記録ID: 6602407
全員に公開
山滑走
北陸
金剛堂山(前、中、奥座、龍) 春山スキー開幕戦
2024年03月30日(土) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 09:00
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,373m
- 下り
- 1,370m
コースタイム
天候 | くもりのち時々晴れ(霞あり) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
天候:くもり時々小雨→晴 雪質:ザラメ雪 スタート時小雨が時々降っていて西側の雲が厚いこともありハードシェルを着こむ。 駐車場から雪は付いている。 竜口谷の橋を渡り小屋の裏手は雪切れしていたので谷に沿って少し登り尾根には北側から乗り上げる。序盤はやや急で次第に緩くなる。ザラメ雪なので登りやすい。 栃谷口からの夏道と合流する手前で休憩、衣服など調整。 雪は昨年よりも多く、木の根元にはツリーホールが出来つつある。 P1021を過ぎると再び登り。杉が無くなりブナが主体となり、小さな谷間を詰めると左手から尾根が近づきなるべく標高を上げて乗り上げる。標高1250mまでやや狭くなった尾根の登りが続く。左手は雪庇状なので注意。 奥に前金剛が見えるようになる。左手に前金剛から縦走する尾根が見えているがやや霞みもある。 標高1250mからブナの疎林の緩い尾根となり片折岳に到る。 ここから一旦下り、P1451まで登り返し。 時折日が差し込むが尾根はやや西風が強く寒い。 標高1500m手前から尾根の左側の雪庇が目立ち始め、その先には細尾根が出てくる。通過時は慎重に。 やがて白い平原となり前金剛に着く。生憎の霞で遠くまで見えず、真っ白な中金剛やそばかど峰が目立つ。その先の白木峰、仁王山も見える。 前金剛の祠にお参りして奥座峰へ進む。 シールのまま一旦下り歌碑を通過して中金剛へ。巻けないので山頂を通過して奥金剛方面へまたシールで滑っていく。 奥金剛東側を横切り東側へ舵を切る。 ここからは複雑な地形となるのでルーファイと標高差を作らないルート作りを意識したが高低差は少ないのであまり意識しなくても良かったか。 アップダウンを幾つか繰り返し、最後の登りをこなすと奥座峰。東方向へ尾根が続く。真っ白の前金剛と中金剛をいつもと違う角度から見るので印象的。 帰りは来た道を戻る。奥金剛までアップダウンをこなすが意外と楽だった。 ただし、日差しが出てきて暑く感じる。 中金剛の登り返しはお腹が空いてきて長く感じた。 空はいつのまにか青空が広がるが黄砂で遠くは霞む。 人形山、三ヶ辻山辺りの山並みはよく見るようになった。 中金剛からシールのまま滑り途中の風が当たらない斜面でランチタイム。 前金剛は人が増えカラフルになっているのが遠目から見える。 昼食後前金剛まで登ってシールオフ。 雪庇は全くなく祠の裏から北方稜線にエントリー。 遠くおにぎりのように見えるりゅうこ峰を目指す。 序盤はザラメの快適斜面がP1473手前まで続く。 前金剛の下の斜面の眺めはなかなか圧巻。 P1473はスキーのトレースがあり西側から巻く。 その奥の小さいポコも西から巻いてP1441も長い巻きにかかる。 巻ばかりなので途中でシールを貼る判断。 P1406までシールでアップダウンを消化。 ここから一番の下り。よく見ると奥の低いところまで標高差がある。 他のメンバーはシールのまま鞍部まで滑る。 自分はトップでシールオフして滑走。なかなか広いザラメ斜面で良かった。 鞍部でシールを貼り先行メンバーを追う。 白木峰、仁王山が近い。遠く北アルプスも拝める。 りゅうこ峰で合流してシールを取りP1352は西から巻いてリフト設備のあるポコとの鞍部へ滑る。ようやく縦走の終わりが近い。 ここから杉林を突っ切りスノーバレーのゲレンデに出る。 ザラメ雪の快適斜面が続く。大斜面の雪割れが全くなかった。中盤の藪もうるさくなかった。 下まで来ると重い雪だったがストップスノーではなかった。 ここが一番滑りを楽しめて良かった。 最後に板を外して道路を横切って駐車場まで滑ってゴール。 |
写真
撮影機器:
感想
パウダーからザラメ雪シーズン、行先に迷って出た答えが近場ツアー系の金剛堂山スキー・ハイク。
序盤は優れなかった天気が次第に回復、ザラメ雪とアップダウン三昧の一日。
黄砂の影響もまだ少なかったようだ。
残っていた奥座峰を訪れることができ、最後の旧スノーバレー利賀でストップスノーにも会わず滑りを楽しめました。
同行したメンバーに感謝です。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:298人
前金剛でボケっとしていたら、数名のヤマスキーメンバーが来られ、ご挨拶をと思っていたら、祠の反対側に陣取られ、声をかけそびれました。そのパーティーの中にいらっしゃったのですね。
土曜日は天気も良く、春山を大満喫でしたね。またどこかでお会いしましょう。
自分の記憶が正しければ、初めてでなく何回か山でお会いしているはずです。
背が高めでノーズガードされている方だと思います(間違っていたら済みません)。
牛岳、御世仏山、そのほかもあるかもしれません。
祠の北の二名の方だと思いますが、トレースありがとうございました。巻きの山行にさせて頂きました。
いつかお会いするかと思いますが、その際はよろしくお願いいたします。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する