【吉野観桜山歩】大阪阿部野橋から90分立ちっぱなし後の吉野、青根ヶ峰歩き【戊26.1】

2024年04月07日(日) [日帰り]

• GPS: 04:02
• 距離: 17.6km
• 登り: 886m
• 下り: 846m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:41
• 休憩: 0:24
• 合計: 4:05

距離 17.6km 登り 901m 下り 857m

10:33 吉野神宮駅
10:49 10:53 吉野神宮
11:09 吉野山観光駐車場
11:15 吉野山駅
11:25 金峯山寺
11:38 11:39 櫻本坊
11:40 吉野山中千本バス操車場
12:00 花矢倉展望台
12:02 吉野水分神社
12:13 12:16 高城山
12:23 奥千本口バス停
12:29 12:31 金峯神社
12:42 女人結界
12:46 12:51 青根ヶ峰
12:54 女人結界
13:07 金峯神社
13:10 奥千本口バス停
13:16 高城山展望台バス乗り場
13:23 13:24 吉野水分神社
13:25 13:26 鷲尾神社
13:27 13:30 花矢倉展望台
13:59 14:01 如意輪寺バス停
14:02 14:04 如意輪寺
14:06 後醍醐天皇塔尾陵
14:09 如意輪寺
14:19 吉野温泉元湯
14:38 近鉄吉野駅

天候

晴れ⇒曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：近鉄吉野神宮駅（大阪阿部野橋発急行発車5分前では座れず。特急も満席。）
復路：近鉄吉野駅（快速急行発車20分前では座れず。特急も満席。）

コース状況／危険箇所等

金峯神社・奥千本までは概ね舗装路か石畳。登るにつれてだんだんとばらけてくるが、今の時期は吉野水分神社辺りまでは人多過ぎ。下りに使ったルートは店が無い分人は少なめ。多くの人が歩く分道は歩きやすくなっていると思うが、道幅が狭い箇所は譲り合いが必要（道を譲ることができる基本的スキルを身に着けている人は少ない）。

写真

4/7 10:32

電車の混雑に耐えられず、当初吉野駅出発の予定を吉野神宮駅出発に変更する。吉野神宮駅で降りたのは僅か数名。

4/7 10:36

大阪阿部野橋から90分ずっと立ちっぱなしだったこともあり、最初はやや急な登りにふくらはぎが若干ピリピリする。

4/7 10:49

後醍醐天皇を祀る吉野神宮。建武中興十五社の一つで、靖国神社以上に政治的に創建されたと言える。「神宮」を名乗る割には多くの人の動線から外れてひっそりしている。

4/7 10:55

折り鶴が手水に浮かんだり拝殿で吊るされたりしている。

4/7 11:00

独立した歩道の無い、そして大型バスや一般車両が続々行き交う道を上っていく。

4/7 11:08

一般車両は下千本までのようだ。

4/7 11:11

そこから先は歩行者天国。

4/7 11:12

ヤマザクラがメインかな。五分咲きといったところ、満開まではあと数日だろうか。

4/7 11:12

直近まで予報がイマイチだったが、前日に引き続き期待以上に晴れた。これならもう1時間早く来れば良かった。

4/7 11:14

青空と山と桜のコラボが素晴らしい。

4/7 11:16

ミツマタも咲いている。

4/7 11:16

グーグルレンズによるとボケの花らしい。

4/7 11:18

ケーブルで上ってきた花見客も合流して道はいよいよ混雑を極める。

4/7 11:26

金峯山修験本宗総本山金峯山寺。本堂も長蛇の列ができているので、今回は桜の花と青根ヶ峰に集中することとする。

4/7 11:39

吉野にも櫻本坊に聖天宮があったのでご挨拶していく。

4/7 11:42

歩行者天国区間が終わり、車やバイクが人波を掻き分けて行き来するようになる。

4/7 11:43

上千本の開花状況。斜面の方が日当たり良いと思うのだが、それだけで開花の早い遅いは決まらないんだな。

4/7 11:46

苔の緑も瑞々しい。

4/7 11:55

あの尖っている山は何じゃろな？竜門岳？

4/7 11:58

展望がだんだんと広がってくる。あれは高取山の稜線か。あの山を越えれば奈良盆地だ。

4/7 12:02

鷲尾神社の桜

4/7 12:03

吉野水分神社

4/7 12:04

山上の街から外れると途端に人が減る。

4/7 12:11

高城山の直前に来ていきなりの急登。

4/7 12:14

高城山には急傾斜の後に休憩舎があり、多くの人が昼休み中。

4/7 12:15

高城山から金剛山、葛城山

4/7 12:16

まさに大峯山脈の入口という感じ。ここまで登ってくるのも結構大変だった。大峰山の縦走はさらに大変だろう。

4/7 12:16

高城山のヤマザクラ

4/7 12:26

金峰神社の入口。修行門とある。

4/7 12:27

金峯神社前は桜のトンネル

4/7 12:32

金峯神社。奥秩父の方の金峰山でお世話になったことを御礼。

4/7 12:33

金峯神社からは石畳の道

4/7 12:35

西行庵への分岐からは山道になる。道幅が狭いので対面通行時は注意が必要。

4/7 12:37

稜線に乗ると植樹したばかりだからか、大峰山脈側の展望が一気に広がる。

4/7 12:43

稜線の北側も見通せるのが良い。

4/7 12:43

まさに前時代の女人結界。四半世紀前には山上ヶ岳女人禁制解禁の動きがあり、時代ももう令和。世代も入れ替わって解禁絶対反対という者もほぼ絶滅しただろう。

4/7 12:47

青根ヶ峯山頂。ピーク自体は樹林帯の中のこじんまりとしたもの。

4/7 12:56

竜門岳から高取山の稜線。辰年だし竜門岳も行っておくか。

4/7 12:57

稜線上は路肩が崩れている箇所あるが、軽トラくらいなら通れそうだ。

4/7 12:59

あれは百貝岳だな。

4/7 13:04

女性に「どこまで行けますか？」と訊かれ「どこまで行きたいかによりますが…」と対応している間に大集団に追い抜かされる。

4/7 13:05

私の後ろから来た人が「先に行かせてください」と集団に声をかけたのに乗じて前へ。機械的な挨拶より有意義なコミュニケーション。

4/7 13:10

桜満開の界隈に戻っていく。

4/7 13:11

人を写さないよう、上ばかり撮影しがち。

4/7 13:28

花矢倉展望台から金剛山、葛城山

4/7 13:30

花矢倉展望台は茶店の桟敷席になっているようだ。

4/7 13:35

下りは上りとは別ルート。稜線の東側から上千本の桜を見下ろしつつ歩く。

4/7 13:37

雲が増えてきたので、日が差した時のシャッターチャンスは逃さない。

4/7 13:41

お、こっちの道良いじゃん。買い食いしながら歩くなら上って来た時の道だが人混みに疲れたらこっちの道だな。

4/7 13:47

オート撮影だと暗めに写るのでマニュアル撮影に切り替え。

4/7 13:52

ヤマザクラとツツジ。対向の高齢女性がちょっとした地面の盛り上がりに躓いて泥濘のど真ん中に尻餅をついたのを見てしまい、後味悪し。

4/7 13:53

取材のヘリコプターだろうが、ずっと上空をバタバタ旋回されるのは興醒めだ。

4/7 13:55

金峯山寺が見える所まで戻ってきた。

4/7 14:02

如意輪寺バス停付近の桜は車の往来が途切れた一瞬の隙をつく。まだ満開ではないと思うのだが早くも桜の花びらが風に舞う。

4/7 14:05

如意輪寺

4/7 14:07

後醍醐天皇塔尾陵

4/7 14:10

如意輪寺庭園の桜も満開。

4/7 14:15

翌週末にはもっと開花のボリュームが増すことだろう。

4/7 14:20

吉野温泉元湯

4/7 14:41

快速急行の発車15分前にして既にホームに大行列で帰りも立ちんぼ。さすがにしんどいので府内に入ってから座れる電車に乗り換えた。

撮影機器：

DSC-WX500 SONY

感想

narodniki

本来土曜に実施しようと思っていた吉野山行。桜の季節には激混み必至だが、それでもやはり桜といえば吉野。一度は訪れておきたいところ。
しかし、月に叢雲花に風。土曜は南部の天気予報がイマイチで回避。宝塚も意外と晴れていた辺り吉野も晴れていたのかもしれないが。
土曜の午前中には、日曜であれば吉野方面も晴れ予報だったので、日曜に山行を設定したが、宝塚で山行を終えて改めて予報を見てみると吉野方面は雨で日曜日中の予報も曇りがち。うーん、と悩ましい気持ちを抱えながら就寝する。
翌朝、就寝前の予報よりも晴れマークがポツポツ増えたので吉野に赴くことにしたが、超人気桜鑑賞スポットということを考えれば、家を出るのが遅かった。
往路乗った急行も満員だったが、特急も軒並み満席。帰りは特急で帰ろうとネット予約をしようとしたら、帰りの特急まで全て満席。
結局、行きも帰りも電車内でずっと立ちっぱなしというとてもしんどい山行となってしまったが、吉野自体はやはり人気あるだけのスポットだった。
人が多過ぎて端折ったところもあるので、人出が落ち着いた頃にまた訪れることとしたい。