裏妙義/木戸壁右カンテ～木戸の頭

2024年04月14日(日) [日帰り]

• GPS: 08:32
• 距離: 4.6km
• 登り: 1,148m
• 下り: 1,132m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:50
• 休憩: 6:42
• 合計: 8:32

距離 4.6km 登り 1,149m 下り 1,149m

8:04 国民宿舎裏妙義（閉館）
9:24 16:06 木戸の頭
16:36 国民宿舎裏妙義（閉館）

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国民宿舎みょうぎ（跡）P利用

コース状況／危険箇所等

国民宿舎みょうぎを出発して丁須の頭への登山道を進み、鎖場が出てくる手前で右へ。
左手に岩壁を見ながら進みボルトが見えたらそこがスタート地点です。

その他周辺情報

この手の山行をするとよくある事ですが、今回GPSが迷子になっちゃってますのでログの軌跡や標高差は参考になりません。
あと3名による変則リードと、貸切だったので一服休憩多めのまったり行程につき行動時間は長めです。

写真

4/14 7:58

hirosio）桜満開の妙義からオハヨウゴザイマス。

4/14 8:20

hirosio）久しぶりにやってきました裏妙義。はじめての木戸壁右カンテへ、いざ。

4/14 8:45

hirosio）30分ほど登山道を歩いた後、木戸壁の基部を巻いてゆきます。

4/14 8:46

hirosio）ボルトが見えたら取り付き地点。

4/14 9:11

hirosio）見上げるとこんな感じ。

4/14 9:20

hirosio）1P（トポだと1・2p）リードhirosio
出だしの被り気味を登ってテラスまで。写真はテラスから見下ろし。ロープに余裕があるのでもう少し伸ばすことにしました。

4/14 9:39

hirosio）終了点より。1コ前の写真と比べてだいぶ高度が出てきました。
ちなみにクイックドローを15本+αほど持って出撃しましたが前半調子こいて連打した結果、後半節約する羽目にになりました（笑）
足りましたけど噂通りのボルトの多さてした。

4/14 10:41

hirosio）2p リードshigedonさん
トポだと3Pにあたる部分。
フェイスを右上した後直上し松の木テラスまで。
写真は終了点の松の木テラスから次ピッチ。

2P終了点のバンドは狭く、3P終了点の松の木テラスは結構広いです。トポでは1・2Pリンク可とありましたが、3名PTなど人数多いならアルパインドローとかで屈曲対策して2・3Pリンクのほうが快適かなぁ。

4/14 11:04

hirosio）終了点はどこも整備されてます。

hirosio）3P リードhirosio
トポでは4Pとされているピッチ。核心とされてるところ？
まず右上した後、ちょいハングを超えて上へ。

4/14 11:14

hirosio）3P終了点よりフォロー2名をお迎え中。
なかなかの高度感ですねぇ

4/14 11:59

hirosio）4P リードIPPOさん
トポ上の5Pと6P部分をリンク。
こちらで木戸壁右カンテ終了。IPPOさん落ち着いたリードでした。

4/14 11:49

hirosio）終了点に付けられた標識。

hirosio）5P？トラバース。
多分行けそうだけど…ルンゼから先が見えないし落ちると⚪︎んじゃうので確保しました。
なお支点は右カンテ終了点と出だしの岩にタイオフされた残置捨て縄くらいで、あとは取れそうにありません。

4/14 12:35

hirosio）トラバースが終わってルンゼ内に土が詰まってるような所を2mほど登り立木で支点取り。
土はグズグズで踏むと崩れてくるのが嫌でした。左側に溜まってる薮か枝みたいなのは腐ってるか根が浅いかで手掛かりになりませんでしたので、写真中央の太い木の根で一応中間支点を取って右側の岩をホールドにして登りました。

4/14 12:58

hirosio）6P リードshigedonさん
ルンゼ内の土テラスから10mくらいをステミングしつつ登る。
途中2箇所ほどリングボルト、あとはドアノブ状の岩にスリングで中間支点。終了点は立木で。

4/14 13:17

hirosio）フォローで続くIPPOさん。

4/14 13:23

hirosio）通称「悪魔の爪痕」というそうな。

4/14 13:42

hirosio）7P リードshigedonさん
悪魔の爪痕の右側を登攀。傾斜が強い出だし数メートルが核心部でしょうか。
ぶっといピトンと曲がったリングボルトが出だし部分に、途中にいくつかリングボルトあり。

hirosio）7P 悪魔の爪痕を抜け、ナイフリッジを超えた所までロープを伸ばされていました。

4/14 14:23

hirosio）そこからは歩きで木戸の頭まで。

4/14 14:25

hirosio）木戸の頭へ到着！

4/14 15:00

hirosio）帰路は懸垂下降で。
1P 木戸の頭標識立木に付いていた残置支点を利用して北方向へ

4/14 15:04

hirosio）懸垂下降1P終了後、西方向に走るルンゼへ。少し足場が悪いですが暫くクライムダウンするとフィックスロープがありました。

4/14 15:22

hirosio）懸垂下降2P
フィックスロープを辿って終点にあった立木から懸垂下降。

4/14 15:23

hirosio）懸垂下降して降り立ったところに残置支点がありました。

hirosio）懸垂下降3P
先が見えないし薮と岩で引っかかりやすいので、3回の懸垂下降を通じてロープを袋に詰め詰めして腰にぶら下げておきました。

4/14 15:50

hirosio）懸垂下降中。

4/14 15:59

hirosio）3Pの懸垂下降を終えた後、少しクライムダウンして登山道へ合流しました。

4/14 16:19

hirosio）あとは登山道を降りて下山です。

hirosio）shigedonさん撮影。
わたし、妙義というか西上州は秋から冬にしか行かなかった（薮岩かアイスかの2択的な）ので、そういえば春の花咲く妙義は初めてでした。綺麗なものですねぇ。

shigedonさんIPPOさん、ありがとうございました！また宜しくお願いします！

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

hirosio

先日の腰越の立岩でshigedonさんにお誘いを受けて、IPPOさんと共に裏妙義の木戸壁右カンテへ行ってまいりました。

いつも西上州は秋か冬に訪れてるので、「だいたい茶色。」なイメージしかなかったですが今回は桜咲く綺麗な景色。いいですねぇ。

当日は良い天気でしたが貸切で、出たと情報のあったヒルにも遭遇せずで、快適なゆるパインを楽しめました。