早池峰山

2015年06月21日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 4.8km
• 登り: 664m
• 下り: 651m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:57
• 休憩: 0:10
• 合計: 5:07

9:00 小田越
11:18 天狗の滑り岩
11:26 剣ヶ峰分岐
11:26 門馬コース分岐
11:35 11:45 早池峰山頂避難小屋
11:52 剣ヶ峰分岐
12:00 天狗の滑り岩
14:07 ゴール地点

天候

晴時々くもり

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

車両規制の期間でした
30分おきのシャトルバス運行なので、不便はありません

コース状況／危険箇所等

危険個所はありませんが、岩はとても滑りやすかった。

写真

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撮影機器：

Canon EOS Kiss Digital N Canon

感想

damdamshoot

天気予報では、午後は大気の状態が非常に不安定で、雷雨などが起こりやすいということで、朝までどうしようかと思っていたが、せっかく早起きもしたことだし、まず行ってみようと家をでた。

家から約1時間半。
登山口までの車両の乗り入れ規制は聞いていたので、岳駐車場に車を停めてシャトルバスへ。シャトルバスは、30分おきに出ていて、到着した時は出たばかりで、30分ほど待つことに。

バスで30分ほど揺られ小田越登山口に到着。
横向きのシートで山道を揺られたせいか、妻はちょっと気分が悪くなったよう。

登山口では、携帯トイレ（400円）の購入を勧めていたので、使わないかもしれないけどとりあえず1個購入してみた。
何年前かは忘れたが、山頂のトイレの廃止についてニュースで報じていたのは覚えていたが、それまではボランティアでのし尿降ろしが行われていたとのことで、頭の下がる思いだ。そのことだけではなく、多くの方の努力で、貴重な自然が守られ、初心者でも山登りを楽しむことができる環境が保たれているんだなと改めて感謝をするところだ。

登山道初めは木道を、すぐに水（夜に降ったのかな）の流れる土の道に。
クマよけの一斗缶が3か所設置されていた。

林を抜けると岩場に。
バス酔いからまだ回復しない妻は、既にこの時点で調子が悪そう。
でも、初めて見るハヤチネウスユキソウなど数多く咲いていて、励まされながら頑張って登った。
また、時折振り返ってみると、薬師岳などの山々の風景が広がっていてとても美しかった。

それらに励まされながらも妻の疲れが見えてきたので、山頂までつかなくても、とりあえずあと1時間行けるところまで登って降りようということにした。
自分としても、雷雨に打たれるのは避けたい思いが強かったので、無理に時間をかけて登らないことを選んだ。
しかも、雲が流れてきたりして天気の悪化も予感させられ、早い時間に山を降りてしまったほうがいいかなと思っていたのだ。

五合目を少し過ぎたところで、妻が「待ってるから一人で頂上まで行ってきて」と言ったのだが、おそらく戻ってくるまで1時間ほどかかるだろうし、その間一人で待たせて雨でも降ったらかわいそうだなと思ったが、せっかく来たのにとの妻の想いで、ここで戻ったら申し訳ないとのことだろうと、五合目ところで待っているように言って一人で頂上を目指した。

なるべく早く戻ってこようと、ちょっとペースを上げて登った。
そのため、次第に脚に乳酸が溜まってきているのがわかってくるが、それでも何とか急いだ。
途中、ハシゴが出てきたが、石上山の直角のハシゴを先日経験しているので、それほど恐怖感はなかったが、手には力がかなり入った。
山頂付近になり木道に変わりホッとして、更に足を速めた。
山頂には、20人ほどの人達が昼食を楽しんでいたが、周りは雲で眺望は全くなかった。

昼食もそこそこに下山を開始。

ハシゴを一つ降りたら、ロープのほうに妻の姿が。
びっくりしたが、後で聞いたら、待ってる時に「一人で登って楽しいのかな」と言って通り過ぎた人の声が聞こえて、待っていられなくなっていたとのことで、他のグループの後ろにつくようにして登ってきたのだそうだ。

それ程の距離が残ってるわけではないので山頂までとも思ったのだが、時間が遅くなり天気の崩れも心配なこともあったので、申し訳なかったが断念をした。
せっかくなので記念にハシゴは登った。
昼食も食べていないとこことだったので、五合目まで降りて、当初の待ち合わせ場所で妻は遅い昼食を。

下りは滑る岩に十分注意しながら歩き、最後には雨が落ちてきたので、傘をさしながら。
でも、本降りにはならず、無事登山口に到着。

今度はもっと早い時間に来て、十分な時間で一緒に山頂に立ちたいと思った。

日本百名山（2）　東北百名山（3）