乗鞍岳BC(1日限定復活BC・ついでにプチ花レコ)
- GPS
- 05:02
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 948m
- 下り
- 934m
コースタイム
- 山行
- 3:56
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 5:01
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
そこから畳平までシャトルバスを利用。 始発は6:55発。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・畳平〜剣ヶ峰までは基本夏道で朝日岳直下のみ雪渓のトラバースがあるがアイゼンは不要。 ・剣ヶ峰直下は滑走不可。 ・蚕玉岳は辛うじて滑れるが賞味期限切れ。 ・朝日岳直下の雪渓は肩の小屋口まで繋がっている。 ・その他、魔利支天方面からも肩の小屋口まで滑走可能。 ・肩の小屋口周辺ではアルペンスキー、スノーボード、モーグルなどの練習が行われている。 ・雷鳥は大黒岳周辺に多く生息している。 ・花は全体的にまだ少ない。 |
写真
感想
今年は雪解けが異常に早かったため一旦5月に滑り納めした。
その後エッジが剥がれかけていたスキーを修理に出したところ、修理不能ということで予期せず新しい板にリニューアルすることとなった。
先日、その新しい相棒が届いたため予定外だったが1日限定で二代目となる相棒の滑り心地を確かめてみることにした。
(参考日記:http://www.yamareco.com/modules/diary/24383-detail-98573)
この週末は天気が芳しくなさそうだったが、唯一期待できそうな土曜日の午前中を狙って石川の自宅から乗鞍岳へと向かう。
ほおの木平のバスターミナルから乗鞍岳を目指す登山者は多かったが、スキーヤーは自分ひとりだけ。
やっぱりスキーヤーは松本側からアプローチするのが一般的なのだろう。
畳平に到着し、まずは剣ヶ峰を目指して歩き始める。
意外とバスで一緒だった皆さんはスタートが遅かったので、ひとりだけ板を担いでサッサと歩いていく。
今にもガスが上がってきそうな雰囲気だったが、奇跡的に朝の時間帯は晴れており、雲上を気持ちよく歩くことができた。
摩利支天方面を歩きながら大雪渓の状況を確認する。
縦溝やスプーンカットが目立つが、この時期にスキーができるだけ贅沢というものだ。
まず最初に剣ヶ峰に登頂。
無人の山頂だったが、御嶽山や白山、槍穂高も雲の中だったため、ガスが上がってくる前に滑るべく長居せずに蚕玉岳を目指す。
まずはファーストドロップとして、蚕玉岳からノドまでの短い距離を滑ってみた。
当たり前だが先代の相棒と同じ滑り心地で一安心する。
思えば先代の相棒もこの場所がファーストドロップだったっけ。
そう思うとなかなか感慨深いものがある。
下部は雪が切れていたので少し急な斜面だったが久しぶりにシールでハイクアップしながら稜線に戻る。
ツボ足の方が速かったかもしれないが、スキーで登ることに意義がある。
2本目は朝日岳直下から肩の小屋口に向かってドロップ。
肩の小屋口まで滑っていくと、大雪渓名物のスキーを練習する風景が広がっていた。
アルペンスキーをはじめ、モーグルやアルペンボードなど、少ない雪を求めてフリークが集まってきているのだ。
再びシールで一旦肩の小屋まで上り詰めて、3本目は摩利支天岳の下からドロップ。
誰も滑っていない斜面を自在に滑るのは実に爽快だ。
3本目を滑り終えたところで畳平へと戻ることにする。
せっかくなので少ないながらも咲いている花を観察しながら歩いていく。
まずは富士見岳、そして雷鳥を目当てに大黒岳に向かおう。
さすが3000mクラスの山だけあって、まだ少し花の季節には早いようだったが、ハクサンイチゲ、ミヤマキンバイはそれなりの数が咲き誇っていた。
マイナーな大黒岳の周回ルートをスキーブーツで(笑)歩いていくと、お目当ての雷鳥が姿を現してくれた。
立山の雷鳥と違って人馴れしていないためすぐに逃げてしまったが会えただけで十分。
半日程度だったが、花とスキーの両方を楽しむことができて大満足の山行となった
。
これで心おきなく夏山に没頭することができそうだ。
Sanchanさん こんばんは
まさか行ってるとは思いませんでしたが以外にいい天気ですね。
板全く同じなので見た目変わらないですが新品はいいですよね。
自分のブーツは数回しか使っていないのにボロボロですよ・・
下手なんですかねぇ。
乗鞍ゲレンデ装備で夏に練習行きたいです。
ミリオンでどうっすか?
koueiさん、こんばんは。
予期せずBC復活してしまいました。
スキーのリニューアルとニシデンさんの長次郎の計画に背中を押された格好です。
予想以上に天気も良くて、風もなく過ごしやすい気候でした。
この時期にスキーができるってのは贅沢ですよね。
夏スキー、気が向いたらご一緒させてください。(笑)
さんちゃん、こんばんは♪
先日の日記でスキーを買い替えたってみて、これからまだ滑る気かな?
な〜〜んて思ってたところでしたよ
ま、でもさんちゃんにはBCがお似合いですよ
南アはほんのひとときだけの晴れ間でしたけど、乗鞍はもっと良い天気で羨ましい限りです
懺悔岩で悔い改めても、てるてる坊主をぶら下げても、どうも晴天には縁がないようですわ
ロッソさん、ドMの塩見お疲れ様でした。
元々滑りに行くつもりはなかったんですけどね…新しいスキーを眺めてたら「連れてってくれ!」って訴えかけてくるもんで、ついつい復活しちゃいました(笑)
花メインの山行も、テン泊も、縦走も、雪山も好きですが、自分は何かと聞かれれば山スキーヤーと答えると思います。
なので、ロッソさんにBCが似合うと言っていただけて嬉しく思います
ロッソさん、雨男ですか!?
西穂は最高だったじゃないですか!
大丈夫、たまたまですよ。たまたま。
下界は蒸し暑くなってきたから、残雪の景色が気持ちいいね。
それにしても乗鞍はここが3000メートル!?と思っちゃうほどいろんな意味で整備されてるよね。
yamachan、こんばんは。
乗鞍っていつも風が強いイメージがありますが、この日はほんと穏やかで、終始2枚のみでアウター不要の一日でした。
ただ、残念なのは標高2700mまで車が入ってくることですね。
これは立山と同じ状況ですが、白山は絶対そうならないで欲しいと思います。
写真を見てると白山と雰囲気が似てる気もしますね。
不消ヶ池の色が翠ヶ池にそっくり。
一度は登っておきたいと思いつつ眺めてばかりの山だなぁ(笑
souさん、こんばんは。
乗鞍って、ほんと白山と似ていると思います。
北アルプスに位置しながら、岩のイメージはあまりなく、たおやかな稜線と広い火口部と火口湖が白山を彷彿させます。
山ちゃんのコメントにも書きましたが、車さえ入らなければ白山より良い山だったかも。
夏の時期は物足りないかもしれませんが、平湯から登るルートもあるので、ぜひお試しください(笑)
新しい板を手にするとやはり滑りたくなりますねぇ〜
でも、これで心置きなく板納め出来てなによりです
さて、夏山開きまでカウントダウンです!!
tekapoさん、わかってもらえますか。
この時期にスキーが届いてよかったですよ・・・もう少し遅かったら悔し泣きしてたところでした(笑)
でも、まあ、夏山があっての冬山ですよね。
大いに夏山を楽しんで、またスキーシーズンを新しい気持ちで迎えられればと思います。
またどこかご一緒しましょう!
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