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Yamareco

記録ID: 6586255
全員に公開
雪山ハイキング
東北

折紙山-2024

2024年03月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:10
距離
11.0km
登り
863m
下り
860m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:43
休憩
0:26
合計
6:09
距離 11.0km 登り 863m 下り 865m
7:53
177
スタート地点
10:50
56
722地点
11:46
12:12
33
12:45
77
722地点
14:02
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
登山ルート中では膝上まで雪に埋もれラッセルした所もありましたが、全般的には雪を楽しんで歩く事ができました。
みちのく有料道下を通過後は左進
2024年03月24日 07:58撮影 by  iPhone 13, Apple
3/24 7:58
みちのく有料道下を通過後は左進
正面の鉄塔の陰(東斜面)に向かう
2024年03月24日 08:25撮影 by  iPhone 13, Apple
3/24 8:25
正面の鉄塔の陰(東斜面)に向かう
最も緩斜面そうな所から入山する
2024年03月24日 08:29撮影 by  iPhone 13, Apple
3/24 8:29
最も緩斜面そうな所から入山する
沢筋は雪が深く沈み易いため右斜面を登る
2024年03月24日 08:32撮影 by  iPhone 13, Apple
3/24 8:32
沢筋は雪が深く沈み易いため右斜面を登る
最初の小ピーク435へ向かうなだらか雪原
2024年03月24日 09:19撮影 by  iPhone 13, Apple
3/24 9:19
最初の小ピーク435へ向かうなだらか雪原
小ピーク435から正面稜線の722地点を眺望
2024年03月24日 09:27撮影 by  iPhone 13, Apple
3/24 9:27
小ピーク435から正面稜線の722地点を眺望
458から722への登り坂を振り返る
2024年03月24日 10:21撮影 by  iPhone 13, Apple
3/24 10:21
458から722への登り坂を振り返る
722への尾根登りは尾根右寄りを登る
2024年03月24日 10:26撮影 by  iPhone 13, Apple
3/24 10:26
722への尾根登りは尾根右寄りを登る
722への尾根は右側が多雪で膝上まで埋まりつつ進む
2024年03月24日 10:34撮影 by  iPhone 13, Apple
3/24 10:34
722への尾根は右側が多雪で膝上まで埋まりつつ進む
722地点を通過
2024年03月24日 10:48撮影 by  iPhone 13, Apple
3/24 10:48
722地点を通過
890ジャンクションピークに向かう
2024年03月24日 11:04撮影 by  iPhone 13, Apple
3/24 11:04
890ジャンクションピークに向かう
890ジャンクションピークで北を眺望
2024年03月24日 11:22撮影 by  iPhone 13, Apple
3/24 11:22
890ジャンクションピークで北を眺望
折紙山へ途中の小ピークを経由
2024年03月24日 11:28撮影 by  iPhone 13, Apple
3/24 11:28
折紙山へ途中の小ピークを経由
折紙山山頂から八甲田連峰眺望
2024年03月24日 11:45撮影 by  iPhone 13, Apple
1
3/24 11:45
折紙山山頂から八甲田連峰眺望
陸奥湾方面を眺望
2024年03月24日 11:45撮影 by  iPhone 13, Apple
3/24 11:45
陸奥湾方面を眺望
去年はあった山頂標識を探すも見当たらず
2024年03月24日 11:48撮影 by  iPhone 13, Apple
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3/24 11:48
去年はあった山頂標識を探すも見当たらず
中央に大毛無山・三角岳、右に烏帽子岳
2024年03月24日 12:13撮影 by  iPhone 13, Apple
3/24 12:13
中央に大毛無山・三角岳、右に烏帽子岳
八幡岳から八甲田の山並み間の遠くに戸来岳
2024年03月24日 12:14撮影 by  iPhone 13, Apple
3/24 12:14
八幡岳から八甲田の山並み間の遠くに戸来岳
戻り道で来た時の足跡の雪深さ確認(15cm前後)
2024年03月24日 12:15撮影 by  iPhone 13, Apple
3/24 12:15
戻り道で来た時の足跡の雪深さ確認(15cm前後)
890Jピークから再度の北眺望〜三角・烏帽子・下北も
2024年03月24日 12:30撮影 by  iPhone 13, Apple
3/24 12:30
890Jピークから再度の北眺望〜三角・烏帽子・下北も
890を少し下り三角と烏帽子を再確認し高度比較
2024年03月24日 12:36撮影 by  iPhone 13, Apple
3/24 12:36
890を少し下り三角と烏帽子を再確認し高度比較
722地点で往路(右進)と別れ尾根道を直進
2024年03月24日 12:44撮影 by  iPhone 13, Apple
3/24 12:44
722地点で往路(右進)と別れ尾根道を直進
574小ピークを左迂回後に尾根道に戻り更に右斜面へショートカット
2024年03月24日 13:21撮影 by  iPhone 13, Apple
3/24 13:21
574小ピークを左迂回後に尾根道に戻り更に右斜面へショートカット
深雪で苦労したショートカットを終えた後に振り返る
2024年03月24日 13:31撮影 by  iPhone 13, Apple
3/24 13:31
深雪で苦労したショートカットを終えた後に振り返る
最後の尾根道はみちのく有料道を眺めつつ下る
2024年03月24日 13:31撮影 by  iPhone 13, Apple
3/24 13:31
最後の尾根道はみちのく有料道を眺めつつ下る
最後は昨年の伐採作業用の新設林道を下り出口着
2024年03月24日 13:55撮影 by  iPhone 13, Apple
3/24 13:55
最後は昨年の伐採作業用の新設林道を下り出口着
最後のなだらかな下り林道を振り返る
2024年03月24日 13:57撮影 by  iPhone 13, Apple
3/24 13:57
最後のなだらかな下り林道を振り返る
舗装道を通って駐車場に戻る
2024年03月24日 13:57撮影 by  iPhone 13, Apple
3/24 13:57
舗装道を通って駐車場に戻る
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 長靴 ザック 昼食 行動食 スマホ スマート時計 ストック 救急用品

感想

折紙山は2020年から5年連続で残雪期に登っています。
またみちのく有料道路の北側にある三角岳・大毛無山は4年連続で登っています。
約1週間前に三角岳に登りましたが足が沈み易い軟弱雪が負担になり大毛無山縦走は断念し三角岳のみになりました。
私はかんじきを使わず長靴壺足で登るため残雪期の登山では残雪の雪質が登山の快適度に直結します。
これまでの残雪期登山では軟弱雪に多少負担を感じた事はありましたが今回の三角岳ほど辛く感じた事はありませんでした。
そこで残雪期登山の雪質(雪の堅さ軟らかさ)の要因は何かを考えてみました。
要因としては登山予定日以前の降雪状況や気温や風や降雨などが挙げられます。
結論として最大要因は直近の降雪量だと自分なりに推測しました。

折紙山と三角岳は標高が800〜900mほどの山で登山口の標高は200mほどです。
この標高に近い青森市内の降雪量の観測地点が酸ヶ湯と大谷にあります。
両地点の降雪量データによれば三角岳登山の1〜2日前に登山口で5cm前後の雨又は雪、山頂近辺で10cm前後の雪が降ったと思われます。
これが1週間前に三角岳に登山した際に雪に足が沈み易く歩行苦労した要因と推測しました。

今回の折紙山も登山日の天気は快晴で風もそれほど強くなく絶好の天気でした。
ただ登山ルート中の数カ所で雪の吹き溜りの様な場所に出会い短時間ですが難儀しました。
登山ルートは唐川沢を過ぎた最初の鉄塔の東斜面から入山し尾根伝いに722地点まで行き折紙山まで往復後は722地点を尾根沿いに北上し有料道路料金所へほぼ直進するルートです。
このルート中で特に雪に足が埋もれた区間は登山ルート中の722地点への尾根登り終盤の尾根北東斜面と折り紙山山頂直下の東斜面と466地点手前から東に向かう支尾根へショートカットした際の北東斜面の3箇所でした。

一方で722地点から890ジャンクションピーク地点の区間では約1週間前の団体登山のかんじき歩行跡があり雪に足が沈む頻度は少なくとても快適に歩けました。
しかし890地点から折紙山山頂まではかんじき跡が新雪により埋もれてしまったためか足が雪に沈む度合いが一気に増しました。

団体登山が行われた3月17日の翌日18日に青森市大谷の積雪が6cm増で酸ヶ湯の積雪が32cm増となっています。
また5m前後の西よりの風が1日中続いた様でしたので場所によって雪が飛ばされて余り積もらなかった所と吹溜りになって雪が大量に溜まった所の差が生じた事も推測されます。
今回特に東側の斜面で雪の多さに手こずったのは西よりの風とまとまった降雪の影響だったと推測しました。
ある程度まとまった降雪とその後に日照不足と低気温が続いた場合は雪解けや雪が堅く締まる割合が低下して軟弱雪が長く続く可能性が高いと推測しました。

今回は昨年と基本的に同じルートを辿りましたが下山時の復路で一部少し変えた箇所を補足します。
標高722〜614〜574と尾根沿いを下る際に574の小ピークの登りを回避するため山の左へ迂回しました。残雪は十分で斜度もそれほど急でないので迂回も十分可能と感じました。ただ迂回後に出会う最初の尾根は少し間違い易い点だけ要注意です。(実際に私は間違えかけました)
574〜466の手前で尾根を変える場所では少しショートカットしてみました。しかし積雪が想定以上に深雪で斜度も少し急なため歩きが結構な負担になりました。
下山の最終地点では昨年の伐採作業で新設された林道を辿りました。なだらかな歩き易い道でした。

今年は2月までは極端な暖冬が続き雪解けが早いと思われましたが3月になって降雪や低気温が増えて現時点の折紙山方面の積雪状況は例年並み程度の様に思われます。
機会があれば三角岳・大毛無山縦走に再挑戦しようと思っています。

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