谷川岳【天神平からピストン】
- GPS
- 03:55
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 893m
- 下り
- 887m
コースタイム
- 山行
- 3:35
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 3:56
天候 | ガス後、晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は重い |
その他周辺情報 | ふれあい交流館(600円、サウナなし) |
写真
装備
個人装備 |
ALPINE EXPERT2 GT(LOWA)
|
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感想
なかなか都合が合わず、山に行けない週末が続き、雪山シーズンが終わりに近づいてきて、なんとか天候のよい場所として谷川岳を選びました。
年度末の送迎会を切り上げ、深夜の関越道を走って土合に到着しました。
駐車場に車を停めて、寝袋を広げてすぐに寝に着きました。ロープウェイが動き出す前に起床し、準備を始めると、事件が!
水筒から水が漏れて、履こうと思っていた靴下や手袋がびちょびちょに。
結局、車を暖機運転して、乾かすはめに。
ロープウェイで天神平まであっという間に到着し、アイゼンを装着して、早々に歩き出します。
天神平のゲレンデ脇の斜面は、登山者の長蛇の列ができていて、まさにアリンコのようです。とりあえずは、その中に紛れて登っていきます。
天神尾根の稜線歩きでも列の中で、列からはみ出るとツボるような状況でしたが、ちょっとずつ前に抜けて、熊穴沢避難小屋の手前あたりで、列の中を抜け出しました。
熊穴沢避難小屋を過ぎると、樹木はなくなり、急斜面の登攀が本格的に始まりました。
雪がべたついていて重く、アイゼンが気持ちよく刺さるという感じではありませんが、この長さの急登をアイゼンで登ったことがなかったので、とても楽しく登ることができました。
ガスが濃く、時々周りを見渡しながら、ルートを外れないように登りましたが、何度かトレースがなくなったりしました。
天狗の溜まり場やザンゲ岩を過ぎてしばらく行くと、急に傾斜が緩やかになり、肩に載ったことがわかりました。でも、ガスが濃くて、肩ノ小屋は全く見えません。
とりあえず進んでいくと、白いガスの中に黒い塊が見え、肩ノ小屋に到着しました。
そのまま小屋を通過してトマの耳を目指し、斜面を登っていきました。
トマの耳には誰もいなく、とてもいいタイミングで登ってきたようでした。
でも、景色はまったくないので、すぐにオキの耳を目指します。
オキの耳へのトレースも途切れ途切れで、以前来たときの記憶をイメージしながら登り、最後は一気に斜面を斜めに登って、オキの耳に到着しました。
オキの耳にも誰もおらず、岩陰でしばらく休憩をとっていると、続々と登山者が登ってきて賑わいました。
日本海からの湿った風は常に吹き続けていて、身体にあたると氷を作りますが、体温で氷が溶けてしまって、ウェアが濡れてしまいました。
ガスがたまに切れたりして、待てば待つほど、景色が楽しめそうでしたが、そういう理由もあり、下山することしました。
雪がパウダーではなかったので、快適というわけではありませんでしたが、下りは歩きやすく、どんどん標高を下げることができ、あっという間に天神平まで下山しました。
これまで、八ヶ岳を中心に雪山に通っていましたが、徐々に行動範囲を広げ、上州の山々、例えば上州武尊山とか、登っていこうと思います。
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