記録ID: 6629960
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ハイキング
九州・沖縄
古処山・植物見て歩き
2024年04月07日(日) [日帰り]
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体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 06:15
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 937m
- 下り
- 923m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 6:16
距離 8.7km
登り 937m
下り 942m
渓流沿いのコースで水辺の花が沢山あります。大雨の後は登山道がかなり水没しそうなので防水性の高い靴が望ましい。
隣の屏山まで足を延ばすコースが楽しそうです。
山頂部は国の天然記念物にも指定されているツゲの原生林が広がります。福岡県内の井原山と同じく石灰岩に覆われた希少な地質の山です。
隣の屏山まで足を延ばすコースが楽しそうです。
山頂部は国の天然記念物にも指定されているツゲの原生林が広がります。福岡県内の井原山と同じく石灰岩に覆われた希少な地質の山です。
天候 | 曇天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的には危険個所無し。但し雨後には渡渉ポイント数カ所発生あり。 |
写真
撮影機器:
感想
ツゲの原生林が拡がる古処山。二度目の山行でした。
花が咲く季節になったので、植物を中心に見て回りました。
山頂部が石灰岩に覆われた地質なので、希少植物が多いと予想しましたが、残念ながら標高が今一足りないのか、自身の眼力不足なのか、期待した結果は得られませんでした。
しかし、シロバナネコノメソウが延々と続く植生には驚きました。どんな相性が良いのでしょうか、気になります。
好石灰植物としては、井原山に多いイチリンソウやニリンソウなども知られていますが、古処山に一株も見られないのは何故だろう?
日照の関係かな。
樹木としては、オオベニウツギ、ツノハシバミ、ハシドイなどが記録されているようですが、これも見つかりませんでした。
近場であれば毎日でも訪れてみたいのですが、残念ながら往復の高速代とガソリン代が気になります。でも渓流沿いのとても気持ちの良いコースなので、季節を変えながらこれからも行ってみたいと思いました。
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コメント
この記録に関連する登山ルート
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??はコクサギではないでしょうか。
ミカン科でアゲハチョウ属の食草となっています。
マイページに訪問くださいましてありがとうございます。
又コメントありがとうございました。
コクサギ納得です、ありがとうございました。
葉も小さく、コクサギ型葉序も確認できなくて悩んでしまいました。
この樹木も石灰岩地帯には多いようですね。井原山水無鍾乳洞一体にも群生しておりました。しかし古処山では登山口の野鳥川川岸には全く見なかったのが不思議でした。
鹿の被害が出ている事には気づきませんでしたが、言われてみれば納得の景色です。中央山地では既にスズタケが全滅し、土壌流出と山体崩壊が進んでいますが、古処山は標高が低いのでまだ表面化していないのかもしれませんね。
これからもお付き合いのほどよろしくお願いします。
どうぞよろしくお願いします。
>四国のベルクハイルさん関係で・・・。
そうでしたか。
ベルクさんにはヤマレコを通じて、地質についての沢山のレクチャーをいただき、とても助かっています。
年寄りの独り言が多いページですがこれからもよろしくお願いします。
いつもコメントありがとうございます。
山わくわくさんに興味を持っていただいてとても光栄です。
古処山の地質については、昨秋の古処山登山でベルクハイルさんにいただいたコメントがとても参考になります。よろしければ覗いてみてください。(下記URLです)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6225456.html
鹿被害については、私の住む長崎県でもその予兆が現れ、自然保護関係者の間では被害が拡大しないか懸念されています。平地では猪害についての報道が多いのですが、山地では以前から鹿が問題です。対策がなおざりにされてる気がします。
スズタケについては九州の中央山地で全滅状態ですが、知り合いの登山家の方から聞いた話では、昔は(50年以上前?)藪漕ぎをしなければ中央山地は歩けないほどスズタケが茂っていたそうです。現在の姿からは想像できませんが、全滅した真因が何なのか気になります。山わくわくさんのお話の様に、もしも開花から再生が始まるようなことが有ればとても嬉しいことですね。
これからも時々ご訪問ください。
今は数十メートル先まで道がわかりますね。
そして、ヤマシャクヤク、トリカブト、バイケイソウなどシカの不嗜好性植物が一面を覆っている場所もあり、それらを愛でる登山者も多いとか。複雑な気持ちになります。
長崎県本土は以前は八郎岳だけにシカが生息していましたが、今では分布を広げているのでしょうか。
>長崎県本土は・・・今では分布を広げているのでしょうか
長崎県全域のシカの生息状況について詳しく知らないのですが、私の住む県北地区では自然保護グループによる生息調査が最近行われていました。その細かい数字は聞いていませんが、数頭が確認されているようです。
このシカが純粋に野生のものか、あるいは人為的なものか(以前サファリパークが営業されており、野生化の可能性もあるとの事)は分からないそうです。
只このシカの確認された地域の名前が「鹿町」と言いますから、昔々は野生のシカが生息していたのでしょうね。(笑)
hiromidoryoさんは植物も動物も詳しいのですね、フィールドで不明なものに行き当たった時は是非ご教示ください。
愛媛のベルクハイルです。
コメントを読んでいると私(ベルクハイル)の名前がでていたので、ついコメントしています。
私はリタイア後に、地質学関係は多少勉強したのですが、植物関係は奥が深すぎて、MISBさんやhiromidoryoさんの足元にも及びません。いつも、皆さんのレコを見て感心しきりです。
これからも、よろしくお願いしますね。
ところでシカの食害ですが、四国でも深刻な問題となっています。特に徳島県の剣山系は下草も灌木もすっかり無くなり、高木も樹皮まで食べられて立ち枯れもひどいです。徳島県ではかなり力をいれて駆除しているようですが、焼石に水、、、 愛媛県の石鎚山系も徐々に鹿の分布域が広がっており、将来が危惧されます。・・・九州でも鹿の食害とは、、悩ましいですね
いつもコメントありがとうございます。
ベルクさんつながりで新しい方との接点が出来ました。ありがとうございます。
シカの食害は今のところ奥山の大問題ですが、いずれ里山へも被害が出るかもしれませんね。イノシシは相当に嫌われていますが、鹿に出会うとまだ喜ぶ人が多いのも事実です。悩ましい所です。
このところ出不精になりレコを上げる機会が減ってしまいましたが、これからも時々はご訪問ください。
九州で、シカは最近特に熊本県での生息地が増えてきているよう、環境省の調査で示されています。私の田舎でも、5、6年前から出没し、食害が見られるようになりました。瞬く間に広がっています。私の好きな脊振山系に来ないことを祈っています。スズタケの開花の件ですが、120年に一度と言われており、開花後枯れて地下茎は枯死するけど、結実した実が落ち数年後に新芽が更新されるそうです。無性生殖と有性生殖を行うササ類ならではの謎の多い現象だそうです。(開花し結実した年は、ノネズミの大量発生も起きるそうです)日本全土でほぼ同時期の現象だそうです。脊振山系のスズタケの開花は新聞社に知らせたのですが、訳あって取り上げてくれませんでした。秋田県での開花は、一昨年ササの専門家が取り上げて報道されました。昨年、北海道の羊蹄山に登った時には、クマイザサの開花が見られました。開花し結実し、
枯死した後の植生がどうなるか、とても興味を持っています。ここのMISBさんのレポにはそんなことが出てきそうで楽しみにしています。よろしくお願いします
コメントありがとうございました。
>ここのMISBさんのレポには・・・そんなことが出てきそうで・・・。
とても山わくわくさんの期待添えるような知見は持ち合わせませんが、自然保護の観点から「ウオッチ」だけはしながら山歩きを楽しんでいます。
これからも時々覗いてみてください。
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