蛭ヶ岳
- GPS
- 12:07
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 2,410m
- 下り
- 2,407m
コースタイム
- 山行
- 10:35
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 12:01
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
丹沢にハマってからずっと行きたかった蛭ヶ岳。
小屋泊で計画を立てるつもりでしたが、結局 楽な日帰りピストンで。
レンタカーで西丹沢ビジターセンターへ。
4:00頃に到着しましたが先客が3台くらい。
4:30からヘッドライトを付けて登山開始、山の闇はやっぱり怖い😰
恐怖と戦いながら30分ほど歩いているとミツマタの群生地に出会い足を止める。
この瞬間しか見ることができない幻想的な風景に見とれてしまいました。
沢の水音を聞きながら暫く歩くとゴーラ沢に到着。ここでは渡渉ポイントがあります。
檜洞丸への道は想像していた程の急登ではなかったですが、木道や階段の連続なので体力はそれなりに使います。
雨は降らなかったものの、ずっと雲の中のような天気で景色は楽しめませんでしたが
崖の向こうが見えないので天空感があり、これはこれでいい感じです😌
檜洞丸の山頂は誰もいなく、独り占めできました。
蛭ヶ岳へ向かう下りは少し急で、「これをまた復路で登るのか、、」と思うと少し不安になる。
本当であれば眼の前に蛭ヶ岳が見えるはずでしたが、真っ白で何も見えず
文字通り先の見えない山行が続きます。
後半の体力を残すために、いつも以上にペースを落として歩くことを意識して歩きました。
行動食も積極的に食べました。
いくつかのアップダウンを繰り返し、いよいよ蛭ヶ岳に取り付きます。
蛭ヶ岳への上りは、岩場・鎖場・ロープ・はしごなど、これまでの登山経験をフルに使いました。
「登る」というよりは「攀じる」という感じ🧗♂️
ここまでは調子良く歩けてましたが、流石にこの急登ではペースがぐっと落ちました。
蛭ヶ岳山頂では雲が晴れるタイミングがあり、富士山や丹沢主脈の尾根線がきれいに見えました。
次は塔ノ岳方面からあの尾根線を歩いてみたいな。
蛭ヶ岳から檜洞丸への帰り道はめちゃくちゃ長く感じました。
歩いても歩いても檜洞丸に辿り着けません😓
ふと振り返ると蛭ヶ岳が見えましたが、この光景を往路で見ずに済んでかえって良かったなと。
絶望的な距離感とアップダウン。そして蛭ヶ岳の鋭い姿。。
あんなの見てしまったら、心が折れてたかも😅
檜洞丸からゴーラ沢出会までも遠く、歩けども歩けどもマップ上ではまだまだ先が長い。
筋疲労はそれ程でしたが体力切れの瞬間がもう目前、、という状況で下山。
蛭ヶ岳の山頂では全然感じられなかった達成感をようやく駐車場で感じました。
距離と難易度的に、自分の山人生の中で最高の行程となりました。
今までになく自信をつけることができた良い山歩きになりました。
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