辻山・無念にも途中撤退
- GPS
- 08:20
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,298m
- 下り
- 1,300m
コースタイム
天候 | 晴れ 微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
道路は積雪や凍った箇所が時々あり、まだスタッドレス必須です。 行き 自宅5:26発→駐車場7:44着(134.6辧 帰り 駐車場16:27発→天笑閣16:54着(13.7辧 天笑閣17:23発→自宅19:43着(120.2辧 総走行距離:268.5 |
コース状況/ 危険箇所等 |
予想以上の積雪(一昨日の降雪)前日の入山者無しで今日の先行者のトレースのみ。 ・夜叉神峠までは積雪5〜10僂婆簑蠅覆掘 ・夜叉神峠から杖立峠までは積雪10〜30僉 ・杖立峠から苺平までは積雪50〜60僉 トレースがなく先頭者はラッセルを強いられる。 後続者も深い雪でペースが上げられず。 杖立峠から先はコースレートの2〜3倍の困難な登攀が続き、最後は先頭で歩いたが、時間と体力のダメージが大きく苺平手前で1時を過ぎたので撤退を決断した。 |
その他周辺情報 | 天笑閣 @600 地元の方々の社交場なのでゆっくりお風呂に浸かれませんでした。 https://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/sisetsu/shisetsu/onsen-tensyokaku/ |
写真
装備
MYアイテム |
24c
重量:-kg
|
---|---|
個人装備 |
長袖シャツ
ハードシェル
ズボン
靴下
レイングローブ
冬用グローブ
ポリゴン防寒着
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
ポカリスエット500㎖
水プラティパス500㎖
サーモス(お湯500㎖)コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
携帯
時計
ストック
カメラ
GPX(ガーミンeTrex30xJ)
ココヘリ&虫除けネット
アミノバイタル
ヘアバンド
チェーンスパイク
熊鈴
ワカン
12本歯ワンタッチアイゼン
ピッケル
|
感想
南アルプスの一角、辻山の雪山に挑戦してきました。
※予想外の積雪とノートレース
前々日の降雪が予想以上に多く、また、前日の入山者が無かった模様でトレースがなく先頭者はラッセルを強いられます。
杖立峠まではトレースがあり、ほぼ予定通りのコースタイムで登れましたが、杖立峠で5人のグループ、別のカップルが休憩しているところに追いつきました。杖立峠から先で撤退してきた若い女性と遭遇、その後は少し57歳男性が先頭で頑張っていましたが、ラッセルがキツく5人グループに先頭を交代しました。
ノートレースのラッセルは途中二本のストックを横に持ち前面を削る動作も必要な深い積雪の箇所もあり、なかなか思うように進みません。
先頭をやりますか、と聞かれましたが、ゲーターを忘れたこともあり最初は断って後ろを着いていきました。
5人グループとはいえ先頭は2人の男性が交代するだけなので彼らの疲労が激しく暫し休憩を入れます。
このままでは時間切れで辻山に登れないと思い始めました。
5人グループと別のカップルは南御室小屋で宿泊(テント?)予定なので荷物が20キロ超え、ザックが重いのでペースが上がりません。
後ろでトレースを歩かせて貰ってばかりでは悪いので自分も少し先頭のラッセルをやりました。
やはり先頭を歩くと体力にダメージが大きかったです。
チェーンスパイクは大きなダマになるし、ゲーターを忘れたので雪が少し靴に入るし散々でした。
火事場跡から苺平手前までも最後と思い先頭で進みましたが、13時を過ぎても苺平につかないので途中撤退を決断し下山しました。
苺平まで行き辻山に登るとプラス2時間以上掛かると判断しました。
もし突っ込むと時間的に18時を回る下山になり、真っ暗な雪道の下山はソロの私には好ましくないし、体力的なダメージも相当あったので撤退を決断しました。
下山途中で3箇所足が痙攣したので相当疲れていたと思います。
痙攣は芍薬甘草湯を飲み治りました。
3月15日以降は、降雪が無ければ我々のトレースがあるのでスイスイ登れると思います。
羨ましいな。
※撤退
登り始めて撤退したのは初めての経験でした。悪天候のため登山を中止いたことは何度かありますが撤退は初めてでした。
しかしノートレースで膝から太ももまでのラッセルの経験は貴重でした。
雪の多さは流石南アルプスの一角だなと思いました。
※ワカンとチェンスパ
ワカンを装着するタイミングがなく、ノートレースの先頭の時はワカンを穿いた方が良かったのか今でも悩んでいます。
周囲の方々は、雪質からワカンを穿いても意味が無いと言われたので穿きませんでした。
予定では苺平までは確りとしたトレースがあり、そこを登り、苺平から辻山までワカン装着で登ろうと考えていました。
苺平までの登山道がこんなに雪が多くかつノートレースだとは本当に予想外でした。
チェンスパも大きなダマが直ぐに出来る繰り返しで、穿かなかった方が良かったかなと反省しました。
積雪期でトレースがある時もしくは冬靴では無いときに再チャレンジしたいです。
自分も先週、初めて撤退をしました
雪って難しいですね
雪はほんの少しの違いで登れたり登れなかったり、確かに難しいです。無謀にはならない様にを意識しました。イグルーも作れませんし。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する