白馬岳 大雪渓
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- GPS
- 08:50
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 2,130m
- 下り
- 2,129m
コースタイム
- 山行
- 8:14
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 8:54
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
長走沢のスノーブリッジは辛うじて生きていたが あと数日も持たないだろう |
写真
感想
乗鞍の翌日は白馬へ移動して大雪渓を目指す。
4時半に二股へ行くと20台くらい停まっていてびびる。厳冬期でもこの台数は見たことない気がする。人の気配がしないので、多くは幕営してるのだろう。
自分もMTBを出して出発。猿倉荘まで標高差は390mくらい。2度ほど押し歩きしたが50分で駐車場まで登れた。除雪は猿倉荘と駐車場の間まで進んでいた。来週には完了するだろう。
駐車場に自転車をデポしシールで出発。林道は問題なく通過するが長走沢の洗い越しはスノーブリッジがないように見えて渡渉した。
白馬尻まで行くとテントが10張近くある。みな主稜を目指しているのだろう。
高度を上げていくと大デブリが現れる。何とかこなしてしばらくすると、上部からガチャ類を満載した見るからに強そうな男女2人が降りてきた。いわく、3号尾根を目指したが雪が悪く撤退した。上部で幕営したが一晩中ドーンという雪崩の音が鳴り響いていて凄かった。気をつけてね。と。
忠告は有難く拝聴して先へ進む。ヤバそうな枝沢には近付かないようにするが、新しい雪崩が起きそうな感じはしない。雪崩の音も聞こえてこない。
3号尾根の2人を皮切りに登山者が次々と降りてくる。予想どおりほぼ全員が主稜を目標にしていた。板を担いで主稜を登ったらしいパーティも滑ってきた。雪は予想どおり緩んで白馬山荘までシールで登ることができた。
いつもは山荘の手前で板をデポするのだが、今日はよく見ると山荘の先まで雪が繋がっていそうだ。
結局2900m付近までシールで登れた。その先も雪庇は繋がっているので上を通ればシールで山頂まで行けそうだが、万が一崩れたら2号雪渓にダイブすることになる。無茶はせず最後は歩いて山頂へ。誰もいないかと思ったが栂池から来た登山者が1名休憩していた。
少し話をして写真を撮ったらデポ地へ戻って滑走開始。山荘周辺は地雷だらけだったが少し高度を落とすと昨日に引き続き快適なザラメとなる。一気に高度を落とした。
大デブリ帯は登りで目星をつけていたルートで回避できた。白馬尻まで戻るとまだ撤収中の登山者もいる。登りで渡渉した長走沢は上部に今にも崩れそうなスノーブリッジがあって通過できた。あとは林道を順調に滑って猿倉荘に戻ってくる。自転車を回収すれば、一気にかっ飛ばして11分で二股のゲートに帰還。今日もいい山だった。
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