突風が核心か前常念岳まで
- GPS
- 13:02
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 2,067m
- 下り
- 2,067m
コースタイム
- 山行
- 11:47
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 12:43
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
3月30日(土)「晴れ風強し」 道の駅3時起床で、ほりでーゆ〜四季の郷手前の冬季ゲートまで進める。既に数台の車が停めてある。私が最後か。天気予報通り今日は暖かい。既に春爛漫で寒さは感じない。ただ風が強そうで、黄砂が舞っている。花粉症の薬を飲んで予防だ。4時近く冬季ゲートから出発した。須砂渡ダムからの放流音を聞きながら、鳥川林道を進む。そういえば、昨日の雨で木曽川も増水していたな。温度上昇と雨で沢音が賑やかだ。林道が鳥川を渡り屈曲する辺りから常念岳東尾根が派生している。少し進んだ送電線保守道から取付く。尾根に出ると立派な送電鉄塔が建っている。其処から道が少し不明瞭になるが、尾根に出れば良くなる。林道のような道が続き、看板が現れると1328m林道終点だった。其処から尾根は少し急になる。笹が生茂るが、苦にならない。雪が次第に多くなって来る。周りも明るくなり展望が垣間見られるようになった。途中、既に下山してくる男女2名の登山者と擦れ違う。樹林限界からは強風が吹き荒れているので、頂上は踏んでないそうだ。ジャンクションピーク1955mからは平坦な地形となる。キャンプ適地が沢山ある。二重山稜付近が良いかな。更に単独の女性登山者2名と擦れ違う。矢張り強風で吹き飛ばされそうだとの事。でも、展望は素晴らしいそうだ。樹林限界手前で男性と擦れ違った。ふかふかの雪と強風で諦めたそうだ。いよいよ樹林限界に出た。風は連続的ではなく、息をしている。風をやり過しながら、徐々に高度を上げている。雪は表面が硬く、踏み跡を上手く繋いでいく。歩幅が大きく合わないので、踏み跡以外にもステップを切るが、足が蹴り込めない。岩場辺りは高度感があり一の沢に一直線、落ちたら止まらないだろう。急がず慎重に登った。前常念に到着した。穂高方面は雲が掛かっている。本峰には緩やかな雪稜を登らなければ成らない。此処からは踏み跡なく、沈み込むので足が上がらない。登っても穂高方面は雲の中。そして強風だ。少しは弱くなったような感じだが。以上、言い訳をして下山する事とする。前常念岳に戻り、避難小屋にを覗くと穴が掘られ、中に入る事が出来る。覗くが暗くて様子は分からなかった。暫し休息し、下山と掛かる。今回は、ピッケルを軽量化し、沢で使う簡易バイル持参で来た。40僂斑擦い里如下山にも時間が掛かる。落ちては止まらないので、慎重にゆっくりと時間を掛けて樹林まで降りた。樹林帯に入り一安心。直ぐにアイゼンを脱ぎ、ストック歩行に切り替えた。プラートで3人グループがテントを張っていた。更に下ると単独登山者2名と擦れ違った。彼らは、テント泊だ。惰性で嫌々と東尾根を下って行く。林道終点に出ると尾根が緩やかになる。鉄塔まで来ると下山も同然だ。林道に出て、雪解けの流水で、靴とスパッツを洗いながら、冬季ゲートに帰り着いた。ほりでーゆ〜四季の郷で温泉に入る。モンベル会員だと100円引きの500円となる。お湯は、少し温めだった。
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