磐梯山 梅雨に入る前の貴重な好天を狙って

2015年06月07日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 20.0km
• 登り: 1,412m
• 下り: 1,201m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:35
• 休憩: 0:55
• 合計: 8:30

4:40 猪苗代駅
5:30 5:45 猪苗代登山口
6:44 天の庭
7:15 赤埴山分岐指道標
7:25 鏡ヶ池(鏡沼)
7:28 沼ノ平
7:41 渋谷分岐指道標
7:54 7:56 三合目天狗岩
8:16 8:20 弘法清水
8:43 9:13 磐梯山
9:35 弘法清水
9:45 お花畑
9:50 分岐指道標 (お花畑分岐)
10:19 八方台ルート展望台
10:35 分岐指道標
11:06 11:10 銅沼
11:19 分岐指道標
11:47 分岐指標
13:10 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

バス

【往路】夢街道会津号（JRバス関東）　王子23:35⇒猪苗代4:30　￥7,000（往復）
　　　　　http://time.jrbuskanto.co.jp/bk020060.html
　　　　タクシーもいないので、猪苗代登山口まで1時間弱を歩きました。
【復路】磐梯東都バス　川上13:30⇒猪苗代14:00　￥680
　　　　　http://www.totobus.co.jp/bandai/timetable.html
　　　　夢街道会津号　猪苗代15:00⇒池袋18:55

コース状況／危険箇所等

【猪苗代登山口〜一合目（天の庭）】スキー場内の管理用道路を歩きます。今回は朝早かったので木陰が多かったですが、日が上がると相当に暑いと思います。ゲレンデエリアを抜けて登山道をひと登りで、見晴らしの良い一合目（天の庭）に到着です。ゲレンデ内は今回歩いたルートの他にも複数のルートがあるようです。

【一合目〜川上温泉ルート分岐】一合目からしばらくは尾根道をたどり、磐梯山や猪苗代湖方面の眺望箇所が何か所かあります。赤埴山に直登する分岐標を左に行く（右は赤埴山頂上）と森林内をトラバースして赤埴山から沼ノ平に延びる尾根に合流します。沼ノ平付近は小起伏のある概ね平坦な道で、お花畑や沼・湿地、磐梯山と櫛ヶ峰の眺望を楽しめます。渋谷道への分岐標を過ぎると登山道は急こう配となり、ひと登りで、磐梯山と櫛ヶ峰の鞍部に当たる川上温泉ルート分岐にたどり着きます。ここで初めて、北側の荒々しい爆裂火口が望めます。

【川上温泉ルート分岐〜磐梯山頂】分岐からは目の前に見える磐梯山に向かって登ります。ゴロタ石の急坂を少し登るとお花畑があり。黄金清水がパイプから勢いよく出ています。さらにもうひと登りで弘法清水小屋にたどり着きます。ここにも岡部小屋の正面に湧水が出ています。弘法清水からややぬかるみ気味の最後の急坂を20〜30分ほど登ると磐梯山頂です。

【弘法清水〜中ノ湯分岐】中ノ湯へは、岡部小屋から直接降りるルートと川上温泉分岐側に少し下ってから分岐しお花畑を通る2つのルートがあります。距離的には前者が近いですが、後者の方が眺めやお花畑が楽しめます。2つのルートが再び合流した後はしばらく急な下り、その後は尾根西側をトラバース気味にアップダウンを繰り返し、ふたたび尾根で出てから急な下りとなります。北西斜面なので日当たりが悪く、ぬかるんで歩きにくいです。

【中ノ湯分岐〜銅沼】八方台ルートと分かれると、人がめっきり少なくなります。尾根から外れ、爆裂火口壁を直接下ります。相変わらず石の多い道で途中に2回ほど急坂を過ぎるとやがて緩やかになり、30分ほどで銅沼に着きます。銅沼は荒々しい磐梯山の北壁をバックに赤茶色〜緑色の湖面が映え、すばらしい景観を呈します。

【銅沼〜裏磐梯スキー場上〜火口原（川上温泉分岐）】今回は裏磐梯コースにまっすぐ下らずに、火口原へ一旦登り返し、川上温泉へ下るルートをたどりました。火口原付近は爆裂噴火で形成された流れ山地形のため小起伏が多いですが、基本的には緩やかな道です。土砂流出が活発なため森林はまばらで、磐梯山の北壁が良く見えますが、今回は真っ昼間だったので直射日光で相当に暑かったです。火口原のコース分岐から川上温泉へ下りますが、ここは踏み跡がはっきりせず、赤いテープや岩のペンキを良く見ながら進まないと迷いそうです。しばらく下るとやがて深い森林となり、踏み跡が明確になってきますが、ところどころに倒木が道をふさいだりしていて、こちらを通る登山者が少ないことが伺えます。火口原の分岐から川上温泉までは1時間半ほどかかりましたが、疲れているせいか、ずいぶんと長く感じられました。

写真

6/7 5:44

猪苗代スキー場からいよいよ登山開始です。
猪苗代駅からここまで歩いて1時間ほどかかりました。

6/7 6:17

ゲレンデ登りの退屈しのぎに、「月をバックに赤松」を1枚。
スキー場内の登りはつらいですが、今回は朝早かったのでうまい具合に木陰が多く、暑さがだいぶしのげました。

6/7 6:36

ゲレンデをようやく登り切ったところで振り返ります。
猪苗代湖畔に田植えを終えた水田が広がっています。

6/7 6:43

一合目、天の庭につきました

6/7 6:44

今日は青空がきれいです

6/7 6:47

レンゲツツジ

6/7 6:52

山頂がまじかに見えました。
（でも、まだまだ時間がかかります）

6/7 6:53

下界には雲海が広がっています

6/7 6:59

きれいな花が随所に咲いてました。
名前はわかりませんが ⇒ タニウツギらしいです

6/7 7:13

磐梯山の北壁が見えてきました

6/7 7:15

赤埴山から沼の平につながる尾根に取り付きました

6/7 7:17

櫛ヶ峰

6/7 7:20

これも名前調べてません
⇒ナナカマドらしいです

6/7 7:28

沼ノ平です

6/7 7:28

湿地と磐梯山

6/7 7:34

スミレ

6/7 7:36

これも？
⇒エゾイワハタザオという花らしいです

6/7 7:37

ダケカンバの新緑が美しい

6/7 7:41

渋谷登山道分岐
ここから急斜面を登ります。

6/7 7:53

ツツジと櫛ヶ峰

6/7 7:54

川上温泉ルート分岐

6/7 7:55

櫛ヶ峰と荒々しい北壁

6/7 7:55

飯豊連峰です

6/7 7:56

檜原湖と銅沼

6/7 7:56

ここから磐梯山へ直登です

6/7 7:56

銅沼アップ

6/7 8:01

イワカガミ

6/7 8:03

天狗岩

6/7 8:04

ミヤマキンバイ

6/7 8:10

黄金清水付近です。
写真外の左方にパイプからコンコンと湧水が出ており、コップが置いてあります。とにかく冷たくてうまいです。

6/7 8:16

弘法清水小屋

6/7 8:17

小屋の前にバンダイクワガタでしょうか。
まだ三分咲き

6/7 8:43

山頂に到着

6/7 8:44

猪苗代湖方面

6/7 8:45

会津若松方面
後方には越後の山々

6/7 8:45

越後三山でしょうか？

6/7 8:46

檜原湖、後方にうっすらと朝日連峰？

6/7 9:07

飯豊連峰

6/7 9:08

檜原湖アップ
後方中央〜左が朝日連峰で、右がうっすらと月山かな？

6/7 9:13

少し下ったところにある山頂標識

6/7 9:35

岡部小屋に戻ってきました

6/7 9:41

八方台コースを下ります

6/7 9:45

お花畑にて

6/7 9:47

今度は飯豊に行ってみたい

6/7 9:48

お花畑付近から磐梯山頂を振り返ります

6/7 10:19

八方台コースの展望箇所から

6/7 10:35

中ノ湯分岐

6/7 11:06

銅沼
美しいところです

6/7 11:19

銅沼下の分岐標識

6/7 11:41

火口原から荒々しい磐梯山北壁を望みます

6/7 11:45

荒涼とした景色です

6/7 11:47

ここから川上温泉ルート（右側）へ下りました

6/7 11:52

下山路はどっちでしょう？
中央の立木に赤いテープが見えますか？そちらの方向です。

6/7 12:49

川上温泉上、下の分岐箇所です
下ルートは廃道という情報もあったので、今回は左側の上ルートを行きました。

6/7 13:10

川上登山口に到着

6/7 13:10

登山口わきの山の駅でソフトクリームを食べました。
すぐ向かいの川上バス停から猪苗代駅行きに乗りました

撮影機器：

PENTAX K-30 PENTAX

感想

jasper00

高速バスの夢街道会津号を予約してから約1か月、天気や予定が合わず3回ほど繰り延べしましたが、ようやく磐梯山に行ってきました。

待ったかいがあり本日は快晴、最高の天気でした。
独立峰なのであまり期待してなかったのですが、バリエイションに富んだルートで、多くの花々（名前は調べ切れてませんが）が見られて楽しい登山ができました。

それから、朝はカッコウを始めとする鳥の鳴き声に癒され、昼はエゾハルゼミのシャワーに圧倒されました。

帰りに高速道路の渋滞にはまり、約2時間遅れだったのはご愛嬌ですね。