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Yamareco

記録ID: 6570684
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

焼岳

2023年02月27日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.6km
登り
943m
下り
943m

コースタイム

日帰り
山行
4:35
休憩
0:35
合計
5:10
7:15
85
8:40
85
10:05
10:40
55
11:35
50
12:25
中の湯温泉
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 中の湯温泉旅館の駐車場を利用。事前予約が必要で、スタッドレスタイヤを装着した四輪駆動車しか利用できません。詳細は旅館のホームページを確認。
 なお、自分は前日の夕方の電話で予約を取ることができましたが、当日は平日にも関わらず満車でした。
コース状況/
危険箇所等
 最高峰の南峰は岩が崩れやすいため登頂が禁止されており、北峰が事実上の山頂になっています。しかし、積雪期は北峰が雪崩の危険性が高いため、岩が雪で覆われて安定する南峰に登るのが一般的なようです。
 今回は南峰山頂までトレースは明瞭でした。ピッケルを持参しましたが使用せず、全行程ストックで行動。アイゼンは最初から最後まで装着しました。
中の湯温泉旅館に登山届を提出し、7時15分に出発。正面の車の脇を抜けて入山します。
中の湯温泉旅館に登山届を提出し、7時15分に出発。正面の車の脇を抜けて入山します。
最初は急登です。スタート時の気温はマイナス12度でしたが、歩き始めるとすぐに暖かくなります。
最初は急登です。スタート時の気温はマイナス12度でしたが、歩き始めるとすぐに暖かくなります。
ですが、急登の区間は短く、すぐに緩い登りになります。
ですが、急登の区間は短く、すぐに緩い登りになります。
8時40分に山と高原地図で「広場」と書かれている地点に到着。一気に視界が開け、目指す焼岳がドーン!
8時40分に山と高原地図で「広場」と書かれている地点に到着。一気に視界が開け、目指す焼岳がドーン!
ここからでも噴煙が見えますね。
ここからでも噴煙が見えますね。
快晴・無風の文句なしのコンディション。
快晴・無風の文句なしのコンディション。
広場からは夏道を逸れ、無雪期には立ち入り禁止の南峰から南南西に伸びる尾根に向かって急登を登ります。かなりの急登ですが、雪がモフモフなのでストックで登れます。
広場からは夏道を逸れ、無雪期には立ち入り禁止の南峰から南南西に伸びる尾根に向かって急登を登ります。かなりの急登ですが、雪がモフモフなのでストックで登れます。
標高を上げるにつれて、右手に穂高(左)と霞沢岳(右)が良く見えるようになります。中央奥には蝶ヶ岳。
標高を上げるにつれて、右手に穂高(左)と霞沢岳(右)が良く見えるようになります。中央奥には蝶ヶ岳。
南峰から伸びる尾根に乗り、先行者が見えてきました。
南峰から伸びる尾根に乗り、先行者が見えてきました。
尾根に乗ると乗鞍岳も見えるようになります。あちらも雪がたっぷり。5年前の冬に登りましたが、また登ってみたいですね〜。
尾根に乗ると乗鞍岳も見えるようになります。あちらも雪がたっぷり。5年前の冬に登りましたが、また登ってみたいですね〜。
山頂が近づいてきました。
山頂が近づいてきました。
風の通り道なのか、このあたりはガチガチに凍っていました。
風の通り道なのか、このあたりはガチガチに凍っていました。
山頂への最後の急登を登って・・・
山頂への最後の急登を登って・・・
10時5分に焼岳南峰の山頂に到着しました。無雪期には立ち入り禁止ですが、こちらが焼岳の最高地点になります。
10時5分に焼岳南峰の山頂に到着しました。無雪期には立ち入り禁止ですが、こちらが焼岳の最高地点になります。
山頂からはもちろん360度の大展望!
笠ヶ岳(左)から奥穂(右)への稜線。
山頂からはもちろん360度の大展望!
笠ヶ岳(左)から奥穂(右)への稜線。
槍ヶ岳(左奥)から奥穂&西穂(右手前)への稜線をアップで。
槍ヶ岳(左奥)から奥穂&西穂(右手前)への稜線をアップで。
奥穂から前穂への吊り尾根。手前に焼岳北峰。
奥穂から前穂への吊り尾根。手前に焼岳北峰。
乗鞍岳。大きな山ですね。
乗鞍岳。大きな山ですね。
空気が澄んでいるので、白山もくっきり。
空気が澄んでいるので、白山もくっきり。
景色を堪能したので、10時40分に下山開始です。正面に中アと南アを見ながら下っていきます。
景色を堪能したので、10時40分に下山開始です。正面に中アと南アを見ながら下っていきます。
南峰から伸びる尾根から眼下に見える広場へと下ります。正面には霞沢岳。この日霞沢岳に登った登山者が日没で行動不能になり、救助されたようです。
南峰から伸びる尾根から眼下に見える広場へと下ります。正面には霞沢岳。この日霞沢岳に登った登山者が日没で行動不能になり、救助されたようです。
11時35分に広場まで下りてきました。焼岳も見納めです。
11時35分に広場まで下りてきました。焼岳も見納めです。
樹林帯をのんびり下ります。
樹林帯をのんびり下ります。
12時25分に中の湯温泉旅館に戻りました。
12時25分に中の湯温泉旅館に戻りました。

感想

 過去レポです。速報性はありませんが、同じ季節に同じ山域に行く方の参考になるかもしれませんので、備忘録を兼ねてアップします。
 令和5年2月に北アルプスの焼岳に登ってきました。自分の登山レベルを考えると、厳冬期に北アルプスで登りことができる数少ない山です。もちろん天気は選びに選んで行ってきました。
 山行時間は山頂での休憩時間を含めても5時間ほどと短い行程ですが、樹林帯歩きも少なく、山頂からの展望も最高ですので、想像以上に満足度の高い山行になりました。厳冬期に人気があるのも頷けますね。
 何と言っても穂高の展望が素晴らしいですが、乗鞍岳の存在感も良かった。今度は無雪期に北峰に登りたいですね。

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