東舞鶴〜青葉山〜青郷と舞鶴艦これコラボ

2024年04月06日(土) [日帰り]

• GPS: 04:56
• 距離: 18.6km
• 登り: 886m
• 下り: 864m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:59
• 休憩: 0:57
• 合計: 4:56

9:30 東舞鶴駅
11:19 11:32 松尾寺
12:11 12:17 熊野神社・松尾寺分岐
12:20 12:34 青葉山西峰
12:56 13:06 青葉山東峰
13:21 13:32 展望台
13:41 13:44 高野分岐
13:52 13:52 中山登山口
14:26 青郷駅

松尾寺で長めの拝観。青葉山西峰で小休止。東峰でパン休憩。展望台で小休止。青郷駅から乗車後、東舞鶴、西舞鶴でそれぞれ下車して観光。

天候

薄曇りときどき晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

行き）JR舞鶴線・東舞鶴駅
帰り）JR小浜線・青郷駅

コース状況／危険箇所等

中山登山口にポストあり。松尾寺には見当たらず。
■東舞鶴駅〜松尾寺
　田中の志楽川支流沿いの土手道と、松尾寺へ登る道は細道の割に車の往来が多い。
■〜青葉山西峰
　登り始めは羽虫が多い。急登。ロープ、ハシゴ多数。急斜面につけられたつづら折れの細道でちょっと緊張。
■〜青葉山東峰
　高度感がありなかなかスリリングな岩尾根歩き。ただし岩は表面がざらざらゴツゴツしたさざれ石様でフリクションはよく利く。
■〜中山登山口
　羽虫が多い。階段でよく整備されている。縦走するならこちらを下りに取った方がより安全。

その他周辺情報

青郷駅周辺には個人商店が1軒あるきりで何もありません。舞鶴駅から少し足を延ばせば温泉。西舞鶴のひらのや商店街には風情のある銭湯「若の湯」があります。国の有形登録文化財。ほか赤れんがパークはじめ舞鶴は観光スポットがいろいろ。食べ物屋は西舞鶴駅より東舞鶴駅周辺に多いです。

写真

4/6 9:23

東舞鶴駅。さっそく舞鶴らしいお出迎え。ブラウザゲーム「艦これ」の霰(左)と由良(右)。実は私も提督(プレイヤー)です。

4/6 9:24

由良はスタンドも。あと吹雪。

4/6 9:28

京都交通チケットカウンターに敷波。

4/6 9:37

日本海側も満開です。今年は開花予想より遅くなりましたが、桜前線はそのぶん一気に北上した感じですね。

4/6 9:54

…この絵柄はなもりさんでは？と思って帰って調べたら当たりでした。これも「艦これ」がつないだ縁ですかねー

4/6 10:08

シロバナタンポポ。他にも白花のタンポポはあるらしいのですが区別できません。

4/6 10:10

一面ヒメオドリコソウ。

4/6 10:15

今日目指す青葉山。双耳峰が特徴的で存在感があります。「けものフレンズ」にあんな耳のキャラいませんでしたっけ？

4/6 10:37

松尾寺駅のホーム。…なかなか趣がありますね（婉曲表現）

4/6 10:49

線路が一段低いところに敷かれていて架線がほぼ目の高さにあります。珍しい。

4/6 11:13

府道564号の先、杉山へは通行止めだそうです。というかそもそも地形図だとそこで道が一段細くなっているので車が通れるとは思わなかった。

4/6 11:15

東舞鶴駅から松尾寺駅まで舞鶴湾に沿って歩く道は近畿自然歩道に指定されていました。そっちを通ればよかったか。でも遠回りだし小浜線の方が先に着きそう。

4/6 11:17

松尾寺。西国三十三所の29番です。

4/6 11:18

京都府指定文化財の本堂は修理中。

4/6 11:22

舞鶴市指定文化財の大イチョウ。推定樹齢870年だそうです。鳥羽天皇お手植えだとか。

4/6 11:23

大杉。こちらも立派。でも空を背景にしたら木の幹が真っ暗に。こういう明暗のコントラストが強い写真、もう少し目で見た感じに撮れないものか…

4/6 11:30

お寺で沙羅双樹扱いされてるナツツバキ、と思ったけど花の時季が早過ぎるし、普通に白花の椿ですかね。

4/6 11:30

サクラの薄いピンクが若緑を背景に映えます。桜餅カラー。

4/6 11:43

正面に聳える青葉山西峰。急登の予感…

4/6 11:53

ロープ場多数。

4/6 12:06

ハシゴも多数。ステップがラスなので階段と言った方が近いかも。

4/6 12:15

歴史のありそうな石燈籠と石段。ステンレスの檻だけピカピカで真新しい。中にあるのはお堂か何かでしょうか。

4/6 12:17

頂上までは基本展望に乏しいものの時おり左手に東舞鶴の市街から舞鶴湾にかけてが見えます。

4/6 12:33

西峰頂上。避難小屋とお社(権現社)があります。その裏に最高地点である展望台。先客の2人組x2と4人組が休憩中。

4/6 12:21

賽銭箱。

4/6 12:31

展望台への登り。右手の梯子とロープ場を登って左の柵へトラバース。左手をぐるっと回っててっぺんに出ます。

4/6 12:27

4/6 12:27

見おろしたところ。頂上広場は休憩に良さそうな岩とか段とかがあり、面積の総計としてはそこそこですが、まとまったスペースに乏しく大人数だと集まりにくいかも。

4/6 12:27

北側には内浦湾がよく見えます。

4/6 12:28

西方面。

4/6 12:28

東方面。

4/6 12:32

オオキンレイカの花壇。花期は晩夏らしいのでまだですが、それらしい草も見当たらず。日本全国でここ青葉山にしか生息しない絶滅寸前種だそうです。

4/6 12:40

ミスミソウ（雪割草）？

4/6 12:44

ハシゴとロープ。西峰と東峰の間の縦走はなかなかスリリング。

4/6 12:48

難所を振り返って。ここはまだ撮影する余裕があった。手前の岩は上を歩いたのですが、ロープの意図が不明。ロープを持って左をへつる？ 足場が全然なくてその方が危なそうでしたけど。

4/6 12:50

舞鶴東港方面。

4/6 12:52

ミヤマカタバミ。

4/6 12:54

東峰頂上の青葉神社。

4/6 12:55

山名標は神社の裏手の少し高いところに。

4/6 13:02

南側、線路に沿って僅かな平地。左手に高浜。

4/6 13:08

馬の背。

4/6 13:22

休憩地。展望はあんまり。

4/6 13:25

台地上にあるのは高浜原発の施設でしょうか。

4/6 13:25

タチツボスミレ？

4/6 13:30

展望台。

4/6 13:29

先客がいましたがちょっと失礼して高浜方面を撮影。

4/6 13:49

キランソウ？

4/6 13:52

ピンクが濃いのでソメイヨシノ以外かな。

4/6 13:52

4/6 13:55

防獣ネットがかかっていて通れない、と思ったのですがカラビナで数か所を留めてあるだけでした。

4/6 14:12

勧請掛け的なものでしょうか。平の何某と名前が書いてありました。

4/6 14:20

振り返って最後に青葉山。

4/6 14:25

満開の桜とJR青郷駅。

4/6 14:26

来る途中見た松尾駅と較べると非常に立派。改札外に綺麗なトイレもあり。

4/6 14:31

待合室の様子。

4/6 15:36

東舞鶴駅から舞鶴赤れんがパークに向かう途中の地下道。とにかく赤れんが推し。そういえば駅のホームも赤れんが風でしたが撮り忘れました。4回も使ったのに。

4/6 15:36

酒匂。

4/6 15:36

由良。地下道はこの2種だけでした。

4/6 15:38

赤れんがパーク到着。

4/6 15:40

向こうに自衛艦。

4/6 15:48

2号棟にあるcafe jazzにてアップルパイとドリンクのセット。

4/6 15:59

cafe jazzの表にいた秋月。

4/6 16:01

2号棟2階の市政記念館では、吹雪(左)とC2機関のしーちゃん(右)がお出迎え。

4/6 16:06

お、〇十年前に道徳の授業で聞いた友情のメダルだ。昔のメダルってこんなに大きいの!?と思ったら拡大複製でした。拡大する意味は？と思いましたが原寸で複製しちゃいけない決まりでしょうか。モナリザみたいに。

4/6 16:08

3号棟赤れんがSHOPに伊201。朝日もいましたが後でまた別のところで出てくるのでここでは割愛。

4/6 16:14

遊覧船のりばを通って少し離れたところにある赤れんが博物館へ。舞鶴東港は主に海上自衛隊が使っています。

4/6 16:16

赤れんが博物館。名前は聞いたことがありましたが、れんがに関する博物館だとはつい最近知りました。赤れんがでできてるだけで中身は旧海軍とか舞鶴関係だと何となく思っていた…

4/6 16:19

ジャッカルのものらしい足跡がついた日干しれんが。

4/6 16:30

機械室前に朝日。狙ってる？

4/6 16:48

さっき見た艦、実は後ろにもう1隻いました。

4/6 16:55

映えスポット。どこも閉店間際になって人がまばらに。いいタイミングで無人になったので1枚。

4/6 17:16

サカナテラス。他はみな17時閉店ですがここだけ18時までやっていて、テイクアウトの寿司を買って外でいただきました。魚を買ってビールで1杯と洒落こんでる粋な人もいましたね。

4/6 17:27

四面山を貫く北吸トンネル。前後も遊歩道になっていて気持ちよく歩けます。行きもここ通ればよかったな。

4/6 17:28

黄色い照明と出口から差しこむ青白い光がいい感じ。

4/6 18:00

西舞鶴駅前。

4/6 18:38

舞鶴西港から海上保安庁の船の向こうに五老岳。

4/6 18:39

西側のプリン形の山は建部山でしょうか。京都府339山に入っています。

撮影機器：

arrows Be3 F-02L docomo FCNT

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル

感想

Lunasa

　分県登山ガイド京都府の山、青葉山に行ってきました。5回目の18きっぷを使うのに手頃な位置だったのと、昨夏天橋立の鼓山に登って気になっていたので。もっとも青葉山が見えたと思っていたのですが、今Peakfinderで確認したら頂上がわずかに見えるだけなので違ったかも。なお青葉山の頂上全体は福井県に属しますが、京都府側の麓にある松尾寺との関係が深いので京都府の山で紹介されているそうです。

　その最寄りの松尾寺駅まで小浜線で行こうとすると始発で出ても11時を廻るので、東舞鶴駅から6km歩きました。これで40分ほどスタートの時間を早められます。松尾寺は本堂が修理中だったので、お賽銭の他にささやかながら修理費の足しにでもしてもらおうと思いお守りを購入。ところが仮本堂の方には実物を置いていないタイプだというので石段を降りて下の納経所まで戻ったりして結構時間を食いました。先に進んでしまおうかともちらっと思ったのですがこの際乗り掛かった舟です。西国三十三所のお寺なのでご利益もあるでしょう。40分の貯金がありますし、2時間繰り上げてさらに1本早い帰りの電車に乗るのは不可能なのでいいのです。ちなみに松尾寺と松尾寺はトイレと登山者用駐車場(有料)がありました。ハイカーに優しい。5台停まっていましたがあと5台はいけそうでしたね。

　入山後間もなくして境内で見かけた4人家族を追い越し。追い越したのはそれだけでしたが、西峰までの間に3人PTx2組+ソロ3人とすれ違いました。西峰では2人PTx2組と4人組が休憩中。さらに西峰から東峰、中山登山口の間に2人PTx4組+ソロ1人とすれ違い。西峰ピストンの人もいるかもしれませんが、西向きに縦走する人が多いみたいですね。西峰の急坂は登りにとった方が楽な気がしますし、細道の難所も多いので追い抜きは難しかったかもしれず、逆張りで東向きに縦走したのはよかったな、と思いました。西向きなら帰りの電車がなくても東舞鶴まで歩けばいいのでその利点と迷ったのですが。もっとも西峰の急登では足が攣りかけ、これは最初に6km歩いたせいかも。累積で1000mも登っていないのに意外でした。急に暑くなってミネラルが不足したせいかもしれませんが。

　下山後は電車で戻って東舞鶴の赤れんがパークを観光。オフラインイベントには定評のある「艦これ」が10周年を記念して舞鶴とコラボ中です。キャラクターのスタンドパネルを撮って廻ったりして楽しんだので、何か買って多少とも還元しようと思ったもののグッズ類にはあまり食指が動かず、後にしようと思って博物館を往復している間に17時で軒並み閉まってしまいやや心残り。17時47分の電車で真っ直ぐ帰ると乗り継ぎが悪いので西舞鶴で食事でもと思って1駅乗って下車しましたが、西舞鶴は食事処が少なかったですね。もちろん「艦これ」コラボ関係の施設も閉まっていましたし。あ、港から五老岳は見られましたね。その舞鶴西港まで行って引き返し途中のラーメン一丁という店で「とんこくラーメン」なるものを食べて電車で帰途につきました。復路は綾部、福知山、篠山口と乗り換えは多いですが待ち時間は少なくていい感じでした。前回天橋立からの帰りは福知山で50分待ちがありつらかった…（京都丹後鉄道の乗り継ぎがいつも悪いわけではない）

　今日は春らしく遠望は利きませんでしたが、青葉山からの若狭湾の眺めは良かったですね。スリルに富んだ岩がちな登山道もアスレチック的な楽しさがあり、春の花も見られました。松尾寺も工事中ながらなかなか雰囲気のいいお寺でした。低山ながら楽しみの多い山でおススメです。その後に舞鶴観光もでき丸一日楽しめました。まあ舞鶴観光の方はやや時間が足りなかったり、あと数少ない西舞鶴で撮ったつもりの写真が保存できていなかったりと心残りもあるのでまた来たいと思います。夏の18きっぷまで待つと低山で暑そうですし、近々のうちに再訪するかもしれません。次は五老岳か由良ヶ岳ですかね。ほかにも丹後の山は多いですし1泊してじっくり片づけるのもいいかもしれません。