折紙山-2024
- GPS
- 06:10
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 863m
- 下り
- 860m
コースタイム
- 山行
- 5:43
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 6:09
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ルート中では膝上まで雪に埋もれラッセルした所もありましたが、全般的には雪を楽しんで歩く事ができました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
長靴
ザック
昼食
行動食
水
スマホ
スマート時計
ストック
救急用品
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感想
折紙山は2020年から5年連続で残雪期に登っています。
またみちのく有料道路の北側にある三角岳・大毛無山は4年連続で登っています。
約1週間前に三角岳に登りましたが足が沈み易い軟弱雪が負担になり大毛無山縦走は断念し三角岳のみになりました。
私はかんじきを使わず長靴壺足で登るため残雪期の登山では残雪の雪質が登山の快適度に直結します。
これまでの残雪期登山では軟弱雪に多少負担を感じた事はありましたが今回の三角岳ほど辛く感じた事はありませんでした。
そこで残雪期登山の雪質(雪の堅さ軟らかさ)の要因は何かを考えてみました。
要因としては登山予定日以前の降雪状況や気温や風や降雨などが挙げられます。
結論として最大要因は直近の降雪量だと自分なりに推測しました。
折紙山と三角岳は標高が800〜900mほどの山で登山口の標高は200mほどです。
この標高に近い青森市内の降雪量の観測地点が酸ヶ湯と大谷にあります。
両地点の降雪量データによれば三角岳登山の1〜2日前に登山口で5cm前後の雨又は雪、山頂近辺で10cm前後の雪が降ったと思われます。
これが1週間前に三角岳に登山した際に雪に足が沈み易く歩行苦労した要因と推測しました。
今回の折紙山も登山日の天気は快晴で風もそれほど強くなく絶好の天気でした。
ただ登山ルート中の数カ所で雪の吹き溜りの様な場所に出会い短時間ですが難儀しました。
登山ルートは唐川沢を過ぎた最初の鉄塔の東斜面から入山し尾根伝いに722地点まで行き折紙山まで往復後は722地点を尾根沿いに北上し有料道路料金所へほぼ直進するルートです。
このルート中で特に雪に足が埋もれた区間は登山ルート中の722地点への尾根登り終盤の尾根北東斜面と折り紙山山頂直下の東斜面と466地点手前から東に向かう支尾根へショートカットした際の北東斜面の3箇所でした。
一方で722地点から890ジャンクションピーク地点の区間では約1週間前の団体登山のかんじき歩行跡があり雪に足が沈む頻度は少なくとても快適に歩けました。
しかし890地点から折紙山山頂まではかんじき跡が新雪により埋もれてしまったためか足が雪に沈む度合いが一気に増しました。
団体登山が行われた3月17日の翌日18日に青森市大谷の積雪が6cm増で酸ヶ湯の積雪が32cm増となっています。
また5m前後の西よりの風が1日中続いた様でしたので場所によって雪が飛ばされて余り積もらなかった所と吹溜りになって雪が大量に溜まった所の差が生じた事も推測されます。
今回特に東側の斜面で雪の多さに手こずったのは西よりの風とまとまった降雪の影響だったと推測しました。
ある程度まとまった降雪とその後に日照不足と低気温が続いた場合は雪解けや雪が堅く締まる割合が低下して軟弱雪が長く続く可能性が高いと推測しました。
今回は昨年と基本的に同じルートを辿りましたが下山時の復路で一部少し変えた箇所を補足します。
標高722〜614〜574と尾根沿いを下る際に574の小ピークの登りを回避するため山の左へ迂回しました。残雪は十分で斜度もそれほど急でないので迂回も十分可能と感じました。ただ迂回後に出会う最初の尾根は少し間違い易い点だけ要注意です。(実際に私は間違えかけました)
574〜466の手前で尾根を変える場所では少しショートカットしてみました。しかし積雪が想定以上に深雪で斜度も少し急なため歩きが結構な負担になりました。
下山の最終地点では昨年の伐採作業で新設された林道を辿りました。なだらかな歩き易い道でした。
今年は2月までは極端な暖冬が続き雪解けが早いと思われましたが3月になって降雪や低気温が増えて現時点の折紙山方面の積雪状況は例年並み程度の様に思われます。
機会があれば三角岳・大毛無山縦走に再挑戦しようと思っています。
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