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Yamareco

記録ID: 664401
全員に公開
雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍

上高地〜快適雪上テン泊

2014年03月15日(土) ~ 2014年03月16日(日)
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
26:15
距離
21.9km
登り
247m
下り
245m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:22
休憩
0:33
合計
3:55
11:11
61
スタート地点
12:12
37
12:49
13:11
18
13:29
13:38
5
13:43
20
14:31
14:33
33
2日目
山行
12:32
休憩
0:27
合計
12:59
7:07
7:08
12
7:20
7:22
2
7:24
7:34
6
7:40
5
7:45
32
11:45
11:46
3
11:54
12:03
16
12:19
12:20
19
12:39
58
13:43
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
この時期の上高地は閉山期にあたり、釜トンネル入り口部がゲートで閉鎖され、当然シャトルバスも運行していないため、タクシーでゲートまで行って徒歩で入山する必要があります。
冬季の平湯バスターミナルではタクシーが捕まらないようなので、今回は安房峠を超えて沢渡側に渡り、市営の第2駐車場に向かいました(この時期駐車場料金は無料です)
行きはこちらでタクシーを拾い釜トンネルまで向かい、帰りは運転手さんにいただいた名刺に連絡して迎えに来てもらいました
コース状況/
危険箇所等
特に危険な個所はありません。が、閉山期ですし場合によっては冷え込むこともあるので防寒対策は十分に。
今回はあまり気温も下がりませんでしたので拍子抜けでしたが・・・
11時過ぎにトンネル入り口で準備を済ませ早速出発
2014年03月15日 11:03撮影 by  DSC-TX10 , SONY
3/15 11:03
11時過ぎにトンネル入り口で準備を済ませ早速出発
工事車両と思われるトラックも、結構な数が出入りしていたので気を付けながら歩道を進みました
2014年03月15日 11:31撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/15 11:31
工事車両と思われるトラックも、結構な数が出入りしていたので気を付けながら歩道を進みました
ここからしばらくの区間は雪崩に注意と聞いていましたが、工事車両が通るおかげかしっかりと除雪されており、特に路面が凍結している様子もなかったので、靴のままでも問題ありませんでした
2014年03月15日 11:44撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/15 11:44
ここからしばらくの区間は雪崩に注意と聞いていましたが、工事車両が通るおかげかしっかりと除雪されており、特に路面が凍結している様子もなかったので、靴のままでも問題ありませんでした
しばらく進むと工事車両の進入路との分岐を過ぎ、登山道にも雪が・・・前方に大正池と岳沢が見え始め良い感じです
2014年03月15日 11:56撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/15 11:56
しばらく進むと工事車両の進入路との分岐を過ぎ、登山道にも雪が・・・前方に大正池と岳沢が見え始め良い感じです
大正池ホテルには12時頃到着しましたので、ここまで約1時間と言ったところでしょうか
2014年03月15日 12:10撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/15 12:10
大正池ホテルには12時頃到着しましたので、ここまで約1時間と言ったところでしょうか
2014年03月15日 12:13撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/15 12:13
大正池湖畔からみた焼岳です。やっぱり格好が良いですよね
2014年03月15日 12:13撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/15 12:13
大正池湖畔からみた焼岳です。やっぱり格好が良いですよね
山の白さと青空のコントラストが効いていて絶景です
2014年03月15日 12:14撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/15 12:14
山の白さと青空のコントラストが効いていて絶景です
木道には手すり上部まで雪が積もっていました
2014年03月15日 12:17撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/15 12:17
木道には手すり上部まで雪が積もっていました
2014年03月15日 12:19撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/15 12:19
2014年03月15日 12:21撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/15 12:21
2014年03月15日 12:38撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/15 12:38
2014年03月15日 12:43撮影 by  DSC-TX10 , SONY
3/15 12:43
奥に見えている霞沢岳と田代池の組み合わせが良い感じです
夏でも静謐な感じのする場所ですが、冬だとさらに神秘的ですね
2014年03月15日 13:09撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/15 13:09
奥に見えている霞沢岳と田代池の組み合わせが良い感じです
夏でも静謐な感じのする場所ですが、冬だとさらに神秘的ですね
梓川と霞沢岳
2014年03月15日 13:46撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/15 13:46
梓川と霞沢岳
梓川と明神岳
2014年03月15日 13:56撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/15 13:56
梓川と明神岳
思ったより人が少ないのか、梓川沿いもこんな感じで踏み跡も無し
2014年03月15日 14:09撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/15 14:09
思ったより人が少ないのか、梓川沿いもこんな感じで踏み跡も無し
夏場にはに多くのバスやタクシーで賑わていた駐車場も広々としています
2014年03月15日 14:13撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/15 14:13
夏場にはに多くのバスやタクシーで賑わていた駐車場も広々としています
ターミナルにあるトイレは使用可能で、裏手にある冬季用の入り口が解放されてました。この他にも大正池ホテル横と小梨平キャンプ場のトイレは、冬季でも使用できるようです
2014年03月15日 14:24撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/15 14:24
ターミナルにあるトイレは使用可能で、裏手にある冬季用の入り口が解放されてました。この他にも大正池ホテル横と小梨平キャンプ場のトイレは、冬季でも使用できるようです
2014年03月15日 14:30撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/15 14:30
こちらは定番ですが、梓川&河童橋&岳沢です。視界に誰もいなくて、静かなのが夏とは大違い
2014年03月15日 14:30撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/15 14:30
こちらは定番ですが、梓川&河童橋&岳沢です。視界に誰もいなくて、静かなのが夏とは大違い
河童橋
2014年03月15日 14:31撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/15 14:31
河童橋
踏み跡が残っていてルートで悩まなくて済むのは良いのですが、踏み跡を外すと結構雪も緩んでいて膝下くらいまで踏み抜いたりするので、何気に注意が必要です
2014年03月15日 14:37撮影 by  DSC-TX10 , SONY
3/15 14:37
踏み跡が残っていてルートで悩まなくて済むのは良いのですが、踏み跡を外すと結構雪も緩んでいて膝下くらいまで踏み抜いたりするので、何気に注意が必要です
予想以上に設営跡がありませんでした・・・と言うか、見た感じでは皆無。。。(o_ _)oと言う訳で、既存の設営跡を利用することはあきらめて、岳沢の見える梓川沿いに設営
2014年03月15日 15:56撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/15 15:56
予想以上に設営跡がありませんでした・・・と言うか、見た感じでは皆無。。。(o_ _)oと言う訳で、既存の設営跡を利用することはあきらめて、岳沢の見える梓川沿いに設営
私はガスストーブを持参したのですが、このくらいの気温なら、寒冷地用のOD缶で十分でした
2014年03月15日 16:20撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/15 16:20
私はガスストーブを持参したのですが、このくらいの気温なら、寒冷地用のOD缶で十分でした
2014年03月15日 16:33撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/15 16:33
エビチリ&ソーセージ
2014年03月15日 16:55撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/15 16:55
エビチリ&ソーセージ
狙っていたわけでは無かったのですが、思いがけず満月
2014年03月15日 18:25撮影 by  DSC-TX10 , SONY
3/15 18:25
狙っていたわけでは無かったのですが、思いがけず満月
夕方の気温は氷点下3℃程で思ったより冷え込まず。夜も‐10℃程度までしか下がりませんでしたので、今回寒さ対策にカイロも持参していったのですが、暑すぎるくらいである意味拍子抜けでした
2014年03月15日 18:35撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/15 18:35
夕方の気温は氷点下3℃程で思ったより冷え込まず。夜も‐10℃程度までしか下がりませんでしたので、今回寒さ対策にカイロも持参していったのですが、暑すぎるくらいである意味拍子抜けでした
天気予報では曇りの予定だったのですが、空には雲一つなく二日目も天気が良さそうな感じでした
2014年03月16日 05:45撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/16 5:45
天気予報では曇りの予定だったのですが、空には雲一つなく二日目も天気が良さそうな感じでした
折角早起きしたことですし、朝食の前に明神館まで散歩に行ってみようと言うことになり6時過ぎに明神方面に出発
2014年03月16日 06:24撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/16 6:24
折角早起きしたことですし、朝食の前に明神館まで散歩に行ってみようと言うことになり6時過ぎに明神方面に出発
明神岳山頂にも、次第に日が射し始めて雪煙が上がっているのがはっきり見えました
2014年03月16日 06:44撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/16 6:44
明神岳山頂にも、次第に日が射し始めて雪煙が上がっているのがはっきり見えました
道中にはネコヤナギが花を咲かせていました
2014年03月16日 06:58撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/16 6:58
道中にはネコヤナギが花を咲かせていました
当たり前ですが、周囲に人の気配も無し。建物入り口には板があてられていて、閉山期であることを実感します
2014年03月16日 07:03撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/16 7:03
当たり前ですが、周囲に人の気配も無し。建物入り口には板があてられていて、閉山期であることを実感します
折角なので明神池を参拝して帰ることにして明神橋を渡ります
2014年03月16日 07:12撮影 by  DSC-TX10 , SONY
3/16 7:12
折角なので明神池を参拝して帰ることにして明神橋を渡ります
明神池入り口の鳥居(踏み跡は少ないです)
2014年03月16日 07:19撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/16 7:19
明神池入り口の鳥居(踏み跡は少ないです)
明神一之池(池の一部が凍ってました)
2014年03月16日 07:24撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/16 7:24
明神一之池(池の一部が凍ってました)
明神二之池
2014年03月16日 07:29撮影 by  DSC-TX10 , SONY
3/16 7:29
明神二之池
帰途に就いた辺りから空には雲が出始めて、キャンプ場に着く頃にはすっかり曇り空に。朝の晴天は何だったんだ?と言った感じですが、慌てることも無いのでのんびり朝食を取った後、テントを撤収しました
2014年03月16日 08:18撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/16 8:18
帰途に就いた辺りから空には雲が出始めて、キャンプ場に着く頃にはすっかり曇り空に。朝の晴天は何だったんだ?と言った感じですが、慌てることも無いのでのんびり朝食を取った後、テントを撤収しました
この頃には雪が舞い始めており、河童橋周辺の雰囲気も一変していました
2014年03月16日 11:19撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/16 11:19
この頃には雪が舞い始めており、河童橋周辺の雰囲気も一変していました
雪が舞っていて、遠くの視界はゼロです・・・
2014年03月16日 11:23撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/16 11:23
雪が舞っていて、遠くの視界はゼロです・・・
11時40分頃ウェストン碑に到着。雪も舞っているので写真を撮影して先へ
2014年03月16日 11:44撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/16 11:44
11時40分頃ウェストン碑に到着。雪も舞っているので写真を撮影して先へ
帰りにも田代池に行ってみました。雪の舞う景色も中々良いですね・・・晴天とはまた違った趣がありました
2014年03月16日 12:17撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/16 12:17
帰りにも田代池に行ってみました。雪の舞う景色も中々良いですね・・・晴天とはまた違った趣がありました
大正池を過ぎた辺りからさらに雪が強くなり、ゴーグルも曇って視界も悪くなり始めました
2014年03月16日 12:43撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/16 12:43
大正池を過ぎた辺りからさらに雪が強くなり、ゴーグルも曇って視界も悪くなり始めました
大正池ホテルの辺りでアルピコタクシーさんに電話し、お迎えをお願いして先に進みます。これで終わりと言うのが名残惜しい気がしました
2014年03月16日 12:59撮影 by  PENTAX Optio WPi, PENTAX Corporation
3/16 12:59
大正池ホテルの辺りでアルピコタクシーさんに電話し、お迎えをお願いして先に進みます。これで終わりと言うのが名残惜しい気がしました

感想

以前から一度は行ってみたかった冬季閉山期間中の上高地にお出かけしてきました

で、結果的に予想以上の好条件で、抜群の景色を堪能することが出来ました(*゜▽゜*)
色んな所で記事を拝見していて、前々から興味はあったのですが、実際には中々敷居が高そうだしテン泊機材も不十分でしたので、これまでお出かけ出来ていませんでした。ですが、厳冬期用のシュラフやダウンパンツ&ゾウ足などの機材も揃ったので今年に入った辺りから日程を調整し、やっと今回出撃してきた・・・と言う感じです

で、山行の紹介ですが、今回はいつもの先輩と二人で出撃〜♪日程は15日発の1泊2日で小梨平キャンプ場でテン泊する予定。あまり早く出発しても歩く距離は知れているので、ゆっくり目の朝7時に家を出発し、東海北陸道経由で平湯方面へ向かいます

因みに今更の紹介ではありますが、この時期の上高地は閉山期にあたり釜トンネル入り口部がゲートで閉鎖され、当然シャトルバスも運行していないため、タクシーでゲートまで行って徒歩で入山する必要があります
下調べしていたところ、冬季の平湯バスターミナルではタクシーが捕まらないようなので、今回は安房峠を超えて沢渡側に渡り、市営の第2駐車場に向かいました(この時期駐車場料金は無料です)本当はタクシーも予約しておいた方が良いようなのですが、今回は到着時刻も不定でしたので予約もせず駐車場へ・・・10時半前に到着すると、丁度客待ちのアルピコタクシーさんが1台いてラッキー。と言う訳で、早速準備を済ませお願いして釜トンネル入り口に向かいます

と言う訳で、11時過ぎにトンネル入り口で準備を済ませ早速出発。トンネル内は冬季でも電気が点いているとの記事も見かけていたのですが(情報が古かったのか?)今回は何故か消えていましたので、ヘッデンを装着してトンネル内部へ
トンネルの延長は1.35kmあり結構な登り勾配ですし、真っ暗なのでゆっくりと先に進みます。工事車両と思われるトラックも、結構な数が出入りしていたので気を付けながら歩道を進みました

ここからしばらくの区間は雪崩に注意と聞いていましたが、工事車両が通るおかげかしっかりと除雪されており、特に路面が凍結している様子もなかったので、靴のままでも問題ありませんでした。アイゼンを持ってくるか悩みつつ結局置いてきたのですが結果的には全く問題なかったですね。しかも、トンネルを抜けた先は晴天&雪景色が広がりテンションが上がります

しばらく進むと工事車両の進入路との分岐を過ぎ、登山道にも雪が・・・前方に大正池と岳沢が見え始め良い感じです(* ̄∇ ̄*)既にしっかりと踏み跡があり雪面も締っていたので、特にアイゼンやスノーシューが無くても問題無さそうな感じ。ではありましたが、折角持参したのでこの辺りからスノーシューを履いて先に進みます

さらに進むと、見慣れた建物が前方に見えてきました。大正池ホテルには12時頃到着しましたので、ここまで約1時間と言ったところでしょうか?結構な積雪量が残っている感じで、場所によっては通路が狭くなっているところもありました

しかし、時間が遅いせいかここまで誰にも会わず。この時期、結構な数の人が入山していると聞いていたのですが、思ったよりは入山者も少ないようですね。この景色を独り占め(二人占め?)出来るのが嬉しいような、もったいないような・・・と言うところで、大正池湖畔からみた焼岳はやっぱり格好が良かったです〜♪

この景色のすばらしさは写真では中々伝えられないですね・・・何と表現すればよいのか分かりませんが、お出かけした甲斐があったな〜と思いました。神々しいと言う表現が誇大では無くピッタリな感じです

と言うところで、テン泊地の小梨平を目指して先に進むことに。木道には手すり上部まで雪が積もっていました 。で、周囲の景色を楽しみながらのんびり歩いてましたが、12時50分頃に田代池に到着!途中何組か下山されるパーティーとすれ違いましたが、こちらにも誰もいませんでしたので、小休止して遅めの昼食をとることに。
奥に見えている霞沢岳と田代池の組み合わせが良い感じです。夏でも静謐な感じのする場所ですが、冬だとさらに神秘的ですね

で、のんびり周囲の景色を楽しみつつテン泊予定地の小梨平へ。流石に踏み跡の無い辺りは雪も深く、まずは設営箇所周辺を踏み固める作業を開始。沢方面への水汲みルートも合わせて確保し、設営を終えた頃は既に15時50分頃でした。
結局、設営に1時間以上かかった計算でしょうか?スコップが大活躍したので購入して行って大正解でしたね。テント後方に見えている山々と梓川が良い感じです。
夜中に風が強くなることも覚悟して、前後の張網部分にストックを使ったのがある意味失敗だったのかも。朝方の話ではありますが固まった雪から掘り出すのが大変でした。その点、持参した割り箸は効果絶大で、設営も簡単だし撤去も容易でしたのでおススメです。

因みに、この日は狙っていたわけでは無いのですが満月で、お月見しながら鍋&エビチリで夕食♪歩く距離が知れているので思い切り持ち込んだ豪華な夕食を楽しむことが出来ました。

二日目は早朝晴れていたので明神池まで散策した後に朝食を食べテントを撤収。結局夜は思ったよりも冷え込まず拍子抜け・・・折角寒冷地用のシュラフも持参したのですが、氷点下10度程しか冷え込まず暑いくらいでした(汗)

と言うところで雪が舞い始め、帰途は吹雪に。まあ、これも良い思い出と思いつつ、大正池ホテルの辺りでアルピコタクシーさんに電話し、お迎えをお願いして先に進みます。で、13時半頃にはゲートに到着し、タクシーで駐車場まで帰りました(アルピコさんは既に迎えに来てくれてました)と言う訳で、色々あって中々楽しめた上高地散策でしたが、これで終わりと言うのも名残惜しい気もしますねどね・・・

最後に、ずっと行って見たいと思っていた冬の上高地な訳ですが、初日の晴天&帰りの吹雪も合わせて思い出深い山行となりましたね・・・
条件次第なんでしょうが、思っていたほどハードルも高くなかったですし、こんなことなら悩む前にもっと早くお出かけしてきても良かったのかもしれないと思いました

日帰りであれば天候にかかわらず、それほど無理も無いと思います
ので、悩んで見える方は一度行って見ることをお勧めします

と言う訳で、誰かの参考になるのかどうか分かりませんが、冬の上高地散策記でした

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