利島、大島(トウシキキャンプ場泊)
- GPS
- 13:39
- 距離
- 58.7km
- 登り
- 1,743m
- 下り
- 1,870m
コースタイム
- 山行
- 8:28
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 9:17
- 山行
- 7:46
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 8:14
天候 | 1日目:快晴 2日目:雨かつ強風、のち夕方からは晴れ(強風は変わらず) 3日目:曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
船
20:42 池袋駅 - 21:13 浜松町駅:274円 22:00 東京・竹芝桟橋 - 7:40 利島港:3880円【大型客船/2等和室/株主優待(35%引)】 12:50 利島港 - 14:10 大島・岡田港:860円【大型客船/2等座席/ネット割(15%引)】 14:53 岡田港バス停 - 15:10元町港バス停15:50 - 16:04地層断面前バス停/間伏バス停16:47 - 16:56 海洋国際高校前バス停:370円+330円+280円 ■2日目 (3/23(土)) 07:33 海洋国際高校前バス停 - 07:58元町港バス停08:20 - 08:38 三原山温泉バス停:650円+660円 14:27 三原山温泉バス停 - 14:45岡田港バス停15:13 - 15:30元町港バス停16:30 - 17:05波浮港見晴台バス停17:24 - 17:33 海洋国際高校前バス停:660円+370円+650円+150円 ■3日目 (3/24(日)) 07:33 海洋国際高校前バス停 - 07:58元町港バス停08:10 - 08:21 桜通りバス停:650円+250円 12:00 元町港バス停 - 12:30 大島公園バス停:570円 14:00 大島公園バス停 - 14:04椿トンネルバス停/泉津バス停14:46 - 14:53 岡田港バス停:200円+220円 15:30 大島・岡田港 - 17:35 東京・竹芝桟橋:5660円【ジェット船/株主優待(35%引)】 浜松町駅 - 池袋駅:274円 ※1:大島は元町港・岡田港のどちらに就航するか当日まで分からないが、二か月間どちらの港に就航してるか調べたところ(見落とした日あり)、大型客船はすべて岡田港・ジェット船はほぼ岡田港に就航していた。 ジェット船は数日だけ元町港に就航した日もあったが、基本は岡田港に就航すると考えた方が良いと思われる。 ※2:大島バスは現金のみ。2日目〜3日目は大島バス2日乗車券(3100円)を利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■利島 登山口までは舗装路。 島の形から分かる通り、登りっぱなしか下りっぱなし。 坂道しか存在しない島。 ■岡田温泉ホテル〜ロックガーデン〜櫛形山 木のトンネル、ロックガーデンまでは一本道。 テキサスルート分岐あたりから道が消えるが、櫛形山を目指せば良いので視界不良でなければ迷わない。 ■櫛形山〜赤ダレ 外輪山を降りると広い荒野のような場所になる。 道らしい道はないので好きなように歩けるが、言い換えれば迷いやすい。 実際、このあたりで道に迷ってる人と遭遇する。(詳細は感想に) ■三原山(お鉢巡り) 強風時は立ち入り禁止となっている。 転落しないように登山道にはロープが張られている。 ■三原山〜御神火茶屋 山頂から御神火茶屋まで完全に舗装路。 |
その他周辺情報 | ■大型客船(さるびあ丸) ・消灯時間:11:30〜5:30 ・Wi-Fiは2等席は繋がりにくい(ほぼ繋がらない) ■荷物預かり ・利島:なし ・大島(元町港) 元町港船客待合所:コインロッカーが大中小3種類(600円/500円/300円)100円硬貨専用 大島観光協会(8:30〜17:00):大きさによって3種類(800円/500円/300円)自転車やサーフボードも預かってくれる ・大島(岡田港) 岡田港船客待合所(〜16:30):1個300円 ■日帰り入浴 ・岡田温泉ホテル:800円(13:00〜) ■スーパーマーケット ・ショッピングセンターべにや:元町港近くにあるスーパー。 朝食、夕食の食料はすべてここで調達した。元町北口バス停前にある。 ■キャンプ場 ・トウシキキャンプ場:無料、要予約 https://www.town.oshima.tokyo.jp/soshiki/kankou/toshiki-camp.html 水場、トイレ、かまど、ゴミ捨て場が完備されている。 地面は芝生で非常に綺麗なキャンプ場。 |
写真
装備
個人装備 |
登山靴
ザック(55L/13.5kg)
トレランザック(20L)
飲み物
行動食
ココヘリ
ヘッドライト
レインウェア
ファーストエイドキット
モバイルバッテリー(30000mA)
ドライレイヤー
ベースレイヤー(4)
ミドルレイヤー
タオル
フリース
帽子
アウターレイヤー
手袋
ネックウォーマー
カイロ
シュラフ
シュラフシーツ
ウレタンマット
枕
エアーポンプ
耳栓
LEDランタン
ガスバーナー
ガスボンベ
クッカー
カトラリー
マグカップ
スティックコーヒー
着替え(3日分)
歯ブラシ
テント(本体/レインフライ/グラウンドシート/ポール/ペグ)
ゲイター
酔い止め薬
折り畳み傘
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感想
人生初めての船旅。
往復6000円の島トクきっぷを使うか、株主優待で安く行くか検討。
利島は半日も掛からずに登れてしまう小さな島なので宮塚山に登ったあと大島に移動すれば一度に2島まとめて攻略できるし、帰りにジェット船を使えば時間いっぱい大島観光を満喫できると思い株主優待を使って行くことにした。
株主優待券は金券ショップで1枚数百円で購入できた。
当初は2月の三連休に予定していたけどその日は大雨予報だったので一ヶ月スライド。
毎日天気予報をチェックして一週間前まで3日間ともに晴れ予報でヨシヨシと思っていたら、直前なって土日に雨マークが…。
株主優待の有効期限(3月末)もあり、これ以上は変更できないので雨でも行くしかない。
■0日目〜1日目(利島〜大島(地層切断面))
仕事が終わったらすぐに夕飯を食べて風呂に入って出発の準備を始める。
乗船手続きがあるから1時間前には到着するようにとあったので21時頃に着けるように自宅を出発。
竹橋桟橋に着くと平日便の割に人が多いような?春休みだからか若い人が多かった気がする。
2等和室には8人部屋に2人だったからゆったりと部屋を使えた。
もう一人の方と話をすると向こうも利島(釣り目的)で降りるとのこと。利島は釣りで有名らしい。
利島は船の就航状況が不安定だから日帰りを推奨されてないことをこの方から初めて聞く。
だから島にコインロッカーや荷物預かり所がないのかと納得した。
他の島は就航◯と発表されているが、利島だけは状況によっては接岸できない可能性ありとのこと。
利島に降りられないならまだマシで、行きは下船できたけど帰りに乗船できなかったときが最悪の展開。
晴れてるし風も強くないから大丈夫だろうとは思ってたけど、実際にさるびあ丸が到着するまではドキドキだった。
無事に下りのフェリーに乗れて大島に向けて出航。
大島に到着して宿泊地のキャンプ場までバスで向かう途中に地層切断面に立ち寄る。
あまりにも長い地層断面に圧倒的される。
トウシキキャンプ場は綺麗なキャンプ場でとても過ごしやすかった。
■2日目(櫛形山、三原山)
2日目は三原山に登る計画だけど曇りのち雨予報で風も強め。
2日目と3日目の行程を入れ替えられないか検討したけど、3日目の最終日に三原山に登ろうとすると、バスとフェリーの時間の兼ね合いでテント装備を担いで登らなければいけなく負担がかなり大きい。
翌日の天気も曇りのち雨予報なので入れ替えてもそんなに変わらない。なら曇りの午前中に登りきってしまおう!と決行することにした。
しかし予報に裏切られ、登山開始早々から雨が降り始める。
櫛形山に登頂し、次の赤ダレを目指して外輪山を降りたあたりで何処からともなく困り果てた人が近づいてきた。道に迷ったらしい。
格好からして登山に慣れてる人ではない。
雨なのにレインコートも着てない、地図は大島の概略図とGoogleマップ頼り、にも関わらず地層切断面側の破線ルートから登ってきたらしい。
悪天候のため登山者は全く居ない、標識も全くない状況でようやく出会えた登山者だから藁にも縋る思いなのは分かるが、「船の時間があるんだ、このあと俺はどっちに向かえばいいんだ」と言いたげな感じでかなりテンパってる。
出会ったところがどのバス停(温泉ホテル、大島公園、山頂口)からもかなり離れている場所だからどのルートを教えるか迷う。
「船の時間に間に合うルートを分かりやすく教えろ」と言わんばかりの態度にイラっときたこともあり、投げやり気味に櫛形山を指差してアレに登って山頂から見えるホテルを目指せ、と自分が歩いてきたルートを伝えて別れる。あとは知らん。
来た道を戻れば?と言えば良かったと反省。
三原山の山頂まで登るとようやく登山者たちを見かけるようになる。でも人は少ない。
お鉢巡りは吹き飛ばされる勢いの強風で前に進むだけで精一杯。山頂を楽しむ余裕は全然なかった。
ツアーで来てる人たちもいたけど、お鉢巡りはできたのだろうか?
身体も冷えて早く温泉で温まりたかったので予定を繰り上げて温泉ホテルに向かう。
三原山頂口の展望台から山頂を見返すとガスり始めてた。ギリギリセーフ。
日帰り入浴の開始時刻ピッタリにホテルに着いて一番風呂をいただく。
温泉に入ってる間に雨も土砂降りになっていてこちらもギリギリセーフだった。
キャンプ場に戻ったらすぐさまテントに潜り込む。テントを設営しなくていいって素晴らしい…。
■3日目(野田浜、大島公園、泉津の切り通し)
2日目は山歩きだったから、3日目の最終日は元町港のコインロッカーにテント装備を預けて海岸沿いの道路をひたすら歩く。
途中から雨が降り始めてきたので傘を差して荒々しい波を見ながら歩く。
特筆することも特になく早めに元町港に戻ってこれたので前倒しで島の反対側の大島公園へ向かう。
再び元町港に戻ってる時間はないのでテント装備もコインロッカーから取り出す。
大荷物を担いで行者窟まで歩いたのはメチャクチャ疲れた。
バス1本分の余裕があったので、最後に泉津の切り通しも立ち寄る。
歩き疲れたけど大島バス乗車券をこれでもかと使い倒して観光スポットを巡れたので非常に満足できた。
行けなかった観光スポットは筆島ぐらいかな。
三原山からの景色が見られなかったのが心残り。
今度また来るときは快晴の日を狙って三原山に登りたいと思う。
大型客船は不安だった船酔いもなかったし、部屋でずっとゴロゴロしてただけだけど案外楽しかった。離島ハマりそう。
帰りのジェット船はあまりの速さと揺れのなさで、ヤマレコに何書こうかアレコレ考えてる間に東京に着いてしまった。
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