若狭・青郷駅から中山寺経由で青葉山東峰
- GPS
- 04:34
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,103m
- 下り
- 1,126m
コースタイム
- 山行
- 3:34
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 4:34
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
<ゆき> 小杉734─824金沢829─1003福井1011 ─1103敦賀1118─1304青郷 <かえり> 三松1820─1957敦賀2007(サンダーバード41)2123金沢2126─2211小杉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
標高300 mくらいから積雪。頂上付近では5 cmほど。 |
その他周辺情報 | 『ミニストップ高浜町日置店』で買い物。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
アームウォーマー
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
行動食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
タオル
スパッツ
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
サングラス
携帯トイレ
ストック
|
---|
感想
北陸新幹線敦賀延伸開業記念で期間限定で980円の破格値で提供されている『北陸おでかけtabiwaパス』(以下、『tabiwaパス』)を使って、福井県の西の端っこにある若狭富士こと青葉山に行ってきた。前身の『北陸おでかけパス』時代より、フリー区間の最西端は小浜線の青郷駅で、これまで10何回も『tabiwaパス』を使った山旅に行ってるけど、小浜線に使うのは今回が初めてで、従って、今回『tabiwaパス』の西の限界に初めて挑むことになった。『青春18きっぷ』(以下、『18きっぷ』)利用も含め、過去に何回か鉄道利用での青葉山日帰り往復を考えたことがあるけど、小浜線のダイヤがボトルネックになって実行に移すことは無かった。というのは、津幡より東に住んでいると、朝早く出て特急を使おうが新幹線を使おうが、鉄道利用だと最寄りの青郷駅には午後1時過ぎにしか着かないから。これは小浜線のダイヤが極端に昼間が間引かれてるせい。特に、冬の『18きっぷ』の時期は日没時刻を考えると高リスクだ。今回は、どうせ午後1時過ぎにならないと着かないんだから…と開き直り、『キャラメルハウス』(自宅)を7:25に出発。小杉駅から電車に乗って、金沢、福井、敦賀…と普通列車を乗り継ぎ、小浜線の東舞鶴ゆきに乗車。私が小浜線に乗るのは野坂岳登山のため粟野まで乗った2000年(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4124528.html)以来だから、24年ぶり! あの時の野坂岳登山は、残雪が多くて苦労したっけ…ということは、下山後に思い出した(苦笑)。青郷駅のひとつ前の三松駅で降りるお客さんが両替に500円玉入れたらお金が出てこない…といったトラブルがあったようで、三松駅で長く停車した影響もあり、青郷駅にはダイヤより遅れて到着。13:09に青郷駅を出発し、青葉山を目指す。ん〜〜〜、山が白いモノをまとってないかい? ありゃ、雪だよなぁ…(汗)。昨日の季節外れの寒波の影響かなぁ…(汗)。
青郷郵便局の前で国道27号を渡って、一本北側に国道と並行する旧道に入り、青郷小学校の角で左折し中山寺を目指す。近畿自然歩道の標識に従い、狭苦しい道を上っていくと、中山寺への現在のアクセス路となる幅広の車道に出て、13:34に中山寺に到着。ここで靴をジョギングシューズからトレッキングシューズに履き替える。先週の大和葛城山(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6517765.html)で着いた泥でトレッキングシューズの靴底の溝が埋まったまま乾いてたので、ここで落とす(苦笑)。
中山寺前の近畿自然歩道の標識に従って細い道に入るとすぐに防獣ネットに遮られる。ネットをくぐるとすぐに道が上と下の二段に分かれる。上の道は青葉神社で行き止まり。下の道を往くと、倒竹やら倒木やらが邪魔をする。もう一回防獣ネットをくぐると真上に車道がみえて来て、一般には「登山口」とされている場所に到着。駐車場にはクルマもある。どうやら青葉山に登っているハイカーが居るらしい。
帰りの電車の時間もあるので、登山届記入の手間を惜しんでさっさと入山。最初のうちは全く雪が無かったけど、「青葉神社まで1.9 km」標識のある高野分岐あたりから路端に雪が着き始め、「青葉神社まで1.4 km」標識のあたりからは完全に雪道になった。若干新雪があっても、春の陽射しである程度は解ける…という見立てだったけど、林のなかまで日光が届かないらしく、あまり解けずに残ってる…。地元の高浜テレビ放送局のアンテナ施設を過ぎると、「青葉神社まで1.05 km」標識と展望台に14:40に到着。展望台のあずまやの中の雪の吹き込みの無い椅子に腰掛け、休憩。雪が無いところに腰を下ろせるのは有り難い。展望台で休憩中に、御夫婦と思われるパーティーが下山してった。そして、オヤジからポッポ(娘)の大学受験結果がどうなったかの問い合わせ電話が入る…。電波が入り過ぎなのも考えものだけど、難所の馬の背通過中でなくてよかったよ。
展望台から少し上がると、「青葉神社まで1.0 km」標識と祠があり、南側が開けてベンチもある。ベンチには5 cmほどの積雪があり、今のままだと座るひとも居ないだろう。この後、緩いアップダウンを繰り返し、最大の難所の馬の背に到着。先行者の足跡があったから進んでみたけど、もし、ヴァージンスノー状態だったら、ここで敗退を決めたかもしれない。難所の馬の背を越えたら、急坂(ただし、階段状に整備済)を経て、アッケなく青葉神社のある標高693 mの青葉山東峰に15:24に到着。
当初の予定だと、青葉山西峰に行って縦走するつもりだった。しかし、東峰と西峰の間にも難所があるというし、帰りの電車の時間までそんなに余裕が無いこともあり、西峰縦走は断念。往路を戻ることにした。『コスモス』の『365』の担々麺ヌードル喰ってから、下山開始。雪があるところは滑らないように慎重に通過。縦走を諦めてピストンに変更したからには、難所の馬の背をもう一度通過することになるワケで、細心の注意を払ってここを通過。展望台での休憩を挟んでなおも下っていくと、次第に雪が少なくなって歩き易くなる。やがて雪も消え、登山口に到着。さらに防獣ネットを2回くぐって中山寺に16:49に下山。ここでトレッキングシューズからジョギングシューズに履き替えた。
中山寺からは青郷駅まで戻るだけだけど、青郷駅で空腹のまま電車を待つのも嫌なので近くにコンビニかドラッグストアがないか『Google Map』で検索。そしたら近くにミニストップがあるというので、青郷小学校の角から往路を離脱し、ミニストップへ向かう。国道27号沿いのミニストップ高浜町日置店で買い出ししてから青郷駅に戻ろうと思ったけど、ここまで来たら隣の三松駅のほうが近いのでは…と、再度『Google Map』で検索したら、案の定三松駅のほうが近いというので、三松駅へ向かう。パチンコ屋の真向かいにある三松駅に17:43に到着し、18:20の敦賀ゆきが来るまで、ミニストップで買ったモノを喰ったりしてた。そしたら、駅のなかで衝撃的な掲示物を発見した! それはJR西日本から小浜線ダイヤ改正に関する案内だった…。
北陸新幹線敦賀延伸後は、東京発一番列車となる『かがやき501号』の敦賀着時刻に合わせて、従来小浜止まりの列車を特定の日(土日祝)のみ東舞鶴まで走らせるという。ということは、ダイヤ改正後は「朝早く出て特急を使おうが新幹線を使おうが、鉄道利用だと最寄りの青郷駅には午後1時過ぎにしか着かない」は特定日には成り立たず、11時台には青郷駅に到着可能となる。ダイヤ改正まで待ってから実行すれば、時期的にも雪も無く、登山開始(&帰宅)が遅くなる問題も解決出来たのに…。失敗したなぁ…。まあ、価格改定後の2,900円になった『tabiwaパス』で出直して来い!…ってことですよね? 今回の980円の『tabiwaパス』では価格に見合った成果しか得られなかったってことで…(苦笑)。
いいねした人