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Yamareco

記録ID: 6599243
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

乗鞍岳 ピークハントとBC

2024年03月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:04
距離
13.8km
登り
1,427m
下り
1,425m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:26
休憩
0:34
合計
8:00
距離 13.8km 登り 1,427m 下り 1,430m
9:04
9:05
73
10:17
10:17
44
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16
11:18
11:22
33
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11:56
9
12:04
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3
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7
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12:39
2
12:41
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4
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5
12:51
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13:06
13:08
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13:26
18
13:45
13:45
9
天候 西の風強く、午前は晴れたりガスで視界悪くなったり、昼からはきれいに晴れた。風は終始強く、20メートルほど。
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
リフトは使わず
前日の雨と夜の気温で硬く締まった雪。
2024年03月30日 06:51撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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3/30 6:51
前日の雨と夜の気温で硬く締まった雪。
オープン前のゲレンデを登攀。急になるとスキーは辛そう。自分はワカンなので急登も大丈夫。
2024年03月30日 07:08撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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3/30 7:08
オープン前のゲレンデを登攀。急になるとスキーは辛そう。自分はワカンなので急登も大丈夫。
撮ってもらった。
2024年03月30日 07:13撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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3/30 7:13
撮ってもらった。
足跡あるし、ワカンを外してもいいかも。
2024年03月30日 07:38撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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3/30 7:38
足跡あるし、ワカンを外してもいいかも。
ツボ足にアイゼンで全く問題なし。
2024年03月30日 07:38撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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3/30 7:38
ツボ足にアイゼンで全く問題なし。
ツアーコース
2024年03月30日 08:53撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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3/30 8:53
ツアーコース
天気は曇ったり、ガスったり、たまに晴れたり。
2024年03月30日 09:07撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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3/30 9:07
天気は曇ったり、ガスったり、たまに晴れたり。
踏み抜きもなく、締まってる。
2024年03月30日 09:10撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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3/30 9:10
踏み抜きもなく、締まってる。
トイレ小屋を見下ろして。ここの斜面で同行者がスキーが滑り少し滑落した。やはりクトーは必須。
2024年03月30日 10:30撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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3/30 10:30
トイレ小屋を見下ろして。ここの斜面で同行者がスキーが滑り少し滑落した。やはりクトーは必須。
肩の小屋までなんとか辿り着いたけど、暴風がすぎて、板を担いでは登れないので、ここにデポる。
2024年03月30日 11:14撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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3/30 11:14
肩の小屋までなんとか辿り着いたけど、暴風がすぎて、板を担いでは登れないので、ここにデポる。
ここからは全面氷の斜面をアイゼンで登る。
2024年03月30日 11:57撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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3/30 11:57
ここからは全面氷の斜面をアイゼンで登る。
カチコチ
2024年03月30日 11:57撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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3/30 11:57
カチコチ
山頂見えてきた。遠い。
2024年03月30日 12:04撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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3/30 12:04
山頂見えてきた。遠い。
上は完全に氷と風の世界。
2024年03月30日 12:14撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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3/30 12:14
上は完全に氷と風の世界。
アイゼンの効きはすごくよい。
2024年03月30日 12:14撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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3/30 12:14
アイゼンの効きはすごくよい。
山頂!
2024年03月30日 12:19撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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3/30 12:19
山頂!
鳥居もエビの尻尾だらけ。
2024年03月30日 12:20撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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3/30 12:20
鳥居もエビの尻尾だらけ。
神社らしきものがあるけど、中身ない。
2024年03月30日 12:20撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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3/30 12:20
神社らしきものがあるけど、中身ない。
帰ります。
2024年03月30日 12:21撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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3/30 12:21
帰ります。
登頂後から天気は完全に晴れ。気持ちいい。
2024年03月30日 12:46撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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3/30 12:46
登頂後から天気は完全に晴れ。気持ちいい。
見るからにアイスバーン。
2024年03月30日 13:32撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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3/30 13:32
見るからにアイスバーン。
転けたら骨折れる。
2024年03月30日 13:37撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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3/30 13:37
転けたら骨折れる。
なんとか滑れるけど、カチカチ
2024年03月30日 11:57撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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3/30 11:57
なんとか滑れるけど、カチカチ
ちょっと降ると少し柔らかくなって滑りやすい。
2024年03月30日 13:37撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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3/30 13:37
ちょっと降ると少し柔らかくなって滑りやすい。
ゲレンデまでおりてきた。
2024年03月30日 13:58撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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3/30 13:58
ゲレンデまでおりてきた。

感想

大昔に夏に登った事のある乗鞍岳。ヤマレコはない時代だし、記録のために登るならせめて冬に登りたいと思い、スキー上級者の方と山頂からの滑走も視野に登ることにした。
9時に動き出すリフトに乗って体力温存か、距離も高度差もあるので少しでも早い時間で登り始める方がいいのか、悩んだ末に朝の6時からゲレンデ下部からのスタートとした。スキーリフトトップの場所で1時間半早いので、そちらの方がいいと判断。
結果として体力的には辛かったが、硬くしまった雪面を登れた事はよかったと思う。9時からだともしかするともう少し緩くて登りにくかったかも。

同行者はスキーなのでやはり登りが早い。一方で重いスノーボードの板を担いで強い向かい風の中歩くとペースは遅い。やはりこのように緩斜面が続くような登山はスプリットにした方がよいと強く思う。

最初はスノーシューで行くつもりだったが、雪が固そうな事、前日雨だったのでアイスバーンかもしれない事、足跡が見えたのでそこまで沈む事もないだろうと、ワカンとアイゼンを持って出発。スノーシューの場合、アイゼンを置いて行く予定だったので、それだと結果登れなかったかも。

とはいえ、最初からツボ足だとそこそこ踏み抜くので途中からワカンを履くことに。これで結構歩きやすくなる。スキー場トップからツアーコースに入ったあたりで、ワカンをやめてアイゼンに履き替える。ほとんど沈まないので快適に登る。何度も書くが西からの風が強く(20m)て、東から登るルートはモロに向かい風。スノーボードの板が頭から50センチほど飛び出ているので抵抗を受けて非常に進みにくい。

途中雪崩で死者も出た位ヶ原の急登にくるも、この日の雪の状態では雪崩のリスクは少ないと判断し、直登する。肩の小屋の直下にあるトイレ小屋まで歩くが、遠かった。視界も悪く、風を避けてしゃがんで歩いていたのでどこを歩いているのか方向感覚もバランス感覚もなくなって気持ち悪かった。

トイレ小屋では何人もの人が休憩してて、風を避けていた。山頂まで行く我々は長居せずに出発した。
直後の急登斜面が凍りついており、アイゼンの自分は問題なかったが、スキーの同行者はクトーなしで苦労している様子。その時インカムを通じて落ちたと連絡あり、振り返ると結構下まで斜面を滑り落ちていた。ストックを刺して止めたらしい。外れた板はさらに下に落ちていたのだが、別の人が拾って持ってきてくれた。感謝です。

同行者はスキーを外し、ザックにくくりつけて登ってきたが、風が強くなり煽られるのでこれ以上は無理との事。肩の小屋までなんとか頑張ってそこに板をデポする事に。スノーボードの板を背負っていないとこんなに軽くて歩きやすいのか!山頂までの道はカリカリの急登だったが、アイゼンの効きはバッチリでトラバースしながら朝日岳は巻いて山頂へ。

山頂は全てが氷ついていたが、晴れて、山頂だけ風がなく休憩には最適だった。
降り始めると風はまた吹いてきたが、先を急いでサクサク降りる。肩の小屋で板とボードをピックアップして滑り始める。アイゼンを外して少し歩いてみたがあまりのツルツル加減に全く歩けない。アイゼンって本当に偉大。最初の方はスノーボードでもアイスバーンなのでかなり慎重に滑っていたが、途中からは柔らかくなって気持ちよく滑れた。

位ヶ原では1人づつ滑ると言う事で少し待つ。そこから先には無数の滑った跡があった。登っていたときはトレースの一つもなく、我々が山頂には2人目だった事から、スキーの人は位ヶ原辺りまで登って、ツアーコースを滑って降りたのだと想定。9時のリフトを待って上まできて、山頂には行かずに滑って降りたものとみられる。実際に行きしな、途中で会った人には山頂まで行くと言ったら驚かれたので、ピークハントに来ている人は実は少ないのかも。

とにかくツアーコースは荒らされてボコボコで滑りにくかった。20分ほどで降りたものの、途中平らな斜面で板を外して歩くところがあったのだが、太陽で緩んで膝まで沈む雪となっており疲れた身体に本当にこたえた。なんにせよ無事にピークハントからのバックカントリースキーができてよかった。

夏にまたトレーニングのために登ってみようかな。

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