巣の水はぬるかったので
手を出さなかった。
少し早かったとは言えシャクナゲも一応咲いていたし、展望もあり、
登山としては楽しかったが、関東山地で最も奥深い場所の一つなのに、
森が傷めつけられていることはちょっと悲しかった。
東仙波より北は、手荒く皆伐された後、ややいびつな形ながら、
森が懸命に再生しつつある姿だろうし、牛王院平〜将監峠近辺は、伐採に
鹿の食害が加わって、今現在、さらに荒れつつあるという感じがする。
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